モラハラ夫への対処法としてある事をしたら生きがいを取り戻した体験談

今回紹介するのは、モラハラ夫に悩まされている方の体験談です。

モラハラは社会現象とも呼べるべき状態になっていますが、このモラハラは言葉として最近定着しているだけで昔から存在します。

当事者としては本当に大きな問題で、第三者から見れば本当に精神的に病んでしまっている状態に見えると思います。

そんな状態から社会復帰、もしくは一人の人間として立ち直るために必要な事を体験談から考えたいと思います。

モラハラ夫のせいで自信を無くしてしまった妻の社会復帰方法

モラハラという言葉をご存知でしょうか?正式にはモラルハラスメント言葉や態度などによって人の心を傷つける精神的な暴力や虐待のことです。
精神的なダメージは身体的なダメージと同じくらい人を追い込んでいくものですよね。

実は、私の夫は典型的なモラハラ夫です。
私は結婚するときに夫の希望で仕事を退職し、専業主婦になったのですが、今では夫の頭の中では私は社会に適合できない無能者だから専業主婦で夫から食べさせてもらっている存在だそうです。

夫の希望通り子供を3人産み、一人で頑張って育ててきましたが、末っ子が小学生になり、自分の時間がもてるようになったことで、仕事への興味が出てきてはいたのです。

しかし、夫から事あるごとに私を罵倒され、「お前は俺の言うとおりにしていればいいんだ」と怒鳴られ、繰り返し「お前の考え方はおかしい。それでは社会でやっていけない」といわれ続けたため、自分に自身が持てず外に出ることが怖くなってしまい、家に篭りがちでした。

ある日、小学校の参観日に行った時にママ友から私が趣味で作っていたアクセサリーを褒められました。

普段あまりアクセサリーはつけないのですが、その日はたまたま前日に細かい作業の末に完成し、達成感で嬉しくてつい身に着けていたのでした。

「それ、お店で売ってたら、私絶対買うよ」と言われ、本当に嬉しくなりました。

もしかしたら、お世辞だったのかもしれません。でもこの一言が私を大きく前に踏み出すきっかけになりました。

なんだか自分に自身のついた私は、インターネットで手作り作品を販売している方のブログを読み漁りました。

皆さん自分の好きなことを仕事にできて幸せという気持ちが文章から溢れています。「私もやってみたい」と久しぶりに思いました。

まず、ネットを使った手作り作品の販売方法を調べました。また、著作権の侵害など気をつけなければいけないこともしっかりと勉強しました。

そして、思い切って大手ハンドメイドマーケットに出品してみました。
数日後、売れました。「やったー!!」と叫びました。

そして、今でも細々と出品しています。売り上げは思ったほどは伸びませんが、それでも生きがいというか充実感を感じています。

モラハラで一番問題となるのは、本人の自身です。夫からモラハラを受けてしまうと自分自身に自信が持てなくなってしまいます。

その状態では、社会復帰どころか普段の生活にも支障を及ぼすようになります。

一番肝心なモラハラ夫については、こういった方に限って本人にそういった自覚はないため、改善するのは非常に難しいです。

そんな相手を改心させることに力を注ぐよりも、そんな相手の事はひとまず受け流してしまいましょう。

家庭という枠組みで、家事や子育てを頑張ってきた妻を無能呼ばわりする時点で、そんな相手の力量こそ知れたものなのです。

だからこそ、そんな相手に躍起になるよりも受け流してしまったほうがはるかに意味があります。

では、社会復帰する方法ですが、体験談にあったのはハンドメイドをネットで売ると言ったほんの小さなことから始めています。

実はこれがすごい大事なのです。そして現代にはネットというものがあるのも大きいですね。

モラハラを受けている、そして久しぶりの社会復帰というものを除いたとしても社会復帰は大変なものなのです。

いきなり大きく稼いだり、バリバリ仕事をする必要はまったくないので、小さな事からやるのが大事になります。

そして小さな事からやることによって、自分自身への自信を取り戻すことが一番大事なのです。

社会で仕事をするうえで、一番人を成長させるのは自信ですので、まずは少しずつでも自信を取り戻すことが大事になります。

モラハラ夫に悩まされている方もぜひ参考にしてもらいたいのですが、相手に高圧的な態度をとられて自分に自信がなくなった時には、小さな事でいいので自分にできる事を継続してやるようにしてください。

そうすれば絶対に自分自身の道というものが見えてきますので、それがそのまま自分の人生につながって行きます。

家庭という枠組みでも、社会に出ても大変な事は山ほどありますので、自分自身に自信を持つ事が大事なのだと肝に銘じましょう。