今回紹介するのは、アパートへの引っ越しでの挨拶回りについての体験談です。
アパートというものは、共同生活の場と似たような状態ですので他人に迷惑をかける事も多々あります。
そんな理由で挨拶周りは絶対に必要だと考えられますが、今回は体験談からそんな挨拶回りについて考えてみたいと思います。
アパートへの引っ越しで挨拶回りは必要か考えた体験談
リフォームでアパートに一時的に住まなければならなかったことがあります。
アパートと言っても、1階と2階の二つの部屋しかない小さい感じでした。
それでも、多少騒音など迷惑がかかるだろうと、うちの親は果物を持って上の階の人にあいさつに行きました。
上の階の人は20代ぐらいで、私と同世代と言った感じで、だけど今はそういった近所付き合いは必要ないのではと言わんばかりのそっけない様子だったようです。
それでも、親は顔を合わせるたびに挨拶をしていましたが、お辞儀するだけだったみたいです。
住んでいた家のお隣さんとは、野菜を交換するような仲だったので、少し寂しい気持ちになりました。
しかし、住んでみると、やはり壁は薄くて、上の階の人の歩く音やなにかを叩いているような音が結構響いて、一体何をしているんだとイライラしたことがありました。
駐車場も3台分あり、うちは、本当は2台車を置きたかったのですが、上の人も彼氏が遊びに来る時、別の場所に車を止めているようだったのでむやみに使えませんでした。
しかし、ある時友人らしき人の車が翌日まで止めてあることがあり、やりたい放題だなと飽きれたこともあります。
本当は、母もミキサーで野菜ジュースを作るのが趣味だったので使いたかったみたいですが、音が響くからと遠慮していました。
そんなこんなで、あれこれストレスを抱えても仕方がないので、暇な時は出かけるようにしていました。
家にいても日があまり差し込まないので、気分も落ちてストレスの原因になるからです。
実家とは違って、スーパーやハローワーク、雑貨屋、携帯ショップなど、車で行かないと普段はいけないお店が徒歩で行けちゃうので運動になりました。
おかげで、5キロくらい痩せました。木造校舎で有名な高校に月に一度、見学できる催しもあったので参加し、スタッフと交流して気分転換になりました。
予定よりも早く実家に戻ることが決まり、荷造りをしていると、上の階の人の彼氏が親に話しかけてきたそうです。
彼氏さんは気さくな方で、「もう行ってしまうんですね。寂しくなるな」と言ってくれたそうです。
相手が心を開いてくれなくても、挨拶していれば振り向いてくれる人もいるんだなと思いました。
アパートでの挨拶周りには色々な考え方があると思います。
最初に述べた通り、周りに迷惑をかける部分もあるでしょうから挨拶回りはしといたほうが無難ではあります。
しかし今回の体験談を読んでみると、相手によってはそんなことしなくてもいいのかな?と思ってしまいますよね。
相手が今回の体験談のような人だった場合、確かにうっとおしく思われるかもしれません。
しかしそんな人に限って何かあると何を言ってくるか分かりませんので、最初に挨拶をしておくのがやはり無難だと思います。
それでも文句を言ってくるような人であればもちろん挨拶周りどうこうの問題ではなくなるのでまた別次元の問題です。
しかし大概の人は最初に挨拶回りをされるとなかなか強く文句は言えなくなるものです。
こんなご時世だからこそ、自分の身を守るためにもアパートでの最初の挨拶回りはしっかりと行いたいですね。