子育て支援センターにはいつから通えばいいの?

今回紹介するのは、子育てを始めて、家に籠っているのも辛くなってきたあなたに、子育て支援センターにはいつから通えばいいのかという内容です。

子育て
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子育てと言うのは、かわいい自分の子供と過ごせる大切な時期ですが、ずっと同じ環境だと辛くなってくることもあると思います。

これは誰でも感じる事ですし、そういう自覚がなかったとしても、気分転換に子育て支援センターなどに行くことは大きい意味があります。

しかし、気分転換にもなり情報交換の場でもある子育て支援センターですが、初めて行く場合にはいつから行けばいいのか悩むこともあると思います。

今回は、そんな状況にいるあなたに、いつから子育て支援センターに行けば良いのかという事を紹介していきたいと思います。

これは、その人や子供によって行くべきタイミングも変わってくることなので、是非今回の記事を参考にして頂き、最適なタイミングで活用できるようにしてください。

まずは、子育て支援センターに行くタイミングを考えさせられた体験談をご覧いただき、その後に行くべきタイミングについて紹介していきたいと思います。

体験談の方も、同じような状況のあなたにとって参考になる部分がたくさなりますので、必ずご覧ください。

子育て支援センターでの温度差

子育て支援センターに困惑

現在1歳になったばかりの娘がいます。

育児が少し落ち着いて、近くの子育て支援センターに行き始めたのは、娘が3ヶ月の頃でした。

正直ママ友関係は面倒くさそうだから出来るなら関わりたくないと思っていました。

しかし、家で赤ちゃんと二人きりでの生活にも耐えられなくなり、誰でもいいから外部の人と交わりたいという気持ちで行き始めました。ママ友には全く期待していませんでした。

行き始めた頃はやはり楽しくは感じませんでした。

そこに通っている常連の方々の仲良しママ友グループが既にあったからという理由が大きいと思います。

そこに新しく入ってきた私が入れるわけもなく、家に赤ちゃんと二人きりでいる時の孤独よりも、大勢の中で取り残されている孤独の方が辛いと感じていました。

そもそも来ている子供たちが、皆うちの娘よりも月齢の大きな子たちばかりで話が合わなかったのもありました。

また、月齢の大きな子たちは、それぞれがハイハイや上手に歩いたりして自由に動き回って遊んでいました。

寝返りもできない我が子の近くに、おもちゃを振り回してやってくる子たちもいました。

我が子にぶつかるのではないかと危険を感じて、支援センターが恐ろしい場所だとさえ思えました。

しかし、それでも通い続けたのは、娘にとって家にいるよりも支援センターの方が刺激的でおもちゃもいっぱいあって楽しいだろう、と思ったからです。

私自身は楽しいとは思えませんでしたが、娘のためと思い通い続けていました。

子育て支援センターでの転機

そんなある日、やっと楽しいと思えるタイミングが急にやってきました。

それは娘が5ヶ月になった頃でした。なんと娘と誕生日が1日違いの赤ちゃんと出会えたのです。

それまでは娘より大きな子たちばかりで、話す内容も一歩二歩と先を行く子育ての先輩に教えていただいている、という感覚でした。

常に敬語で話をしていて友達という感覚は全く持てなかったのですが、出会えた同じ月齢の子のママさんとは、同じ目線で子育ての悩みを相談し合えたのです。

そうこうして、6ヶ月7ヶ月と月齢が進むうちに、同じ月齢の赤ちゃんたちが支援センターにデビューしてくるようになり、気が付けば我が子よりも月齢の小さい赤ちゃんも通ってくるようになっていました。

少しずつ話の出来る人が増えていき、孤独を感じなくなっていました。

子育て支援センターにいつから行くか

体験者の今考えるタイミング

今にして思えば、支援センターにデビューしたタイミングが少し早過ぎたのかな、と思います。

2人目ママさんは子供が2ヶ月の頃から来ているようですが、1人目ママさんは大体5ヶ月頃から来る方が多いように思います。

ママさん方と話すきっかけとして、月齢が近い赤ちゃんのその時期ならではの悩み相談は、最も話しやすい内容です。

そういう話ができる同じ月齢の赤ちゃんが来る時期にデビューしていれば、孤独を感じることもなかったのかな、と感じています。

また、早いタイミングでデビューしたとしても、同じ月齢の子たちはもうしばらく先にやって来るということを頭に置いていれば、孤独な時期を割り切って過ごせたのではないかと思います。

ちなみに、1歳になった現在は、同じ月齢の赤ちゃんのママさんだけでなく、娘よりも大きい子のママさんとも普通にお話できるようになりました。

あの頃は先輩ママさんという意識が私の中にあって見えない壁を感じていたのですが、よくよく考えれば、そのママさん達も最初は私と同じような思いを感じながら通っていたのだと気付いたことがきっかけでした。

子育て支援センターを利用するタイミング

今回あなたが悩んでいる、子育て支援センターをいつから利用するかと言う問題は、思っている以上に大切な事です。

子育て支援センターを利用しようと思う動機は、人によって様々なものがあると思いますが、今回の体験談の様にタイミングを間違えてしまうと、本来の意味どころか、かえってマイナスになってしまう事もあります。

子育てに集中している育休中というものは、思っている以上にストレスが溜まり、その分気分転換と言うものも非常に重要になってきます。

そういう意味合いで考えるならば、子育て支援センターに行くタイミングと言うのは、非常に重要です。

あなたが、子育て支援センターにどういった理由で行こうとしているのかは分かりませんが、今回の体験談を読んで、その理由をもう一度考える事が大事になります。

まず、間違っても子育て支援センターに行って、何の意味もないという事は絶対にありません。

ですが、行くからには他のママさんたちと交流して、子育てについてしっかり情報交換をしなければ、結果何の意味もなかったという事にはなりかねません。

どんな人だとしても、子育て支援センターを利用しようと考えているという事は、子育ての交流をしたいと考えているからだと思います。

それならば、行ったからにはある程度交流するのが、あなたにとっても子供にとっても意味のあることになると思います。

話を戻して、子育て支援センターに行くタイミングですが、子育てにおいて大きな悩みを持っているならば、それだけでもうタイミングなどは考える必要はありません。

早く行って、先輩ママ達と交流することによって、必ずあなたの考えもしなかった対処法など学べるはずです。

次に、体験者の様に子供とあなた自身の気分転換に行く場合ですが、この時にはタイミングを見計らう必要があるのかもしれません。

つまり一番言いたいのは、子供中心の子育てに関する事であっても、あなた自身が交流するつもりでいるかどうかという事です。

当たり前ですが、子育てを支援してくれる施設はあっても、あくまで子育てをしているのはあなた自身になります。

つまり、どんな場所に行こうが、あなた自身もちゃんと交流するつもりでいないと、何の意味も持たなくなってしまいます。

体験者の場合にも、子供の気分転換とは言っても、話すことも出来ない子供たちばかりが集まる場所ですから、主役は子供でも中心は親になってしまいます。

全ては子供の為だとしても、親が動かなければ進展はありません。悩みがある場合などは、親が率先して交流するでしょうから、こんな事は悩まなくてもいいのですが、子供の気分転換ぐらいの軽い理由だとしたら、あなた自身がちゃんと交流するつもりで行かなければ意味がないのです。

子育て支援センターを利用する理由としては、子供の為だという理由も多いと思います。

しかし、子育てと言うものには、育てる立場であるあなたもセットなのだという事をしっかりと認識してから、こういった施設を利用するようにしていくと、タイミングなどに悩むことなど無いのではないと思います。

勘違いしてほしくないのですが、決して気軽に子育て支援センターを利用してはいけないと言っている訳ではありません。

子育て支援センターに行くからには、親であるあなたにもそれなりの交流が必要だという事です。

もちろんこういった施設は、気軽に子育てをする上での交流を図る目的もありますので、気持ち的には気軽に行ってもいい場所です。

ただ、体験者の様に、考えすぎてタイミングを見計らうような状態ならば、自分の気持ちもしっかり整理しておいた方が良いという事が大切な事になります。

最後に、子育て支援センターを利用するという事は、あなた自身にとっても子供にとっても必ずプラスになる事だと思います。

しかし、利用しようとして体験者の様にマイナスな事を考えるのは一番もったいないことなので、ちゃんと親自身も交流する覚悟をもって、子育て支援センターを有意義に使えるようにしてください。

その気持ちを持てた時が、あなた方親子にとって、子育て支援センターを利用すべきタイミングになります。