友達と喧嘩して仲直り出来ずにいる方にひとつだけ考えてほしい事

今回紹介するのは、友達と喧嘩して仲直りが出来ないでいる方に知ってほしい、非常に大切な事になります。

仲の良い友達と、ちょっとしたことから意見が食い違ってしまう事は良くあることです。

それでそのまま付き合いがなくなる方もいますし、すぐに仲直りする人もいると思います。

しかしこんな問題が起きた時に一番大切なのは、実はこんなことではありません。

先にも述べましたが、こんなことはこれからの人生でもちょくちょく経験する事だと思います。

そう考えれば、問題の本質を見極める能力より、もっと大切なものがあることに気付くはずです。

そんな状況での大切な事というのを今回は紹介していきたいと思います。

まずは、同じような状況で悩んだ体験談をご覧いただき、その後大切な事を紹介していきます。

体験談の方も、同じような事で悩んでいる人にとっては、非常に参考になるものになっていますので、必ずご覧ください。

友達と喧嘩をして仲直り出来ずにいた体験談

仲の良い友達との喧嘩

学生のときに友達とケンカをしたことがありました。

理由は、Aさんが勉強している時に、私がAさんに遊ぼうともちかけたところ、Aさんが今勉強中だから遊べないと誘いを断ったのに対して、ちょっと嫌味を言ってしまい、それからその友達と口喧嘩になり、話さなくなってしまいました。

口喧嘩も相当すごい言い合いで、毎日悪口を言い合うような感じでした。

ただ、殴り合いとかにはならなかったのはよかったとは思いますが。

その後本当に話さなくなり、学年が上がった時にクラスが同じになり、何とか仲直りすることができました。

結果的には6ヶ月くらい話さなかったと思います。

部活も同じだったのですが、部活中も話さなかったので、周りの人にも影響し、彼は学年の中でも結構な人気者だったため、一時期友達が半分以上減ってしまいました。

しかし、私も頑固だったので、なかなか謝ろうとしなかったのです。

喧嘩した後、最初はAさんが悪いと思っていましたが、後からは私が悪いのかなと思い始めていました。

仲直りのきっかけ

当時はやっぱり謝ることが恥ずかしく、なかなか言い出せないものでした。

仲直りしたキッカケは、クラスが同じになった時に、たまたま同じグループになって、席も隣になることがありました。

その時に、グループでの話し合いの時に先生からしっかり話し合うように言われ、友達の仲介もあり、二人とも謝ったことで仲直りすることができました。

その後は、一度も喧嘩をすることはなかったし、今では一番仲の良い友達だと思っています。

友達と喧嘩して仲直りするために大事な事

体験者が考える仲直りで大切な事

その時の考え方は、自分も悪いとは思うが相手の方も悪いから、相手から謝るまでは許さないとか、他の友達は自分の方が正しいと思ってくれると思っていたと思います。

自分が大好きだったのかもしれないと今では思います。

しかし結果は、友達のほとんどがAさんの方が正しいと思いAさんに付いていき、さらに私自身も、よくよく考えたら悪いのは私の方だったと思います。

そして、早く謝っていたらなと思いました。だけど、それによって学べたことも本当に多かったと今では思います。

今考えたら、解決方法は本当に簡単で最初に嫌味を言っていなければよかったなと思います。

しかし、私が悪いのは分かりきっていることですが、喧嘩はあることなので、自分が悪いと思った時に、自分からすんなり謝っていたらすぐに解決したのでは?と思います。

相手から謝るのを待ったのが一番の原因だと思います。

しかし、当時はそれが分からなかったので、それが学べたと考えるとプラスなのかなと今は思います。

そして、Aさんとの絆も深まったのでよかったのかな?と感じています。

そして、ケンカしている時に私の方が悪いとおもっているにも関わらず、自分に話しかけてくれた友達とも仲良くできているので、それもケンカがなかったら、気付くことができなかった事なのかなとしみじみ感じます。

今考えると解決策は書いたようにたくさんありますが、その時にやったことは絶対に無駄ではないんだなと思います。

私はケンカしたその後、人と口論はあっても、話さなくなったということや嫌いになったということはないです。これらもそのケンカのおかげだと思ってます。

友達と喧嘩した時に大切な事

友達と喧嘩している状況のあなたは、その感情に囚われすぎて、見えなくなっているものはたくさんあると思います。

まず、友達と喧嘩するという事は、どちらが悪いにせよ後から必ず後悔します。

相手が悪い、自分は悪くない、もしかしたら自分が悪いのかもしれない、と考えている時点で後から後悔してしまう事になりやすいと思います。

最初にあなたに気付いてほしい事は、あなたがそれだけ悩んでいるという事は、それだけ相手があなたにとって大切な人だという事です。

そして人間ですから、人との付き合いの中で間違った対応をしてしまう事は誰にだって一度や二度、いやもっとあると思います。

どちらが悪いという事に囚われすぎず、間違いは誰にだってあるという事をまずは認識しなければなりません。

そう考えない事には、あなたにとっても相手との関係にとっても、何の成長もないまま時間が過ぎてしまいます。

体験者も言っている通り、これだけの問題が起きて、そしてそれだけ悩んでいるのならば、あなたの人生にとって意味のある出来事なのは、ほぼ間違いありません。

それだけの経験をしたのですから、この問題によって成長しなければ、あなたの人生に何の意味もない出来事になってしまいます。

そして、今後同じような事が起こった場合に、あなたはまた答えを見つける事が出来なくなってしまいます。

そうなる事を避けるためにも、どっちが悪いという事に縛られ過ぎずに、大切だと思える友達との関係修復に尽力する方が良いと思います。

関係を修復しようと行動したからと言って、あなたが悪いという事を認めたというわけではありません。

人と人との関わりですから、そういう行動をとってしまうと自分が悪いと認めたことになると思っているかもしれませんが、結果的にはこれは真逆の事になります。

より先に関係修復に動いた方が、人として大きな人物として周りに思われますし、実際あなたは大きな器を持った人間になれると思います。

学生にしろ社会人にしろ、こういった問題はちょくちょく起こってしまいます。

大事なのは、どちらが正しいのかを証明する事ではなく、人間関係をより良好にするために動ける人が周りから信頼を集めます。

本当に小さなプライドを守る為よりも、あなたの今後の人生の為にも、関係修復する気持ちと言うものを一番に考えてほしいと思います。