今回紹介するのは、夫婦がうまくいくためのコツや秘訣についての体験談になります。
夫婦生活を長く続けているといろいろな問題が起こってきますが、体験談では夫婦がうまくいくための考え方が書かれています。
その体験談をもとにうまくいくコツや秘訣を考えていきたいと思います。夫婦生活に悩んでいる方は是非ご覧ください。
夫婦がうまくいくコツや秘訣を学べる体験談
私は今年で結婚して20年になりますが、妻とは円満な夫婦関係を保っております。
ただし、それは一朝一夕に叶ったものではなく、長い時間をかけてお互いに成長できたおかげだと思っています。
振り返ってみてまず思い浮かぶのが、ライフスタイルに対する見解や、それぞれの育ち方の相違からくる価値観のズレでした。
大家族に育った私は、食事の時間はそれぞれ適当な時間に済ませるのが通例で、基本的にご飯の盛り付けやお茶を入れるのもセルフサービスでした。
でも、厳しい家の一人娘である妻にとって、食事は必ず家族が一緒に食べるもの。
おかずの取り分けや、自分以外の家族のお茶を淹れるタイミングにも気を配るのが当たり前だったようで、結婚当初は随分とつまらないことでお互いに文句を言っていたなあと苦笑します。
今でも私の実家に戻った時には、慣習の違いに戸惑いながらかなり気を遣っている様子。
それはそれで申し訳ない気持ちになるので、あまり実家に帰らなくて済むようにしているのですが、妻に言わせれば「帰らないと嫌味をいう親戚もいるから、むしろ帰省はマメにしてほしい!」とのこと。
どこまでも気遣いの人である妻と、自由なスタイルにこだわりたい私と、互いの育ち方によるライフスタイルの違いは、夫婦生活が20年続いた今でも、しばしば衝突の材料になっています。
共稼ぎの環境で家事の分担をするにあたっても、料理から洗濯、掃除の仕方まで、衝突の対象となりました。
妻はやはり細かいことまで厳しく躾けられてきた女性なので、結婚当初、私が洗濯物を干す時にシワ伸ばしをしないことに腹を立てました。
私も私で、嫌なら自分でやりなさいという主義なので、変な話ですが、今に至るまで洗濯物は自分のものを自分で洗うという、夫婦らしからぬ家事分担を行っています。
料理や掃除にしても、まずは相手が担当してくれたことに対して「ありがとう」の言葉をかけることを心がけており(この辺は妻が随分と気を遣っており、私などはウッカリ相手への感謝を忘れがちなので反省しきりです)、やってくれたことに対しては文句を言わないこと、相手のやり方が気に入らないなら自分が進んで家事をすることを暗黙の了解としています。
こうしてみると、夫婦の生活にはトラブルの火種がたくさんあるように感じますが、まずは「自分優先主義」ではなく相手の気持ちを汲みとること、そして必要以上に過干渉にならないことが、二人の関係を長く良好なものにし続けるコツではないでしょうか?
夫婦生活がうまくいくコツや秘訣とは、簡単に言えばお互いにとって一番快適な状況で過ごすことです。
ではお互いにとって一番快適な状況とはどのようなものかと言えば、お互いにストレスの無い状況が一番だと思われます。
どんな夫婦だとしても違う生活を送ってきた二人ですから、お互いが好きな事をやってうまくいく夫婦なんていません。
そう考えればお互いのストレスが無い状況を作ることでしか夫婦円満は成り立ちません。
ではこの夫婦がうまくいくコツのストレスのない状況とはどうすればよいかと言うと、体験談中にある通り「自分優先主義ではなく相手の事を考える」という事です。
相手の事を考えて、相手に気持ち良く過ごしてもらえれば結果自分もストレスのない生活を送ることが出来るのです。
この事は一人ではなく夫婦二人が同じようにすることが必要ですが、お互いがこの事を考えていれば絶対に夫婦生活がうまくいくはずです。
夫婦生活にしても社会でも自分の事を考えるのではなく相手の事を考える。それが結局自分のストレスを溜めないようにする最善の方法なのです。
相手の事を考えるなどありきたりな文句ですが、相手にストレスを与えればそれが反動となって自分にストレスがかかる状況になるわけですから、やって当たり前のことですね。
みなさんも自分のためにも相手の事を考えて夫婦生活を送ってください。