今回紹介するのは、今の仕事に不満があって転職したいと考えている人に必要な、非常に大切な事についてです。
社会で働いていると、いろんな理由で転職を考える事があると思います。
合わないと感じる仕事もあれば、人間関係で悩んで転職を考える事もあると思います。
そんな状況にいて、毎日の仕事が手に着かず、転職を考えてしまうわけですが、この状態の人には絶対に考えておくべき大切な事があります。
今回は、同じような体験談をもとに、そんな転職の時に考えなければならない非常に大切な事を紹介したいと思います。
まずは、体験談をご覧いただきますが、違う視点から体験談を読むことによって、参考になる部分もたくさんありますので、体験談も是非ゆっくりご覧ください。
仕事の転職を考えた体験談
転職を考えたきっかけ
私は、パソコンが大好きです。私がパソコンに出会ったのは中学の頃でした。
その当時、パソコンゲームが流行っていました。
しかし、パソコンは30万円以上する効果な物でとても購入する事は不可能でした。
いろいろ調べていたら、家庭用のテレビに接続出来るMSXという低価格のパソコンの存在を知りました。
ゲームも沢山やりましたが、そのパソコンには、ベーシックというプログラム言語で、プログラムを組む機能が付いていました。
私は、プログラムに興味があったので、楽しみながら独学でプログラムを勉強しました。
工業高校に入学したのですが、プログラムの授業があったので、楽しみにしていました。
実際の授業では、私は教えてもらえる内容はすでに把握していたので、教え役として参加していました。
プログラムが面白かったので、卒業研究もプログラムでソフトを作りました。
高校3年から就職活動をしたのですが、その当時、やりたい事が無かったので、大手の工場の面接を受け、採用してもらう事が出来ました。
大手の工場で、何も考えないで働いていたのですが、たまたまニュースでやっていた、IT業界の急成長により、技術者がたりないという話を聞きました。
私は、この瞬間に、学生の時に楽しんだプログラムの事を思い出し、プログラマーに再び憧れました。
転職を叶えるための道
でも、その当時は会社を辞める事は良くない、というイメージがあったので、1年位悩みました。
しかし結局私は、プログラマーという職業にどんどん惹かれていったので、仕事を辞め、派遣のラインで仕事をしながら、資格を取る事にしました。
半年かかりましたが、何とか取得する事ができたので、さっそく就職活動を始めました。
かなり苦戦しましたが、何とかシステム開発をしている会社に就職する事ができました。
私のプログラマーの人生の始まりです。転職は見事成功しました。
それからは、周りの人に追いつきたい気持ちがあったので、仕事をどんどんこなし、2年後には、プログラマーからシステムエンジニアとして仕事をする様になりました。
それからは、社内ではなく、お客さんの会社で常駐して仕事をする様になりました。
それから、私は自分で仕事を探す様になりました。
5年位たった時に会社を辞め、独立してフリーランスになりました。
その当時は仕事が溢れていたのですが、最近は仕事がコンプライアンスの問題も影響して、取りにくくなりました。
そんな時に、毎週通っているハード系のリサイクルショップで求人があたので、思わず面接しました。
システムエンジニアという事で、パソコン担当になりました。パソコンは、店長しか出来なくて、ノートパソコンはダンボールに30台位、溜まっていました。
とりあえず、システムエンジニアとしての仕事は安めの仕事をとって、リサイクルショップで働きながらハードに付いて勉強しています。
仕事の転職で一番大切な事
体験者の考える転職
今は、もっと早くハード系のリサイクルショップで仕事をすればよかったと思います。
そういう意味では、今、考えてもやり方は間違っていなかったと思います。
これからは、システムエンジニアの仕事にこだわらないで、いろいろな仕事のスキルを手に入れたいと思っています。
そのスキルとスキルを合わせる事で、新しいビジネスモデルが出来るといいなと思っています。
システムエンジニアでは、営業とソフトに関してのスキルを手に入れ、リサイクルショップでは、中古のパソコンを販売する為のスキルを手に入れようと思います。
これからの私の仕事の能力アップとして、投資するイメージでやっていくつもりです。
時代はどんどん変わっていますから、どの業界が流行るかは、その時の経済やみんなの収入とか、流行りとかで全然変わってくると思うので、先の事を考えて私だけのオリジナルのビジネスモデルが見つかる事を楽しみにしています。
自分の力で、お金を稼ぐ方法をみつける事が私の課題だと思います。
転職するという事
本来転職と言うものは、より良い環境で、かつステップアップするためのものだと思います。
職場の環境が悪かったり、人間関係で悩んだりと、会社を辞めなければならない状況は多々あると思いますが、それをそのまま転職に繫げるのはあまり良い行動とは言えません。
何故かと言えば、その状況に置かれてしまった事に対して何の解決も出来ないからです。
転職したいと感じているその根本の理由を置き去りにして、転職してしまうと次の職場で同じような問題が起きた場合に、また転職と言う手しかなくなってしまいます。
残念ながら現代の社会では、何のストレスもない快適な職場などほとんど存在しないと思います。
必ず何かしらの悩みは出てくるものなので、問題が起きた場合には、それに対処する能力と言うものも必須になります。
あなたがもし、仕事で悩んで転職というものを考えているとしたら、逆に最悪転職があるんだという前向きな考えで、問題自体の解決を試みることを強くおすすめします。
悩みに対して逃げるように転職するよりは、解決しなかったとしても試みたという事自体が、必ず次の職場に繋がるはずです。
悩みに対しては、転職もあるんだという大きな心を持って、そして転職というものに対しては、逃げてはいけないという厳しい心を持って接するようにしてください。
もちろんもう限界が来ている場合には、無理をしてはいけませんが、立ち向かって損はしませんので是非参考にしてください。