注文住宅の一括資料請求のデメリット|ポジショントークに騙されるな!

家づくりにおける住宅メーカー選定。

一括資料請求が便利そうだけど、デメリットが気になってしまいますよね。

一括資料請求について調べてみても、まあ実に両極端の主張ばかりが目に付きます。

こんなにも意見が分かれていると、不安はますます大きくなってしまいます。

でも実はこの両極端な意見。どちらも間違っているわけではないんです。

どういう状況で、何を目的として利用するかによって、一括資料請求は無意味にも必須にもなり得えます。

この時点で間違いなく言えることは、ネットの情報はポジショントークが多いということ!

大事なのは情報に振り回されず、あなたの状況に合った最適な利用法を模索していくことです。

少なくとも、私自身が利用した感想として無意味なんてことは絶対にありえません!

そこで今回は私の実体験をもとにして、

あなたが「この住宅メーカーが1番自分に向いている!」と確信を持って業者選びができる方法を解説していきます。

なぜ一括資料請求の評価が両極端に分かれているのか?

例えば【予算・間取り・建坪】すべてにおいてなんの希望もない場合。

こんな状況では、住宅メーカーの一括資料請求を利用しても、最適な住宅メーカーなど選ぶことはできません。

一括資料請求が役に立たない状況

当たり前ですが、予算という土台の上に、希望の間取りと敷地面積を考慮しながらどんな家を建てられるのか考えていきます。

これら基本的な希望条件がない場合、住宅メーカーとしても何を提案すればいいのか分かるはずもないんです。

希望が何もない状況では、いくら一括資料請求を利用しようとも、その資料は無意味なものになるでしょう。

住宅メーカー選定が必須と言える状況

これらの情報がひとつでもある場合、一括資料請求のメリットを最大限に受けられます。

一般的には住宅メーカーを絞っていくのは大変な労力を伴いますが、一括資料請求ならその労力を大幅に削減できるのです。

一括資料請求にどんなデメリットがあるのか?

まずは一括資料請求が不要だという意見をまとめていきます。

具体的に一括資料請求にどんなデメリットがあるのか?

しっかり把握しておくことで、状況に応じて有効活用することが可能になります。

個人情報の提供

一括資料請求に限らず、家づくりにおいて個人情報を記載するのは当たり前です。

個人情報を知られてしまうのは、確かに考えようによっては大きなデメリットです。

でも詐欺業者でない限り情報の横流しなどあり得ませんので、過度に心配する必要はありません。

営業の電話やメール

資料請求後に営業電話やメールがくるのが嫌だという人も多いと思います。

確かに面倒くさいですが、ここは情報収集の場だと思って割り切ってしまうのが吉です。

少なくとも今のご時世、強引な勧誘や契約などほとんどありません。

警戒しすぎずに、情報を集める姿勢を持つことが重要です。

担当が決まってしまう

資料請求には仕事の少ない営業マンが対応することが多く、使えない人が担当になってしまう。

こう言われているデメリットです。

確かに資料請求の時点で、担当の営業マンは決まってしまいます。

でもそれで本当に家づくりに大きな支障が出るのかと言われれば大きな疑問です。

本当に仕事ができない営業マンなら、必ず上司がバックアップにつきます。

担当変更は難しいという人もいますが、お願いすれば担当の変更は可能です。

まさにポジショントークによる極論と考えられますので、心配する必要はありません。

資料が送られてこない

事実から申し上げれば、確かに資料が送られてこないことはあります。

ただこれは、冒頭で言った通り希望が何もない状況における話です。

予算・間取りの希望・建坪、なんの希望のない場合、住宅メーカーも詳しい資料を送りようがありません。

簡単に言えば冷やかしとの区別がつかないため、稀にですが資料が送られてこないこともあり得ます。

住宅メーカーの一括資料請求メリット

住宅メーカーの一括資料請求には様々な種類があります。

大前提として、一括資料請求のメリットが得られるのは、間取りと見積もりがもらえるサービスです。

ここでは間取りと見積もりがもらえることで、具体的にどんなメリットがあるのか整理していきます。

一括資料請求が必須なのはどんな状況?

一括資料請求のデメリットとメリットを把握したうえで、どんな使い方が一番有効なのか?把握するのが重要です。

ここでは状況別に、どのような状況だと無意味で、どんな状況において有効活用できるのか?

簡単にまとめておきます。

建売でいいという人には無意味

特に間取りや設備にこだわりがないという人には、住宅メーカーの一括資料請求は無意味です。

ただひとつ注意してほしいのは、必ず建売の展示会を見に行くということです。

建売は良い意味でも悪い意味でも、スタンダートな家になります。

見学したら「なんか物足りない」という意見は少なくありません。

建売の住宅で何の不満もないか?

必ず実物を見てから決めましょう!

予算内で建てられる住宅メーカーを探すのに有効

予算が決まっている人は、一括資料請求を利用する価値は大きいです。

希望の間取りや設備がなくても、見積りを出してくれる一括資料請求で予算内の住宅メーカーを一気に絞ることができます。

もちろん今後希望の間取りなど増えていきますので、予算に余裕を持ってメーカー選びすることが重要です。

送られてきた見積りと予算を比較して、余裕のあるメーカーだけ残していきましょう!

建売と同程度の予算で注文住宅を建てたい

一般的には建売の方が安いですが、ローコストメーカーの場合、建売と同程度の予算で注文住宅を建てることが可能です。

コストは下げたいけど間取りや設備にこだわりがある。

こんな人は、まずあなたの住んでいる地域にどんなメーカーがあるのか?

一括資料請求でコストと共に確認してみましょう!

見積りまで手に入れられるサービスを利用することで、ローコストで建てられる住宅メーカーを絞ることができます。

希望の間取りを実現するのに各社いくらかかるか調べたい

希望の間取りがある場合、その間取りを実現するのにいくらかかるのか?

希望の間取りを伝えたうえで見積りを確認することで、予算内で理想を実現可能な住宅メーカーを絞ることができます。

ただひとつ注意点として、希望の間取りを実現できないメーカーも存在します。

見積りだけでなく、必ず間取りまで提案してくれるサービスを利用して、希望が反映されているか確認しましょう。

デメリットをなくす資料請求の活用法

住宅メーカーの一括資料を最大限に活かすためには、要望欄に何を書くか?これが一番重要になります。

先ほど開設した状況別に、具体的に何を記載して資料請求すべきか?分かりやすくまとめていきます。

予算だけ決まっている人

最低でもだいたいどのくらいの建坪で、何部屋欲しいのか?要望欄に記載しておくといいでしょう。

これぐらい基本的な情報だけで資料請求すると、同じような間取りで純粋に費用を比較することができます。

今後希望が増えていくごとに、費用も積み重なっていきます。

予算を比較しながら、どの住宅メーカーならば理想を実現できるのか?

見積りを見ながら住宅メーカーを絞っていけます。

建売と同程度の予算で注文住宅を建てたい人

注文住宅にこだわりたい人は、何かしら間取りや設備にこだわりがあると思います。

そのこだわりを要望欄に記載することで、住宅メーカーを絞っていくことが可能です。

見るべきポイントは以下2つ。

この比較によって建売と同程度の価格で希望が反映可能な住宅メーカーを絞ることが可能です。

希望の間取りを実現する費用を調べたい人

具体的な予算は決まっていないけど、希望の間取りや設備がある人の場合。

要望欄に希望の間取りと設備をすべて記載して資料請求しましょう。

ここまで希望が具体的ならば、どのメーカーも力を入れて間取り図と見積りを送ってくれます。

この2つを見比べることで、あなたに最適な住宅メーカーが簡単に判別できます。

一括資料請求サイトの比較

これまで一括資料請求によって、間取りや費用の比較が可能だと説明してきましたが、

どのサービスでも間取りや見積もりが手に入るわけではありません。

またサービスによって提携社数にも大きな違いがあります。

間取りと見積りが資料に含まれていて、なるべく提携社数の多いサービスを利用することがカギになります。

タウンライフ
家づくり
HOME4U
いえづくりのとびら
LIFULL
HOME’S
ハウジング
バザール
持ち家計画SUUMO
間取り提案××× 
見積提案××× 
提携社数1150社以上190社以上300社以上100社以上500社以上
利用者数累計利用者
40万人~
1900万人
サービス全体
8万人5万件
土地探し
提携先企業
× ×
無料相談
提携先企業
× ×
特典成功する家づくり
7つの法則
Amazon
ギフト券3万円分
契約・着工した方のみ
はじめての
家づくりノート
新築お祝い金× ×

間取りと見積りの提案まで可能なサービスが3つありますが、提携社数においてタウンライフが圧倒的です。

提携社数が多いほど提案も多く比較もしやすいため、現状ではタウンライフ家づくり一択の状況です。

ちなみに私自身が利用したのもタウンライフでした。

⇒タウンライフ家づくり公式ページ

タウンライフについて

費用
無料
ハウスメーカーから仲介料をもらうため、利用者は無料で利用可能

・連絡はこない?
ハウスメーカーから連絡くることもありますが、展示場でもHPからの資料請求でもどんな場合でも連絡はきます。
私の場合「情報を整理してこちらから連絡するので、電話連絡はご遠慮ください」と書いた結果連絡が来たのは1社のみでした。
一般的な資料請求よりも連絡は煩わしくありません。

・どんな会社が多い?
大手ハウスメーカーから地域密着型の工務店まで1160社と提携
独自の審査基準で優良企業のみ提携。

\3分で入力完了/
タウンライフ
家づくり
公式ページ

間取りや費用も一括請求

一括請求の手順

一括資料請求の手順は非常に簡単です。

基本的に項目をポチポチと選択していき、入力作業が必要なのは2項目のみですので、3分程度で請求作業は完了します。

実際にどんな流れなのか?ここで整理しておきたいと思います。

タウンライフ一括資料請求の手順

タウンライフ家づくり資料請求の手順

まずは希望する階数・部屋数・大人の人数・子供の人数・家のこだわり・建物予算を選択していきます。

すべて該当項目をクリックするだけの簡単作業ですので、ここでは画像だけ載せておきます。

タウンライフ資料請求の希望階数

タウンライフ資料請求の希望間取り

タウンライフ資料請求の大人の人数

タウンライフ資料請求の子供の人数

タウンライフ資料請求の家のこだわり

タウンライフ資料請求の建物予算

次の項目からは、土地に関する質問です。

こちらも該当項目をクリックするだけなのでスムーズに進めていけます。

タウンライフ資料請求の土地詳細

タウンライフ資料請求の土地建設予定地

タウンライフ資料請求の土地の大きさ

タウンライフ資料請求の土地の予算

タウンライフ資料請求土地エリア

タウンライフ資料請求土地エリア

タウンライフ資料請求希望する市区町村

ここまですべて選択項目ですが、これ以降入力項目が2つあります。

タウンライフ資料請求要望

こだわりたい間取りや世帯年収、頭金の金額。

また具体的に希望する土地エリアなどあれば、要望欄に記載することで、より詳しい資料が貰えます。

希望が固まっている人は、必ず記入しておきましょう!

また、電話連絡してほしくない方は、この部分に書いておくことで、営業電話を避けることが可能です。

タウンライフ資料請求土地図面

土地を所有しているならば、図面を添付することでより詳しい提案が受けられます。

所有土地がない場合も、狙っている土地があるならば図面を手に入れて添付しましょう!

タウンライフ資料請求個人情報の入力

最後に個人情報を入力すれば、該当地域の住宅メーカー選択画面に移行します。

個人情報が流出する危険性は低いですし、要望欄に記載しておけば電話連絡もほとんどありません。

情報収集のために、しっかり記入しておきましょう!

タウンライフ資料請求メーカー選択

最後に希望する住宅メーカーを選択し、申し込み完了ボタンを押すことで資料請求作業は完了です。

ほとんどがクリックによる選択項目ですので、3分程度で複数社から間取り図と見積りを手に入れることができます。

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間取りや費用も一括請求

住宅メーカーの一括資料請求でよくある質問

Q:資料請求で担当が決まってしまいますか?

資料請求の時点で担当営業は決まります。

ただ相性が悪い場合や不安が大きい場合には、その旨を伝えれば担当変更は普通に可能です。

Q:営業電話はありますか?

ハウスメーカーから連絡くることもありますが、展示場でもHPからの資料請求でもどんな場合でも連絡はきます。
私の場合「情報を整理してこちらから連絡するので、電話連絡はご遠慮ください」と書いた結果連絡が来たのは1社のみでした。
一般的な資料請求よりも連絡は煩わしくありません。

Q:ローコストメーカーも請求可能ですか?

もちろんローコストメーカーから資料請求することも可能です。

地道に自分で探すよりも、手っ取り早く細かいメーカーから資料を請求することが可能です。

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間取りや費用も一括請求

住宅メーカー一括資料請求のデメリットまとめ

住宅メーカーの一括資料請求は、状況によってはデメリットの方が大きくなってしまいます。

ただ今回紹介した以下のような状況の人の場合には、一括資料請求を利用するメリットが大きくはね上がります。

建て売りに決定しているという人以外は、デメリットよりメリットの方がはるかに大きいです。

ネット上のポジショントークに騙されず、複数社を比較して得られるメリットを重視するようにすべきです。

あなた自身の状況を冷静に整理して、一括資料請求を利用すべきなのか?

冷静に判断するようにしてください。

※追記!今がベストなタイミング!

物価高騰や円安の影響で、家づくりにかかるコストは上がり続けています!

今は様子見したいという気持ちも分かりますが、残念ながら家づくりのコストは今後しばらく上がり続ける見込みです。

これから数年は、様子見するほどコストが上がる状況だと推測されますので、今が一番のタイミングだと言えます。

10年単位で待てる人以外は、待つほど損をしますので、できるだけ早いタイミング。

できれば今すぐ行動を起こして、できるだけ安いコストで理想の家づくりを実現するようにしましょう。

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