噂話の好きな人の心理や対処法を体験談から考える

今回紹介するのは、噂話が好きな人に悩まされた体験談です。

噂話に付き合わされて、悩んでいる方も多いと思います。

今回の体験談では、そんな噂話に付き合わないように対処した体験談なので、そんな悩みを持った方にとても参考になると思います。

そんな体験談から、噂話が好きな人の心理や対処法を考えていきたいと思います。

噂話が好きな人を撃退した対処法

職場というものは、本来仕事をするところです。それなのに、仕事そっちのけで、他の事に専念する人というのが、どの職場にもいます。

そういう人は、当たり前ですが、多くの人に敬遠されがちです。
だれだって、その人に巻き込まれて、自分の仕事を邪魔されたくないし、他の人と、健全な関係を築きたいと思っていますから。

だからそういう人は、自分を相手にしてくれる人を常に探しているのです。

もし、そのターゲットがあなただったら。

大丈夫です。私もターゲットにされましたが、見事に撃退しましたよ!

私が今の部署に配属になったのは、3年前でした。

移動したばかりで、知り合いがいなかった私に親しげに声をかけてくれたのが、Aさんでした。
彼女はわたしより一年先輩で、明るくおしゃれで、ひとなつっこい感じでした。

初日に彼女にランチに誘われました。
私はあまり贅沢をしたくなくて、お弁当を作ったり、コンビニで買ったりしてお昼を済ませていたのですが、
その日はたまたま持っていなかったのでせっかく誘ってくれたし、付き合うことに。

彼女についてゆくと、そこはランチ1500円のお店でした。
高いな~と思いつつ、まあ初めましてということで。
表面上は喜んでランチをしたのですが、最初から彼女の話は、同じ部署の上司や、同僚の噂話ばかりでした。

それも、いい話ではなく、遠回しでしたが、要するに悪口。
まだ、新しい部署の人のことをよくわからない人のことばかりですので、否定も肯定もできません。

私は、「そうなんですか?」と小さな声でつぶやくばかりでした。

彼女にあまりいい印象を持たなかった私は、次の日は朝早く起きてしっかりお弁当を作り持参して、彼女とランチに行かないでもいいように準備しました。

ところがです。お弁当を持ってきたと言っているのに、強引にまたランチに誘われました。
別のお店。金額1000円。
そして、またもや噂ばなし。

私はうんざりしました。そして断れなかった自分にも腹がたちました。残ったお弁当も
もったいないと思いました。

次に日はお弁当を持ってきたからとちゃんと断れました。
しばらく、ひとりでお弁当を食べる日々が続いてのですが。

そのうち彼女は「私もお弁当にしようかな」と言ってきたのです。
そして、本当にお弁当を持ってくるようになったのです。

お弁当を理由に彼女とランチをするのを断ってきた私です。
一緒にお弁当を食べようと言われれば、もう逃げ場はありません。

そして、必ず例の噂話を聞かされるのです。
あまりにもたくさん聞いているうちに、とうとう私もそのうちのいくつかは肯定するようになってしまいました。

これではいけない。と思いました。一緒にランチをしないなどの、消極的な方法では、
彼女のうわさ話攻撃から身を守ることはできない。

なんとかしよう。でも角を立てずに。

私はジョギングをしながら、何度も何度も考えました。

彼女はとにかく誰かに噂話をしたいのです。
なぜ私にするかというと、私がおとなしく聞いているからなのです。
そして、最近は一部ですが肯定すらするようになってきたからです。

私がしゃべらないからいけないんだ!

単純なことですが、その事実にたどり着きました。

考えてみれば、私はいつも嫌な話だと思いながら、ただただ聞いているだけでした。
本来あまりおしゃべりな方ではなく、声も小さい為、聞き役になることが多かったんです。
それは。彼女にとって一番いいかもだったのです。

私はかもにならないと決めました。

次の日のランチの時に、私は彼女が話し出す前に自分では精いっぱい大きな声で「ねー昨日の見ました?」とドラマの話をしはじめました。

彼女が見ていないと言うと,「えー残念。おもしろかったんですよー」とそのドラマのあらすじを最初からずっと説明しました。

元々あまり話さないのは自分の中に話題がないからなんですが、ドラマのあらすじならいくらでも話せます。

その日のランチは、ほとんど私のドラマの話に終始しました。

この成功に気をよくした私は、毎日毎日ドラマの話を彼女にし続けたのです。

そしてそのうち、彼女はお弁当を作らなくなって、ランチに誘われることもなくなったのです。

目には目を 噂話にはドラマ話をでした。

とても面白い対処法でしたね。

噂話が好きな人というのは、自分の話したいことを好きなだけ話したい人が多いです。

ですので、相手と会話をしたいわけではなく、自分の話を聞いてほしいだけなんですね。

噂話だけでなく、おしゃべりが好きな人にはこういう人が多いですね。

こういう人を見分けるには、自分が話している時の相手の聞き方を見ていればすぐに分かります。

聞き流すように「うんうん」という感じで聞いているのが大きな特徴ですね。

人の噂話や悪口を聞く側となっては、すごく辛い時間を過ごすことになりますので、こういった事で悩んでいる方は、この対処法を試してみてください。