仕事上での嫌がらせへの正しい対処法とは?体験談から分かったその方法

今回紹介するのは、仕事上での嫌がらせに対する正しい対処法についてです。

仕事の嫌がらせ
仕事の嫌がらせ
仕事をするうえで、嫉妬を妬かれたり、ストレスのはけ口にされたりなど、嫌がらせを受けている人も少なくないと思います。

自分自身が真っ当な仕事をしていても、嫌がらせというトラブルに巻き込まれる人は非常に多いようです。

どこに出ても恥ずかしくないぐらいの仕事をしているだけに、嫌がらせというトラブルに巻き込まれると、逆に大きく悩んでしまうものです。

今回はそんな仕事上での嫌がらせに関して、正しい対処法について紹介していきたいと思います。

実際自分が嫌がらせを受けていると、周りの人には分かってもらえない非常に苦しい思いをしますので、その悩みを解決できるように分かりやすく紹介していきたいと思います。

仕事での嫌がらせに悩んでいる方は、今回の記事を是非参考にしてください。

今回は、同じようなトラブルに巻き込まれた体験談をもとに、その対処法を紹介していきたいと思います。

同じような悩みを抱えている方にとって、非常に参考になる体験談になっていますので、是非体験談もじっくりと読んでください。

仕事で嫌がらせに悩まされた体験談

嫌がらせに悩む人
嫌がらせに悩む人

嫉妬からくる嫌がらせ

私の職場にはラインマネージャーがおり、私の働いているセクションは当時3人チームで働く場所でした。

チームには一人のリーダーがおり、私はそのリーダーに従って働いていました。

リーダーはとても良い人でしたが、もう一人の同僚は嘘が多く、とても自己中心的で文句が多い同僚でした。

嫉妬心も深く、仕事上で私が褒められたり、他の仕事もどんどん任されていく私に対していじわるをしてきました。

私が言ってもいないことを言い振らしたり、他のセクションのスタッフに私の悪口を言ったり、それはもうひどいことを沢山されました。

しかし彼女は、誰に対してもそのようにしていたので、他のスタッフもその事を分かっているようでした。

人の悪口というのは一人歩きをするもので、私の噂はどんどん広がっていきました。

もちろん私のセクション以外の場所にもどんどん広がっていき、私を無視する人や関係がないのに陰口を流す人さえ出てきました。

私のロッカーに汚いちりがみが入っていたこともありました。

私はマネージャーにそのような悪さをしているスタッフがいると通告だけはしていましたが、他の人にその話をしたり、同僚が陰口をたたいていると言ったりすることだけはしませんでした。

嫌がらせへの対抗心

その時の私の対応は、とにかく真面目に働き、誰の陰口も言わず、正当な方法で同僚を懲らしめてやろうと思ったのです。

そして私が正しく振るまえばふるまうほど、同僚は怒って悪さをどんどんするようになりました。

その結果周囲の人の目から見ても、彼女が悪いなという事はだんだん分かってきたのです。

そうなってもまだ彼女の肩を持つ人も少数ですがいました。

そういうスタッフは彼女と同類だということも判断できたので、私にとっては、彼女以外にも何かあったら手のひらを返すような人が何人かいるんだという事が分かりました。

その反面、黙って私のサポートをしてくれる良い人も現れました。正しく堅いアドバイスをそっと教えてくれたり、仕事のできをきちんとほめてくれたりしました。

真面目に働いた結果

結局彼女は、自分の立場を自分で追いつめてしまい、職場を去っていきました。

私は彼女が大嫌いでしたが、今では彼女のおかげで一緒に働いているスタッフの誰が良いスタッフで誰が癖のあるスタッフなのかがよく分かりました。

彼女が去った今では、とても働きやすい職場になりましたが、その上良いスタッフだけとお付き合いをしながらお互いに高め合い、良い仕事がこれからもできるように振る舞えるようになり、彼女には感謝しているぐらいです。

私が仕事場を去るという方法もあったかもしれませんし、ラインマネージャーにもっと文句を言って、彼女をどうにかしてもらうこともできたかもしれません。

ただ、私がそうしないで自分自身のやり方で解決しようと思った結果、彼女は自分が信頼していたスタッフにまで裏切られた形で仕事を辞めていきました。

辞めた後も、会社の上司に文句のメールを送り付けてきたり、会社の周囲をうろついて、現在も働いているスタッフから内情を聞き出して、今度は顧客にまで悪い噂を流そうとしています。

非常にたちが悪い人種だと感じます。

そういった性格的にストーカーに近い人もいるので、やはり正面切って衝突するよりも、当たらず触らずで、人間関係には注意することが必要だなと思いました。

ただ、そういう人と仲良くしてしまうと、問題は起きないかもしれませんが、同類だと思われても困るので、自分自身が正しいふるまいをしてそういった人を近づけず、かつ、忍耐していればいつか良い状態になるのだと強く感じました。

要は、自分の確固たる姿勢が大切なのであって、黙っていても姿勢が正しければ道は開けるに違いないと思います。

仕事で嫌がらせを受けた時に大切な事

大切な事
大切な事

仕返しをするという考え

体験談の様に、仕事上での嫌がらせに屈せずに、自分の仕事を貫くというのは、すごい精神力が必要な事です。

しかし、相手の行動を許さずに、それに対抗していこうというのも、すごい精神力を必要とします。

結局は、あなた自身に非があるにせよ、全くないにせよ、嫌がらせを受けた場合の対処法というのは、精神力を使うものなのです。

相手に対抗しようとして、私は間違っていないと強気に出るのもストレスが溜まりますし、気にしない様にと頑張ったところでストレスは溜まってしまいます。

そんな時に一番大切なのは、あなたの考え方になります。嫌がらせを受けたことによって、対抗するのも、無理して気にしない様にとするのも、結局はあなた自身のストレスを溜めるのならば、考え方を変えるしか方法はありません。

考え方を変えるというのは、もしかしたら今のあなたには無理な事に感じるかもしれません。

しかし、一度無理やりにでも考え方を変えてみれば、自分でも驚くほどスムーズに事は運びます。

今の感情では、考え方を変えるというのは、すごく難しく感じるかもしれませんが、一度試してみれば意外なほど簡単に出来てしまうものです。

社会という非常に難しい世界で生きていくのですから、この考え方の転換というものは非常に役に立ちます。

もう一度言いますが、それは無理などと決して言わずに、一度でいいので試してみてください。

自分でも見えていなかった、新しい自分がきっと見えてくるはずです。

今まで腹が立っていた事や、許せなかったことが、驚くほど気にならなくなると思います。

そしてそうなってしまえば、どうしても許せなかった相手も、可哀そうな相手に見えてくるようになります。

この考えをしようとした、そしてそれをやって一回り成長したあなたにとって、今まで許せなかった相手は子供の様に可哀そうに見えてきます。

人間というものは、こういった経験を重ねる事によって成長していきます。

受け入れる事があなたの負けという事では決してありません。是非一度試してみて、今まで悩んでいた悩みがいかにくだらない事だったかを知ってください。

そうする事が、結局はあなたのストレスを軽減させ、そして相手の嫌がらせを終わらせる一番の方法となるはずです。