子育てのストレス解消法間違えてませんか?正しい解消法はこれです

今回紹介するのは、子育てにおけるストレス解消法について、非常に大切なことです。

子育てのストレス体験談

初めての子育て

我が家の子どもたちは、3姉妹です。
長女が誕生した際には、とても大苦戦したことを思い出します。下二人はそうでもなかったのですが…。

というのも、性格なのでしょう。神経質さはハンパのないものでした。
生まれたその日から、戦いは始まりました。

夜泣き夜泣きの連続で、かわいい反面こちらが泣きそうな心境だったように記憶しています。

その上、おっぱいに吸い付けず哺乳瓶で母乳を絞ってのませなければならず、若干生命力に欠ける部分もあったような気がしています。

やっと眠ったかと布団に置くと、パチッと目を開け泣く…。抱っこをしたまま1年以上過ごしました。

育児休暇が明け、祖父母に昼間の面倒を見てもらうことになりましたが、そちらでも大変だったことでしょう。本当に申し訳ない限りでした。

また、アレルギー(卵とハウスダス、動物など)を持っており、卵を除去するなど、そちらへの対応も心配の種でした。

その後成長し、トイレトレーニングが始まりました。
ここでも大苦戦。保育園でのトレーニングでは、厳しい先生にあたったこともあり、トイレが怖く感じおしっこをしなくなりました。

どれもこれも心配しきりでしたが、アレルギーは成長とともに大分良くなり、トイレもマスターするなど、時間が解決してくれました。

小学校へ上がり、成長が遅いこともあり同級生と同じ動きが取れない、勉強についていけないなど、本人なりに悩んだのかも知れません。

そして、不登校気味になりました。
中学校までそのようなことが続き、義務教育期間は騙し騙し、通学していたように思います。

別学級で自習をしていたことも多かったです。

義務教育を苦戦した状態で過ごしましたが、どうにか高校へ入学することができました。

子育てで大事な事に気付いた

その学校は、学力も生活も、友人たちも本人に合っていたのでしょう。
今までとは打って変わって、毎日登校しています。

朝みんなが通学する時間帯に通学できるなんて、何と素晴らしいことかと感じたものです。
朝通学するという当たり前のことが我が家ではできていなかったからです。

その時々で悩んでしまい、大変だったと感じています。
時には辛くあたってしまうこともあり、反省しきりです。こちらが泣いたこともありました。

今になって思うことは、時間が解決してくれるものだということです。
おそらく人より成長が遅く、本人もそれが辛かった部分もあったのかもしれません。

どうにか同級生について行かせようと必死になり、追い込んでいた部分もあるかと思います。

神経質な性格であるがゆえに、夜泣きや癇癪などを起こしていることを、新米母の私には理解不能でした。

しかし、それらがずっと続くわけではありません。
夜泣きや癇癪もいつかは治まり、成長をします。

本人の成長に合わせた付き合い方ができれば、こんなに悩むことはなかったのではないかと感じます。

もちろん、解決したからこそ分かることですので、同じような悩みを持つお母さんがおられましたら、本人の成長に合わせておおらかにお付き合い頂ければと思います。

不登校についても、本人を無理やり学校へ連れていったところで、登校は長くは続かないような気もしています。

こちらも時間が解決してくれる部分と、本人に合った学校選択が解決の糸口になる場合があります。

このように、下の子ども二人がムードメーカーとなり、家の中が安住の地だったからこそ、本人なりの成長とともに、子どもが羽ばたいて行けたのかもとも思います。

子育てのストレス

子育てをするうえで、ストレスを感じるというのは、大小違いこそあれど誰でも経験するものだと思います。

ここで大事な事は、ストレスを解消しなければ子供にあたってしまうとか、まともに子育てが出来なくなるという考えを持ってしまう事です。

しかし、冷静に考えてみれば、ストレスを解消している暇なんてないでしょうし、そんな時間があったとしても、また同じ状況になった時には同じストレスを感じる事になります。

ではどうすれば良いのかという事ですが、子育てにおいてストレスは解消するものでなく、ストレスを溜めないような子育てをすることが大事になります。

もちろん口で言うほど簡単な事ではないかもしれませんが、不可能な事ではありません。

何故なら、子育てのストレスというものは、子供によって影響はあるものの、ストレスを感じる要因は親の方にあるからです。

多くの人がそうでしょうが、初めての子育てほどストレスを溜めやすい状況はありません。

それは何故かというと、親が完璧を求めすぎているからです。完璧を求めすぎて、そして一つ一つの問題に答えを求め、解決しようとすることでストレスは発生していきます。

子育て以外の、世の中の様々な問題についても同じことが言えますが、問題全てに答えがあるわけではありません。

解決できない問題や、頑張ったからと言って解決できる問題ばかりではないのです。

体験談でもある通り、時には時間に身を任せ、いずれは解決する・このまま様子を見る事も必要などの考えを持って、見守ってあげる事も必要な事です。

それによって、子供に対するプレッシャーも少なくなりますし、親が感じるストレスも小さくなります。

体験談の様に、保育園・小学校・中学校がうまく行かない場合も多々あると思います。

しかし、その事でストレスを感じているのは親だけではなく、子供が一番ストレスを感じている状況ですので、家に居る時ぐらいは落ち着ける場所を提供してあげなければなりません。

根本の問題を解決しない限りは、無理に学校に行かせても絶対にまた同じ状況になります。

不登校という問題以外でも、子供もストレスを感じているんだということをしっかり認識し、共に成長していくことが大切な事です。

うまくいかない親と子が両方ともストレスを悪循環させるような状況だけは絶対に避けましょう。

子育てでストレスを感じると自覚している方は、ストレス解消する方法を考えるのではなく、ストレスを溜めるような環境で子育てをしてしまっている状況を改善するようにしましょう。

子供への影響だけでなく、それがあなた自身のストレスを溜めない対処法でもあります。

自分の事を守る為、そして子供に伸び伸びと成長してもらうために、是非参考にしてみてください。