同僚にイライラしている人は要注意!あなたは気付いていますか?

今回紹介するのは、同僚にイライラしている人に気付いてほしい大事な事です。

社会で生きている限り、同僚や後輩、時には上司にイライラしてしまう事は多いと思います。

その事は自分自身へのストレスになり、そして相手との人間関係の悪化にもつながります。

かといって気にしない様にしようとしても、余計に気になったり、相手へのイライラが増えていったりとなかなか簡単にはいきません。

そんな状況のあなたに、なぜそうなってしまうのかを紹介していきます。これを知っておかないと、今の相手だけでなく、今後のあなたの社会人としての付き合いでもまた同じことに悩まされてしまいます。

今回の記事を参考にして、是非悠々自適な社会人生活を送ってください。

まずは、同僚にイライラした体験談をご覧いただき、その後にあなたに気付いてほしい大事な事を紹介していきます。

体験談の方も、同じような体験をしている人を第三者的な目で見る事によって、参考になる部分がたくさんあると思いますので、是非ご覧ください。

同僚にイライラした体験談

同僚とのすれ違い

私は以前勤務していた職場で、同僚との関係が悪くなってしまった苦い思い出があります。

入社したころ、とても仲の良い同期がいました。よく仕事帰りに食事に行ったり、休日も遊んだりして、友達感覚で打ち解けられる関係だったのです。

当然仕事の相談などもし合ったりして、互いに励まし合っていたのですが、勤務年数が長くなるにつれて、それぞれの考え方がいつのまにか変わっていました。

勤務年数が長くなるとお互いの立場が変わったり、仕事量が変わってきたりします。

仕事のストレスから、徐々に休日に遊んだりすることはなくなっていきました。

それでも私は自分のストレスを解消するために、同期に一方的に仕事の愚痴や相談などはし続けていたのです。

ちょうど私の仕事からくるストレスも最大の時期だったため、誰かに話さずにはいられなかった時の事です。

初めのうちは静かに聞いてくれていた同期ですが、日を追うごとに対応がそっけなくなってきました。

その態度に私はイライラし、その態度に対して遠慮なく文句を言ったりしました。

そんな関係が続いたある日、同期も我慢が限界だったようで、一気にストレスが爆発し、まったく話を聞いてくれなくなりました。

その後の同僚との関係

おそらく私がすぐ謝れば良かったのですが、当時の私はなんで怒るんだと逆にイライラし、相手がどう思っているかなんて考えもしなかったのです。

同期は同期で、その頃仕事だけではなくプライベートでの悩みも抱えていたんだと思います。

そんなことは露知らず、私は二人の関係性を改善させる努力もせず、他の同僚が気を遣っていることもお構いなしで自分の仕事をひたすらこなしていました。

余りにも改善されないので上司が心配して仲を取り持とうとしてくれたのですが、私はもうあとには引けず、話し合いをする気も起こりませんでした。

結局私が仕事を辞めるまでの数年間、二人の間にはピリピリした雰囲気が漂っていました。その同期とはもちろん今も連絡をとっていません。

同僚にイライラする原因

体験者の考える原因

当時の私は仕事の忙しさから、自分のことしか見えていませんでした。

なぜ私だけこんなに忙しいのとか、私がこんなに遅くまで仕事しているのになぜ誰も声をかけてくれないのかなど、すべてを周りのせいにしていたのです。

そんなイライラを同期にぶつけてしまったわけですが、今考えれば同期は同期で自分のことで精一杯だったのかもしれません。

私に人を思いやる余裕があれば、相手がどういう状況か見極める力があれば、こんな喧嘩はしなかったかもしれません。

せめて上司が声をかけてくれたときに話し合っておくべきだったかなと思います。

自分の置かれている状況が辛くてつい当たってしまった、助けてほしかったと素直に言えば、相手も少しは納得してくれたでしょうか。

少なくとも絶縁するまでの関係性にはならなかったと思います。
私は普段も無意識に何かあるとつい周りのせいにしているようで、時々周りの人から指摘を受けます。

私自身の考え方を変えない限り、今回のようなことは続くはずです。

人には人それぞれの考え方があり、まずはそれぞれの考え方を理解した上で自分はどう接するべきか、落ち着いて考えていきたいです。

同僚にイライラしている人に分かってほしい事

あなたが仕事をするうえで、同僚にイライラしているの理由は何でしょうか?相手の態度、仕事ぶり、話し方などいろいろな理由があると思います。

もしそれが生理的に合わないという理由だとしたら、しょうがないと言える場面もあるかもしれません。

しかし、ほとんどの人はこれからもずっと、社会という枠組みで働いて行くことになります。

学生時代の様に、気が合うと思い込んでいる人とばかり仲よくするというやり方は通用しません。

学生時代も、同じクラスに気の合う仲間というものはそんなに多くないと思います。社会もそれと一緒で、出会う人のほとんどが合わないと感じるような人ばかりだと思います。

つまり社会で働いていくには、この考え方自体が間違った考えとなってしまいます。

よく学生時代のような考えでは社会でやっていけない、と言われますがこの事もその一つだと思います。

同僚に対して合わないと思っている方は一度考え直して、もう一度一から相手と向き合ってみると、違う見え方がしてくると思います。

そして体験談の様に、いつからか同僚にイライラしているという人にとって、大切な事をこれから紹介していきます。

一緒に仕事をやっていく、もしくは近い場所で仕事をしていると、友達付き合いとは違っていろいろなすれ違いが出てきます。

そんな時に考えるべき事をしっかり考えなければ、同僚との関係も悪化してしまいますし、体験談の様に疎遠になってしまう可能性もあります。

これは同僚だけに言える話ではなく、先輩でも後輩でも同じ職場の人みんなに言える事です。

人それぞれ考え方があるように、仕事の仕方と言うのも人によって変わってきます。その仕事ぶりを良ととるか悪ととるかはあなた次第になってきます。

仮にあなたが悪いと感じたとしても、他の人から見れば良となる場合ももちろんあります。

仕事の結果は別として、その過程の仕事のやり方というのは、人によって受け取り方は様々です。

そしてこれが一番大事な事なのですが、人はずっと良い仕事をやり続けられる訳ではありません。

あなた自身は、仕事を1週間、1ヶ月、1年とやり続けている事と思いますが、ずっと同じような精神状態で働いているでしょうか?

プライベートな事で悩んでいたり、体調が悪かったり、上司への不満で目の前の仕事に身が入らなかったり、1年の中で様々な精神状態があると思います。

しかしそれはあなたの問題であって、周りの人から見れば納得のいかない仕事ぶりになるかもしれません。

これと同じように、仕事に限らず人と話をする時、一緒に食事をする時、通勤する時、様々な場面で人の精神状態は、行動に影響を与えます。

体験談のように、これまで当たり前だった愚痴を聞いてもらうという事がきっかけで、仲が悪くなったというのは、この事が大きく関係しています。

体験者が言っているように、相手の精神状態が悪い時だったのかもしれませんが、一番大切なのは相手の事を考えていたかという部分です。

ただでさえ、何度も言うように相手にも精神的な浮き沈みがあります。そんな状態なのに、毎回毎回同じように愚痴を聞かされたら、怒ってしまう事もあると思います。

しかし、相手の事もしっかり考え、相手の言動や行動や表情をしっかり日ごろから見ていれば、相手の変化に気付いたはずです。

気づいていれば、自分の愚痴をこぼすよりも、どうしたのか相手に問いかけるはずです。

それができなかったということは、相手の事を気遣っていなかった何よりの証拠になります。

社会で働いている以上は、同僚にイライラしたりもするとは思います。しかし、その時に一番大事なのは、相手の事も考えてあげるという事です。

イライラしている自分の感情ばかり考えていると、ますます相手の事が分からなくなり、自分の中の怒りは大きくなってしまいます。

ただただ同僚にイライラしているよりも、まずは相手の事をしっかり知って、そして普段から相手の事も考えてあげる。これが大切な事です。

こういう考えを普段から持つことにより、相手との関係だけでなく、あなた自身がイライラする事が減って、自分のストレス軽減にも繋がります。

それが社会で楽しく円満に生きていく方法ですので、イライラした時こそ思い出して、是非あなたの人生に役立てるようにしてください。