友達に見下されると悩んでいる人が考えなければならない事とは?

今回紹介するのは、友達にいつも見下されると悩んでいる方に、是非考えておいてほしい非常に大切な事についてです。

友人関係の悩み
友人関係の悩み

友達との関係というものは、ちょっとした感覚の違いが大きい擦れ違いを生んでしまう事もあります。

学生だろうと社会人だろうと、この人間関係の問題は非常に大きな問題です。

例えば、冗談と言える範囲と、冗談では済まされない範囲は、やる側とやられる側では大きく差が生じます。

この差が、お互いの人間関係にヒビを作ってしまうわけですが、これはお互いに悪気が無くても起こり得る問題です。

例えば、あなたがいつも友達に見下されてしまうという悩みを持っているならば、それには根本的な問題があるはずです。

この事は、いつもあなたから見れば、相手の方が悪いと見えるのは当然と言えます。

しかし、本当に相手からしたら悪気はなく、あなたにとってもおいしいと思ってやっている人だっているのです。

この事は、両者に当然のように温度差を生じさせます。

第三者から見たら、どちらが悪いというものでもないと思いますが、当事者の二人にとっては大きな問題になってしまいます。

そんな難しい友達関係ですが、今回はいつも見下されて悩んでいる人に参考になる対処法を紹介します。

この事をしっかり意識しておけば、あなたはもちろん、今まであなたを見下す様に接してきた周りの人も、みんながストレスのない生活を送る事ができるようになります。

まずは、同じような悩みを持っていた方の体験談をご覧いただき、その後大切な事を紹介していきます。

体験談の方も、客観的に見る事によって新しい発見などあると思いますので、必ずご覧になってください。

友達に見下されて悩んだ体験談

友達との関係

私は昔から友人関係を上手く築くことが出来ません。

例えば高校の時も、最初は普通の友達で遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりとごく普通の友達として一緒にいるのですが、ある時からパシリになっていました。

お昼を購買に買いに行かされたり、いじめとまでいきませんが何だか嫌な態度をとられたりと。

必ずと言っていいほど一番仲のいい子に嫌がらせをされるようになるのです。

困ったときなどは、一番に助けを求めては来るのに大事にはされませんでした。

大事にされなくてもいいから普通に接してほしいのに、卒業までずっとそんな調子でした。

結局3年間我慢してきましたが、卒業間近になったとき、私の方が限界に達して喧嘩になりました。

喧嘩とは言っても、揉めることが嫌いな私が、今まで嫌だったこと、辛かったことを吐き出して、「もう、あなたとは付き合えない」と言って距離をとるようなかたちになりました。

それから、向こうが謝ってきたこともあり、卒業後もほんとにたまに会っていましたが、どうしても私の方が心から信用できなくて深入りしないようにしていたので、結局結婚を機に会わなくなりました。

新たな友達との関係

働きだして結婚をして、子供の友達のお母さん何人かとも仲良くなりました。

しかしやはりこの時も一番仲良くしていたママ友からの裏切りにあってしまいました。

表向きには、仲良く接してくれていたのですが、裏では他のママ友にある事ない事を言いふらされてしまい周りの人たちの態度が冷たくなっていきました。

おかしいなとは思いましたが、元々あまり人付き合いが好きではないので、気にしないようにしていました。

きっと怒らせるようなことを知らない間にしちゃったのかなくらいで諦めていました。

ですが、しばらくすると根も葉もない噂を不審に思った他のママ友からヒドイことを言い振らされてるよと言われたのです。

まさか一番仲の良いママ友が、何でそんなことをするのかわかりませんでした。

でも他の人から聞いた話を聞いて、他のママ友とも仲良くしているように見えていたらしく妬まれていたのだとわかりました。

友達との付き合いで大切な事

体験者の考える友達付き合い

私はどちらかというと「NO」が言えないタイプです。

頼まれるといいよってすぐ言ってしまいます。意見もしませんし、相手を傷つけるようなことはできません。

でもそこが良いところだよと言ってくれる人もいますが私はそうは思いません。

結局自分の意見がない人は、どうでもいい人の扱いになってしまうのだと思います。

本当に思いやりのある人は、私のような人間でも態度を変える事無く付き合ってくれます。

ですが、なかには人の弱いところに付け込んで、態度を変える人もいるのです。

嫌だと言わないし、自分を傷つけないからいい時だけ利用る人がいることも学習しました。

でも今でも相手がすべて悪いなんて思っていません。自分が嫌なこと、出来ない事をハッキリと言っていればきっと結果は変わっていました。

自分の意見を言わないのは逃げでしかありません。

本当の気持ちや、意見は相手の事を本当に思っているのであれば言えるはずです。言えない時点で本当の友達ではないのかなとも思います。

ストレスのない友達付き合い

友達付き合いとは、何のストレスもなく仲よくし続けられる人もいますが、多くの人はその相手との性格の差に悩んだことがあると思います。

まず最初に知っておいてほしいのはこの事です。世の中にはたくさん仲の良い友達同士は存在しますが、それと同時に、友達関係というものに悩んだことがある人もほとんどだと思います。

当たり前と言えば当たり前なんですが、他人同士がいくら趣味や話が合うからと言っても、相手に何の不満も持たずに付き合い続けられるものではありません。

ほとんどの人は、友達付き合いにおいて相手に何かしらの不満や悩みを持っているものです。

ですので、あなたが相手に対してトラブルを起こさないように、なるべく事を荒げないように付き合っているという事は、とても素晴らしい事です。

体験談のように、中にはその行動にかこつけて、ひどい対応をする人もいますが、それも一時の間違った行動であることがほとんどです。

自分自身も、そして相手もまだまだ未熟な人間ですから、日常の習慣というもので間違った行動をすることは、よくある事です。

大切なのは、体験談にもあった通りに、相手にその間違った行動を気付かせてあげる事です。

仮にそれでも気付いてくれないような友達ならば、それはもはや友達ではありませんので、関係を断つことを考えた方が良いと思います。

そしてもうひとつ非常に重要な事があります。

体験談の様に、いつの時も友達に見下されているというのならば、あなた自身にも問題はあります。

この問題とは、あなたが間違っているという意味ではなく、あなたが見下されるという事を不満に思うのならば、あなたにも改善しなければならない点があるという意味です。

あなたがこの記事を読んでいるという事は、友達からの対応に不満を持っているという事だと思います。

常にそういう態度をとられるのならば、きっとあなたにそういった隙があるという事です。

相手に見下されるような原因となるものがあなたにあるわけですから、それを解決しない事には、この悩みは解決する事はありません。

何度も言いますが、これはあなたが間違っているという事ではありません。

しかし、見下されやすいあなたの普段の行動を改善しない限りは、いつまでたっても同じことの繰り返しになります。

今までの人生でもそうですが、これから先の人生においても、相手に言ってあげるのも大切な事です。

相手が多少度を過ぎた態度をとった事に対して、許してあげるのも大切な優しさですが、相手の今後の事を考えて、ちゃんと指摘してあげる事こそ一番大切な優しさだと思います。

この本当の意味での優しさを考える事によって、あなたにとっても、そして相手にとっても大切な転機になるはずですので、この事は必ず意識するようにしてください。

今まで言えずにいたからと言って、出来ないことは絶対にありません。本当の優しさというものをしっかり考えて、あなたにとっても、相手にとっても素晴らしい人生になるように心がけてください。