親の介護をする上で一番大切な事とは?

今回紹介するのは、親の介護をするうえで非常に大切な考え方についてです。

田舎の両親

田舎の両親


親の介護をするというのは、想像以上に大変な事で、考え方一つでその大変さは大きくなってしまったりもします。

介護をするべきあなた自身が、悩みすぎて病んでしまう事も珍しい事ではありません。



どんな形で親の介護が始まったにしても、一番たいせつなのは、あなた自身が病んでしまわないようにすることです。

親の事を思って介護を続ける人も多いですが、そんな人でも悩み苦しみ病んでしまう人も少なくありません。



そんな親の介護で、あなたが考えなければならない一番大切な事を今回は紹介していきます。

今回は体験談を交えながら、大切な事を紹介していきますので、しっかりと読んで、今後の親の介護生活に役立てるようにしてください。
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親の介護に悩んだ体験談

急に始まった親の介護

私は自分の両親と同居をしています。

今から2年前のことですが父が体調を崩すようになり、段々様子がおかしくなって行きました。



大学病院で脳の検査等した結果、認知症と老人性鬱であることが分かりました。

それで薬を処方していただいたのですが、残念なことに薬が合わなかったため、症状が余計にひどくなってしまいました。



いわゆる薬剤性のパーキンソニズムというもので、身体ががちがちになって思うように動かせなくなってしまったのです。


歩くのも上手くできず、頭もおかしくなってしまって、自分が何をしたらいいのか何も分からなくなってしまいました。



そして介護生活が急に始まりました。

始めの一年間は本人も介護する家族も慣れないことばかりで色んな感情が入り混じりました。


自分の自由や娯楽はないものと思わなければなりませんでした。一日中父から目が離せず、次にやることを指示しなければなりませんでした。


おまけに鬱がありますから、何でも拒否をするので大変でした。

トイレも行きたがらない。ご飯もたべたがらない。水も飲みたがらない。どんどん具合が悪くなり、体重も10kg減り、このまま死んでしまうのではないかと思ったくらいです。



焦って私は強く言うことしかできませんでした。「そんなんじゃ1週間後には死んでるよ!」「水を飲まなきゃもっと頭が悪くなるよ!」と大きな声でついつい怒鳴って叱りつけてしまいます。


無理やり湯呑を持たせて「飲め!飲め!」と力づくでやってしまっていました。


また色んなことを疑うところがあり、「クーラーが壊れてる」「電話が壊れている」「お風呂が沸かない」と事実ではないことを疑うようになりました。


そのたびに否定して「あんたの頭の方が壊れているんだよ。」と言ってしまっていました。


せっかくご飯を作っても「生だから食べられない。」と言うので、頭に来て「それなら食べなくていい!」と怒ってしまっていました。


一応こちらが強く言うと渋々食べたり言うことを聞くのですが、これでは家がボロボロになってしまうと思いました。

親の介護で大切な事

体験者の考える介護で大切な事

2年経って、本人も家族もこの暮らしに段々慣れてきました。介護生活にも少しゆとりが出てくるようになりました。


今になって振り返ってみると、やはり何もかも初めてのことで、突然に始まった介護生活です。

まさに「まさかの坂」で真っ逆さまに落ちていく感じでした。


ですからきっとこれから同じような体験をされる方も「悲しみ」「情けなさ」「怒り」「イライラ」など色々な感情を持たれることと思います。




今になって思うことは介護する家族が心にゆとりが持てるようになったらいいなということです。


私の場合は同じ体験を先にされた方がそばにいたので、色々質問や愚痴を聞いてもらうことができました。

そのような介護の先輩がいたらいいですし、そのような家族の会も探せばあるようです。
そんな相談できる場所を作れればと思います。



また「本人が大変なんだから」と思うと、自分が出かけたり娯楽を楽しむことに罪悪感を持たれる方があるかもしれませんが、むしろ逆でどんどん気分転換をしに出かけたり、美味しいものを食べてきたりして、気持ちにゆとりを持つことが大切だと思います。



そうするともっと優しく介護する気持ちになれるし、同じことを言うにも、叱りつけるのではなく優しい気持ちで言うことができるようになるからです。

介護をするという事

親を介護するという事は、いろいろな思いからしている事だと思います。

もちろん親へ対する思いもそうですが、そのほかにも金銭的な問題、いつの間にかの抜けられない状況、家庭によって親を介護するという理由は様々でしょうが、一番に考えなければならない事はみんな一緒です。



誰でも気付いていることでしょうが、それは介護をする側のメンタルを含めた体調になります。

介護する側は、頑張らないといけないという気持ちが先行してしまい、いつの間にか体調を崩してしまうという事も少なくありません。



体験談にもありますが、介護をするうえで大切なのは環境つくりだと思います。

介護だけに限らず、つらいと考えている状況では、人は余計につらく思えてくるものです。



そして、つらいと考えている状況では、なかなか楽しい方向に持って行こうとは考えられなくなります。

そのうち自暴自棄になり、自分の人生を悲観する事にも成りかねません。



冷静にこの状況を考えるならば、こんなみんなが不幸になってしまう介護には何の意味もありません。

どんな状況でも、人間と言うものは考え方一つで、その問題の感じ方と言うものは大きく変わってきます。



決して介護と言うものを楽観視しろという意味ではありませんが、体験談の様に自分自身の息抜きと言うものは必ず入れるべきです。

他の家族の手を借りるのもいいですし、その日だけ施設にお願いしてもいいですから、息抜きの日というものは必ず作るようにしてください。



あなたが体調を崩してしまってからでは、解決できない問題に発展する可能性もあります。

介護というものには、介護する側の体調を第一に考えられる状況つくりをすることが、一番大切な事になります。



是非今回の記事を参考にして頂き、もう一度介護というものを見つめ直すようにしてください。


今回のような悩みを持っている方は、この記事も是非参考にしてみてください。
親の介護が遠距離で大変だった体験談からその対処法を学ぶ

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