今回紹介するのは、子供の夜泣きの原因や対処法を考えるうえで、あなたが一番考えなければならない非常に大切な事についてです。
いざ自分がそれを体験する立場になってみると、こんなに大変なものをどうすればよいのか悩むと思います。
睡眠とは、人間にとって一番大切と言っても過言ではないぐらい重要なものです。
ただでさえ、慣れない子育てに悩まされている状況で、更に夜泣きとなると本当にどうにかなってしまうんじゃないかと思うぐらいだと思います。
そんな子供の夜泣きですが、原因や対処法を考えるうえで、あなたが必ず考えなければならない大切な事があります。
この事をしっかりと考えなければ、あなた自身の負担が軽くならないどころか、夜泣きが一層ひどくなってしまう事もあり得ます。
是非今回の記事を読んで、子供の夜泣きに対処するうえで大切な事をちゃんと考えるようにしてください。
まずは、同じような悩みを持っていた体験談をご覧いただき、その後考えるべき大切な事を紹介していきます。
体験談の方も、同じ悩みを持っているあなたにとって、非常に参考になる部分などありますので、必ずご覧ください。
子供の夜泣きに悩まされた体験談
夜泣きの始まり
今からもう約10年前になりますが、娘を妊娠し38週まで仕事をしていました。
当時若かったのもあり産休に入ってすぐ出産という形になりました。
初めての育児に右往左往し、毎日が目まぐるしく過ぎて行きました。
娘との時間も大事ですが、すぐに職場復帰したかった私は、娘が生後五ヶ月の時に保育所に申請し、幸い入りやすい地域だったのもあり、娘は無事に保育所に行く事になりました。
初めての育児と仕事、家事との両立は大変でしたが、毎日がとても充実していました。
そんな仕事に復帰して1週間位経過した頃だったでしょうか。
ぐっすり眠っていたはずの娘が突然ギャン泣きを初めました。
私も疲れていましたが、当時アパート住まいだったのもあり、こちらも泣きたい位でした。
夜泣きって本当に眠った状態なんですよね。
いくら抱いてもダメで、結局その時は娘を1度起こし当時娘が大好きだったDVDをかけることで夜泣きを止めていました。
夜泣きに悩む日々
仕事に復帰したばかりで、身体も慣れておらず、慣れない育児との両立に疲れ果てた時でしたが、娘の夜泣きはほぼ毎晩、なんと1年程続きました。
色々な方法を試したり、サイトを調べたりしましたが、娘には1度起こしてしまうのが1番効果的だったように思います。
ドライブに行こうかとも考えたのですが、何せ住まいがアパートだった事もあり、周囲の方に迷惑をかけたらどうしようと毎晩毎晩その事で、不安や精神的に追い詰められていました。
主人が少しでも手伝ってくれたらよかったのですが、1度眠ると起きないタイプなので、ほぼほぼ1人で対応していて、半年で8㌔痩せました。
その時はひたすら早く起こして迷惑がかからないようにとばかり思う毎日で、自分でも自分を追い詰めていたように思います。
初めての育児で慣れないし不安な事だらけで、その自分自身を追い詰めていた気持ちが娘にも伝わって夜泣きになっていたんじゃないかなと思っています。
子どもは親のそういうところにとても敏感なんだと思います。考え方というより考えられないのが正解だったかなと思っています。
夜泣きの原因や対処法
夜泣きの激しかった娘も今では小学生になりました。
言いたい事も言えるようになり、毎日口喧嘩する位です。
今思えば、夜泣きに対しても子どもに対しても、全てに余裕がなかったんだと思います。
娘を抱っこして、大丈夫だよと背中をさすってみたりしてもよかったのではと、今だから思える部分もあります。
今となっては、自宅がアパートから一軒家に変わったのも大きいと思います。
もし、昔の私のように夜泣きで悩んでるお母さんがいたら、慣れないし余裕がないのもあると思います。
でも、そんな気持ちが1番子どもを不安にさせてしまいます。
泣いている赤ちゃんを抱っこして、大丈夫とさすってあげてください。
抱っこしながら暖かい飲み物でも好きな飲み物飲んで一息ついてみてください。
自分の心に余裕がないと、どっしり構えられません。当時の私にそうやって言ってあげたいです。
大丈夫だよ。
って。
育児にも終わりなんてないですし、小学生になると逆に寂しい位でこっちが構って欲しくなります。
お母さんが無理しないで少しでも息抜きして、今だけの育児を楽しむことが一番だと思います。
夜泣きへの対処で大切な事
体験者もおっしゃる通り、子供と言うものは親の細かい雰囲気の違いに非常に敏感です。
疲れている日、イライラしている日、病気の日、親にも様々な精神状態があると思います。
もちろんの事、子供にはそんな親の都合は関係ありません。関係ありませんが、親のちょっとした雰囲気の違いには、敏感に反応します。
このちょっとした親の雰囲気次第で、子供の夜泣きがひどくなったり、少なくなったりします。
それほど親の精神状態と言うものは、子供にとって影響力が強いものです。
そんな小さな子供が、と思う人もいるかもしれませんが、そんな小さな子供で自己表現も出来ないぐらい小さい子だからこそ、周りの雰囲気を察知する能力には長けています。
極端な例を言いますと、イライラしながら寝かしつけるのと、大丈夫だよ!と思いながらやさしく寝かしつけるのとでは、完全に差が出てくるのはみなさんも分かると思います。
結局親の雰囲気を感じ取っているという事は、そのあやし方のちょっとした動作に違いが表れてくるという事です。
イライラした状況では、あやし方も普段よりはちょっとだけかもしれませんが、雑な部分が出てくると思います。
そのちょっとした雑な部分が、子供にとってはちょっとした感じではなくなってしまうのです。
人の腕に抱かれているのだから、当然と言えば当然です。
こう考えれば、親の精神状態次第で、夜泣きがひどくなったり、軽くなったりするのも納得がいくと思います。
親にとっては当たり前の日常の変化ですが、親しか頼る人がいない子供にとっては、日常と思えない大きな変化になってしまいます。
親として子供がそう感じているという事を意識する事が、夜泣きはもちろん子供を育てるという上で大切な事になってきます。
親であるあなたが喜んでいれば、子供も笑顔で居てくれる時間が長くなる。こういったストレートな子供の表現を見逃さないように、そしてそれに喜びを感じていくことが、子育て、そして夜泣きへの対処で大切な事だと思います。
夜泣きの原因が、親であるあなたの精神状態だとならないように、子供への愛情の伝え方というものを今一度深く考えてみてください。