嫌いな上司との付き合い方を理不尽な上司に悩んだ体験談から学ぶ

今回は職場のムカつく上司にについての体験談です。
一日のうちの3分の1以上は職場での時間です。

スタッフと力を合わせて仕事を仕上げていく、大変さもありますがやりがいや充実感もあります。

しかし、その職場にムカつく上司が居て人間関係が崩れ、ぎくしゃくしてしまうと、できるものもできなくなり、自分の力も発揮できなくなってしまいます。

また、長い時間拘束されているわけですから、うまくいかないから別の場へなどと簡単にもいきません。心身ともに病んでしまう前に手を打つ必要があります。

そういう状況で悩んでいる方のために、今回は職場のムカつく上司に悩まされた体験談から、そう言う人との接し方を考えていきたいと思います。

ムカつく上司に悩まされた体験談

今回はムカつく職場の上司についての体験談です。
温厚な人柄で、普通にしゃべったり、飲み会の席では楽しく過ごせているのですが、いろいろ問題を抱えた方でした。

まずは上司ということで押し付けがとてもひどいという点です。
わたしはあなたたちの上司なのだから指示されたことは絶対ですからねという感じが、言葉や態度にあふれかえっています。

困るのは会議の中で。全体でこれがいいであろうと流れが決まっていても、このムカつく上司がうんと言わなけらば何も決まらないことです。

少しへそを曲げたり、自分の意に沿わない内容だとすぐにだめだと首を横に振ります。

単に説明の言い方が不十分だとか、こいつちょっと上司を立てていないなという感じの時はなおさらです。

有無を言わさず却下になります。船体ではとてもいい案で、全員賛同でもだめです。

逆に、この方に取り入れば適当な企画でも簡単に通ってしまい、まわりは大迷惑ということもあります。

しかもこのムカつく上司は自分からは仕事に関わらず、すぐに帰ってしまいます。

仕事で頭を悩ます前に、この上司にどう気に入ってもらえるかでまず考え込んでしまいます。

別のところにエネルギーを使いすぎてしまいます。
さらにこの上司は、本人のいないところでその人の悪口を平気でいい散らかします。

その人がいるときはやたらと褒めるのにです。ということは、自分もその場にいない時には同じように言われているんだろうなと想像がつきます。

そんなムカつく上司の下では、その人を信頼してついていこうと気にはなれません。
なので職場の中も、上司よりの人たちと、そんな上司と距離を置く人たちとに分かれています。

普段はそんなこともなく一緒にできてはいますが、いざというときはなかなか信頼して一生懸命にという感じにはなれません。

それが仕事の結果や業績にも表れているような気がしています。
自分はそのどちらにも入りたくないのですが、間に挟まれて苦労することも多々あります。

上手に立ち回ればいいのですが、そんなに器用でもありません。落ち込むばかりです。

上司によってその職場の雰囲気というものは決まってしまいます。

やはり、リーダーの素質というものはとても大事ですね。とはいえそうではない人の下で働くこともあります。

そういう時は、まずは割り切りです。人間的にはそう問題ない人ならあたり障りのない話をして、仕事の時は上司の指示にしたがう。

盾突いても、上司なのですからいいことはありません。割り切って自分の責任の仕事をしっかり果たすことです。

しかし、そうはいってもという場合もあります。そんなときは前もっての相談が有効です。

いきなり上司に案件を持って行って承認を、といってもなかなか意に沿わないこともあります。

仕事の途中途中で相談のような形でアドバイスを求めに行ってはどうでしょうか。

相手も相談に来られれば悪い気はしません。何度も丁寧に行くことで、相手も自分の仕事の流れに引き込み、一枚かませることにもなります。

そうすれば会議などでも、そう無下にだめだとも言わなくなるものです。

また、やはりコミュニケーションは大事です。普段から雑談でもいいのでその人と話すことで、ああこの人はこんな人なんだ、こんな一面もあるんだということがわかります。

相手に困ったということに加え、相手の見方を自分から変えることも必要です。

今回の体験談、一番学ばなければならないのは、相手の見方を自分から変えるという事です。

自分が不満に思っている人がいると、職場などでは特にその人が気になってしまうものです。

一度その人の事が気になってしまうと、その人の悪いところばかりが気になってしまいます。

そうなると、相手の事が益々ムカつくようになってしまい、悪循環となってしまいます。

社会という場でだけでなく、こういった先入観は、人の人間関係を乱してしまいます。

我慢しろという事ではないのですが、時にはこういう流す作業も重要になってきます。

相手の不満ばかり見ていても、絶対に自分に得な事などありません。

それならば、相手の悪いところを見るばかりでなく、素直に相手に話をして、そしてそういう相手でも、良いところを見つけて付き合っていくのが自分自身にとってもプラスになるはずです。

仮にこういう考えができなかったとしても、自分自身で相手の悪いところを悪いと決めつけるのは良くありません。

相手にも考えがあって、あえてそういう行動に出ている場合もありますので、どちらにせよ相手の行動を良く見て、相手の良いところも見る心が必要になります。

世の中には、様々な人がいて、そしてその様々な人が色々と日常から考えながら生活していますので、自分のちょっとした目で見たことが全てではないことがよくあります。

その事を簡単に見極めるのは非常に難しい事ですので、まずは相手の悪いところを流して、そして相手の良いところを見つけてから解決していくのが最善の方法だと思います。

いざ自分がこういった状況の置かれると、相手への不満が先行しがちになりますが、一度冷静な目で相手を見極められるように精進して下さい。

それがきっとあなたにとっても、より良い人生への近道となるはずです。