出産時に上の子をどうするべきか体験談から学ぶ

今回紹介するのは、出産時に上の子供をどう面倒見ていくかという事についてです。

出産
出産

出産とは、一般的に聞く話よりも、すごくリスクがあるものです。

もちろん何もなければそれが一番ですが、検診で引っかかったり、体調が悪くなったりすることも、もちろんあり得ます。

そうなってからは、上の子の面倒を見るうえで、対応が手遅れになる可能性もあります。

出産時には、どんなリスクがあって、どんな準備をしておかなければならないのか、なるべく早めに考えておく必要があります。

今回は、そんな出産時の上の子の面倒をどうするべきかという事に関して紹介していきたいと思います。

体験談を交え、なるべく今悩んでいる人に参考になる事を紹介していきたいと思いますので、是非参考にしてください。

まずは、出産時の上の子の面倒で悩んだ体験談をご覧いただき、その後どうするべきかということを紹介していきたいと思います。

体験談の方も、同じ境遇のあなたにとって、非常に参考になる部分があると思いますので、必ずご覧ください。

出産時に上の子のお世話に悩んだ体験談

出産前の急な状況

私には、2人の子供がいます。

1人は小学生低学年で、もう1人は2歳の子供です。

私たち夫婦は、2人とも親や兄弟が遠くて、頼りたくても頼れない状況です。

親も病気がちで高齢なため来てくれることはありません。

2年前に、下の子がお腹にいる時に、切迫になり入院をしないといけなくなり子供をどうしょうかと夫婦で悩みました。

親も来てくれなくて、子供には可哀そうですが、24時間託児所に預けることにしました。

旦那の仕事の都合で預けていたので、夜遅くに迎えに行くこともありました。

娘は、泣いてママと何回も泣いていたみたいで、どうしたらいいか途方にくれていました。

上の子のお世話をする方法

役所の人に相談して、急きょ保育所に預ける事にして、送り迎えの人も必要なので、役所の人がファミリーサポートというのがあるから登録したら子供の面倒を見てくれると教えてくれました。

すぐに登録して、上の子供の保育所の送り迎えから、旦那が仕事で遅くなる時は、ファミリーサポートの人の家に連れて行ってもらい、ご飯を食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらい、旦那が迎えに行くというのを、出産までしてもらいました。

私は2か月入院して、退院しても薬を飲みながら絶対安静で、病院も歩いて10分ぐらいの所を陣痛タクシーという、妊婦さんにありがたい、タクシー会社のお陰で行けることができました。

陣痛タクシーとは、インターネットで住所を登録しいれば、電話をすれば誰が電話してきたか分かり、目的地も登録してると病院だけ言うと行ってくれるサービスです。

家の玄関まで来てくれて、とても親切にしてくれました。

夫婦で途方に暮れていましたが、何とかいろいろ調べて、タクシーやファミリーサポートや保育所に助けられ無事に子供を出産することができました。

お金はかなりかかりましたが、夫婦力を合わせたら何とか乗り越える事ができ、親が遠いし助けてくれる環境ではないので、これから私たち夫婦が何かあればと思うと不安になります。

子供が大きくなるまで健康でいないとダメだなと痛感しました。

上の子がいる場合の出産

体験者の考える上の子がいる場合の出産

今考えれば、もっと友達や近所に頼るべきだったと思いますし、今からでも友達や知り合いを増やして助け合えるようにしていこうと思っています。

同じように遠方から来て、親の援助がない家庭の人もいます。

夫婦で健康で長生きをしていかないと、子供に迷惑をかける事になるので、健康に気をつけて健康管理をしていく事が大事と思っています。

頭を下げて、どちらかの親のもとに娘を預けるようにしとけば良かったと後悔しているので、今後何かあれば親の所で面倒をみてもらうようにするしかないと思っています。

または、市の子供を助けてくれる支援してもらえる所に相談して助けてもらうしかありません。

お金はかかりますが、家政婦サービスの登録をして助けてもらえるような環境にしとく事も大事だと思いインターネットや口コミで、ベビーシッターや家事も手伝ってくれる所を探して見つけて、何かあれば助けてくれる環境をつくっておくのも安心につながるのではないかなと思っています。

親が何か動けなくなる時の緊急のためにも登録が必要だと思っています。

出産時の上の子への対応で大切な事

体験談でもある通り、出産を控えている場合には、いつ何が起こってもおかしくありません。

しかし、考えなければならない事は、生まれてくる子供の事だけではなく、上のこの事ももちろん大切に考えるべきです。

そんなことはみなさん分かっているでしょうが、そういう意味ではなく、後で後悔しないように、しっかりと対応を考えておくべきだという事です。

体験者の様に、親が高齢で病気がちな状況であっても、後で考えれば親に頼るところは頼るべきだったと感じています。

出産時に、入院しなければならないような状況になってしまうと、その事しか考えられないようになってしまいます。

上の子のお世話を考える場合には、自分たちの状況、ご近所の状況、兄弟の状況、親の状況など頼れる可能性のある相手の事も考えなければなりませんが、一番考えなければならないのは、上の子の事です。

自分たちはもちろんの事、子供自身が寂しい思いをしない様に、そして後で後悔しないような対応をしっかりとしてあげなければなりません。

体験談の様に、親が高齢だからと遠慮するのももちろん分かるのですが、今考えなければならないのは、最悪の状況を考えて、その状況において上の子が一番寂しい思いをしなくて済む方法です。

上の子が少しでも寂しい思いをしなくて済む方法を考え、そのためにはそれ以外の犠牲は大目に見る事が大切な事です。

どう考えても、解決する方法がないと考えてしまう気持ちも分かりますが、もう一度優先順位をしっかりと考えて、その中でもちょっとでも上の子が幸せに過ごせるであろう対応というものを考えてあげるようにしてください。

世の中には、もっと大変な状況でも頑張っている人がいます。

あなたの置かれている状況が、本当にどうしようもない状況かどうか、もう一度冷静に考えて、なるべく後から良かったと思える対応が出来るようにしてください。

これから生まれてくる新しい命も、そして今あなた達と一緒に暮らしている上の子も、同じ素晴らしい命です。

親の負担はいつでも大きいですが、それで子供たちが幸せになってくれるのならば、きっとなんてことは無いと思えるはずです。

状況だけに悲観せずに、いつでも子供の幸せを中心に考えられるように、臨機応変な考えを持つようにしてください。