今回紹介するのは、ご近所トラブルについての体験談です。
ご近所付き合いは、引っ越しなどなかなかできないために重症化するケースが多いようです。
そんな難しいご近所付き合いでも、しっかりと解決した体験談をご紹介します。
ご近所トラブルを解決した体験談
私が住んでいる所は近所と近所がとても近く生活音や声などが普通に聞こえてしまうんです。
それで朝出るときや夜帰って来る時に顔を合わせても挨拶もなくあまり仲がいいとは言えません。むしろ仲が悪いくらいです。
ある日あまりにもテレビの音がうるさくて苦情を言いに隣に行った際に、言い合いになってしまって、それからは何かあるとすぐこちら側に苦情を言ってくるようになりました。
なんせ相手の方が、口が達者なものですから、あーだこーだとまくしたてられ目の敵にされるようになってしまい、あの日苦情を言いに行ったことをなぜ我慢しなかったのかと後悔しました。
困ったことにそのお隣さんとは職場が同じで仕事の連携も上手くいかなくなりました。
住むところも隣で職場も一緒となってくると段々と気が滅入ってきてプライベートも仕事も上手くいかなくなっていってしまい、これではダメだと思いなんとかしようと手を打つことにしました。
まず私が試した事はとりあえず喋りかける事でした。でも、それは失敗に終わりました。
年が離れていて趣味も合わないためとりあえず話が合いません。
もともとその人のことがあまり好きではなかったため話してても顔に出てしまっていたのでしょうか。
私が嫌々喋っていたのが伝わってしまったらしく喋りかけるなと言われてしまいました。
なので作戦を変更してとりあえず朝のおはようございますと、仕事終わりのお疲れ様ですをとりあえずしっかり大きな声で笑顔で言うようにしました。
すると不思議で1週間たつと段々とそれが苦痛ではなくなっていって、一ヶ月が経つ頃にはむしろ挨拶をしないと気持ちが悪いというかその人と喋ってみたいがために挨拶をするようになっていました。
すると私はある日自然に喋りかけられるようになっていていました。
喋れるようになると段々と仕事の連携も上手くいくようになっていき、仕事が上手くいくようになるとその人の事がなぜ嫌いだったのかわからなくなっていました。
そうすると普段気になっていたことも気にならなくなり、段々と仲良くなっていき悩んでいたことが嘘だったかのように上手く行き始めました。
なので、もし人間関係で悩んでる人がいたら何でも良いので少しずつでもいいから接点を持つようにアドバイスしています。
この体験談は、ご近所付き合いだけではなく普段の生活における人間関係全般において学ぶことができるものだと思います。
人間と人間は所詮他人同士ですので、ご近所付き合いにしろ職場にしろ考え方の違いや、思い込みでトラブルになることは非常に多いですね。
しかし先入観を除いて話をしてみれば意外と問題ないことが非常に多いのも事実です。
一度嫌な印象を持ってしまうと、なかなかその人の印象は変わらないですよね。
だけど一度よく考えてみて下さい。あなたの人生でもあなた自身一度も間違ったことはしていないと言い切れるでしょうか。
これを読んでいるほとんどの人はそんなこと言い切れないと思います。
誰でも一度は、あの時言ったことは間違っていたかもな、とかなんであんな行動をしてしまったんだろうと思うことはあると思います。
周りの人だってもちろん同じです。あなたが嫌な思いをしたその行動が、向こう側にとってはたった一度の過ちかもしれません。
このことから考えると一番大事なのは、相手の事を本当の意味でよく知るということですね。
向こうも一度は嫌な思いをしているかもしれない。そう考えるうえで相手の行動をもう一度考えてみることが大事ですね。
世の中話してみればそうそう本当の意味で嫌な人はいません。話してみることにより身近な存在になることで向こう側もこちら側の人間かもしれないですよね。
近所付き合いにしろ、職場の人間関係にしろ腹を割って話してみれば意外と普通の人間だったりしますので、みなさんも是非参考にしてみてください。