家づくりにおけるハウスメーカー選び。
正直どこを選んでもそれなりに良い家が建つと思っていませんか?
私自身ハウスメーカー選びをそこまで重要視しておらず、大手か地域密着型かぐらいしか考えていませんでした。
この程度の認識でハウスメーカーを選んだ私は、その後大きな苦境に立たされることになります。
判断の遅さもあり、大金を無駄にしてしまったんです。
金銭的な損失は大きかったですが、解約せずに家が完成したとしても、
そう後悔し続けたと思います。
何より知っておいてほしいのは、こんな事態が決して特別なものじゃないということです。
私のように、違約金を払ってでも家づくりをやり直そうと考える人は、実は非常に多いんです!
ひと通り失敗を経験し、そこから理想の家づくりを実現した私の立場から言わせてもらうと、
これから家づくりに取り組むという人には、絶対に私と同じような過ちを犯してほしくありません。
そのために今回は、250万円の勉強料を払ったからこそ見えた、
ハウスメーカー選びの秘訣を公開したいと思います。
失敗後にストレスなく理想の家づくりを実現した方法ですので、ぜひ同じように実践して下さい。
ハウスメーカーで後悔したことランキング
まずは一般的にどんな後悔が多いのか?私の意見とすり合わせるために、知恵袋の情報をまとめてみました。
知名度だけで選ぶ
よく聞くハウスメーカーや、周りの人が建てたハウスメーカー。
なんとなくでそんな会社を選んでしまいがちですよね?
私自身なんとなくで選んだため、その危険性は強くお伝えしたいです。
ハウスメーカーそれぞれに強みがありますので、特徴ぐらいは絶対に比較しておくべきです。
展示場のイメージと違った
住宅展示場はほぼフルオプションの家ですので、イメージが違うのは当たり前だと分かっていますよね?
ただそれでも、「もっとかっこいいイメージだったのに」という後悔はありがちなんです。
「建ててみれば普通の家だった」と後悔しないように、事前にその会社で建てるメリットを把握しておくべきです。
予算が大幅にオーバーした
最初から予算ギリギリで話を進めてしまうと、後半は削る作業ばかりになってしまいます。
自分の理想の家を建てるために一生懸命情報収集して細部までこだわったのに、それを諦めなければいけないんです。
話し合いが進むにつれて削る作業が増えていくなら、家づくりただただ苦しいものになってしまいます。
予算に余裕をもって話を進めることと、予算に見合ったハウスメーカー選びが重要になります。
自由度が低かった
大手のハウスメーカーの場合、規格化することで品質を確保し、コストダウンを実現しています。
そのため理想を追い求めた自由な設計が実現できないことも多くなってしまうんです。
大手の場合でも、自由設計に柔軟に対応できる会社と、ほとんどできない会社とがあります。
事前にどのくらい自由度のある会社かは把握しておくことが必要です。
ストレスなく家づくりを実現させた私のやり方
これらハウスメーカー選びにおける後悔ポイントは、情報収集不足が主な原因です。
実際私も情報収集不足でハウスメーカー選びに失敗し、途中で解約し250万もの大金を失うことになりました。
では実際どんな情報収集をすべきなのか?
実際に私がストレスなく理想の家づくりを実現させた方法を紹介していきたいと思います。
各ハウスメーカーの特徴を比較する
比較すべき項目は主に4つ。
これら4つの特長は、カタログだけでも比較することが可能です。
比較すべきポイントをひとつずつ簡単に解説しておきます。
建築構造
それぞれの工法によって住み心地に直結するメリット・デメリットがあります。
あなたが優先させたいものを当てはめていけば、最適な工法は簡単に見つけられます。
木造軸組工法
メリット
デメリット
ツーバイフォー工法
メリット
デメリット
軽量鉄骨造
メリット
デメリット
重量鉄骨造
メリット
デメリット
- 費用が高額になりやすい
- 工期が長い
メリット
デメリット
最初に間取りのイメージをつかんでおく
住宅展示場を基準にしていると、現実とのギャップが大きくなります。
それぞれのハウスメーカーがどのような家を建てているのか?
各会社の間取りを比較しておけば、具体的にイメージしておくことが可能です。
あまり知られていませんが、最初から間取りをもらう方法もありますので、後半部分で解説していきます。
見積りも最初に比較する
間取りを比較したら、その間取りでどれぐらいの費用がかかるのか?把握しておくべきです。
ここで重要なのは、希望条件が増えていくことで、最終的に費用が増すということです。
最初の間取りの時点で予算ギリギリの場合には、希望を通すことができない、もしくは予算オーバーになってしまいます。
ある程度費用に余裕のある会社を把握しておくことが重要です。
間取りの自由度
大手ハウスメーカーの場合、規格住宅であることが多いため、間取りは自由に変更できません。
それぞれの会社によって自由度や得意分野が異なるため、特徴をしっかり把握しておく必要があります。
引用:おうちキャンパス
出典:おうちキャンパス
カタログに記載が少ない場合、その会社の自由度は低いと言えます。
もちろん規格の間取り自体住みやすく設計されていますので、特別なこだわりがなければ快適に過ごせるでしょう。
具体的な手順
ではそれぞれどのように比較していくのか?
私が実践したやり方を、さらに効率よく改良した形で解説していきます。
資料を集めるのが大変
当初私は1社1社にお願いしながら資料を集めていました。
ただ現実的に間取り図や見積もりをもらうのは、決して簡単ではありません。
人と話すのが大好きな私ですが、それでも5社周る頃には疲れ果ててしまいました。
人と話すのが苦手な人には、地道に周るやり方は難易度が高いでしょう。
一括資料請求の活用
疲れ切った私が活用したのは、住宅資料の一括資料請求です。
当初一括資料請求には良いイメージを持っていなかったのですが、使ってみればこれほど便利なものはありませんでした。
まず多くの人が気になるであろう営業電話。
これに関しては、驚くほど連絡がありませんでした。※1
あとから知ったことですが、一括請求の場合、住宅メーカー側も比較されること前提のため、無理な営業はしてこないらしいです。
※1 資料請求時に「情報をまとめ次第当方から連絡させていただきますので、それまで電話での営業はご遠慮ください」と記載しました。
想像以上に効率がいい
タウンライフ家づくりの一括資料請求ならば、カタログだけでなく見積りや間取りも貰えます。
カタログで各社の特徴を比較できますし、間取りで各社のイメージをつかむことができるんです。
カタログだけなら自力で頑張ったんですが、見積りと間取りを貰えるのが最後の決め手でした。
実際に利用してデメリットなどみじんも感じられませんでしたので、躊躇せず利用した方がいいです。
もちろん、1社ずつお願いしても間取りや仮見積りはもらえます。
いろいろ周って話をしたい人は、一括資料請求でなくても構いません。
実際に比較した項目
それでは取り寄せた資料で、どのように後悔ポイントを比較したのか?
この部分を比較すれば住宅メーカー選びもスムーズに行えます。
間取りを比較する
間取り図を比較することによって、住宅メーカーごとの違いが驚くほど見えてきます。
間取り図にどんな違いがあるのか?
同じような図面が上がってくることもありますが、その中でも違いを見つけてみましょう。
予算のヒントになる
書いてもらった間取り図はその住宅メーカーのスタンダードなものです。
そこから自分好みにカスタマイズすることによって、費用は上がっていきます。
例えば窓ひとつとっても、窓の種類は様々でコストは変わってきます。
間取り図を比較することで、各社どれだけ追加コストが増えるのか予測することが可能です。
費用を比較する
住宅メーカーの比較を怠ると、
完成後に大きな後悔を味わうことになります。
ではなぜ多くの人が最初に予算を比較しないのか?
私のように大の話好きでも数社お願いしていくだけで大変だったので、普通の人はそれ以上に大変に感じると思います。
住宅メーカー選びに妥協してしまう人が多いのも、確実にこの情報収集の大変さが原因でしょう。
ただ、比較しないと不安がいつまでも続きますので、
気になる会社はすべて比較しておくべきです。
性能を比較する
断熱性や気密性は近年どこのホームメーカでも高い性能になってきています。
とは言っても、やはりメーカーによって差はあるため比較しておいた方がいいです。
特に断熱性など、メーカーによってはっきり数値で示しているところと、示していない企業があります。
もし気密性・断熱性の具体的な数値がなければ、そこまで高い水準にない企業だと判断できます。
資料の比較によって見えてくる、意外に重要なポイントだと言えるでしょう。
タウンライフについて触れたため、間違いのないよう情報を整理しておきます。
まず間取り・見積り・カタログの3つをもらえるのはタウンライフ家づくりのみです。
・費用
無料
ハウスメーカーから仲介料をもらうため、利用者は無料で利用可能
・連絡はこない?
ハウスメーカーから連絡くることもありますが、展示場でもHPからの資料請求でもどんな場合でも連絡はきます。
一括資料請求時に「情報を整理してこちらから連絡するので、電話連絡はご遠慮ください」など書くことが可能です。
一般的な資料請求よりも連絡は煩わしくありません。
・どんな会社が多い?
大手ハウスメーカーから地域密着型の工務店まで1160社と提携。
独自の審査基準で優良企業のみ提携。