結婚しても子供がいらないと考えている人に一つだけ考えてほしい事

今回紹介するのは、結婚しても子供はいらないと考えている人に、たったひとつだけ考えておいてほしい事についてです。

現代では、子供がいない・作らない夫婦というのは珍しいものではありません。

いろんな理由で子供が出来ない人もいますし、作らない人もいると思います。

そして子供がいないからといって、家庭がなりたっていないなどと言う古い考えも今はありません。

子供がいない方が自分自身にとって満足のいく人生が遅れるという人もいるでしょうし、それを否定する事は誰にもできません。

でも、結婚しても子供がいらないと今考えている人に、たったひとつだけ考えておいてほしい事があります。

これをしっかり考えておいておけば、どんな状況になったとしても、あなたの夫婦生活は満足のいくものになると思います。

今回の記事をしっかり読んで、あなたにとって素晴らしい人生を送れるようにしてください。

まずは、同じような考えを持っていた方の体験談をご覧いただき、その後考えておいてほしい事を紹介していきます。

体験談の方も、同じような考えを持っているあなたにとって非常に参考になるものになっていますので、必ずご覧ください。

結婚しても子供はいらない人の体験談

仕事と結婚

20代で結婚し、30代半ばまで高校教員として勤務しておりました。

結婚当初は、生徒の進路の事や自分自身の授業スキル向上を目指したい思いがあり、主人とも相談してしばらくは共働きで行こうと決めました。

高校は正職員でしたので、クラス担任や進路指導、また校外学習の引率で泊まり勤務もあり、年中を通してとても多忙な日々を過ごしておりましたが、生徒からも信頼度が増してきて様々な相談をされるうちにとても教員という仕事にやりがいを感じるようになっていきました。

主人はコンピュータ関係の仕事をしており、また私と同じくとても多忙な日々を過ごしており、家で話をするのは唯一夕食の時くらいでした。

土日も私の方が部活の引率や練習で家を空けてしまうので、なかなかゆっくりと主人とは話す時間が持てませんでした。

そんな多忙な時間を過ごしているうちに、あっとういう間に30代に入り、あたりを見回すと親しい友人達は結婚して子供もいて、ゆったりとした生活を送っている状況であり、反対に私は日々の事に追われる生活をしており、この先どうなるんだろう、将来このままで私働いている自分でいいのかな、と不安がよぎり始めました。

主人からは子どもが欲しいと言われておりましたが、着々とステップアップをする中で産休を取りたいとは自分自身の中で思っておらず、(日々生徒と接しているので、子どもがいなくても正直いいなと思っていました)このままでもいいか、と思っておりました。

考え方に疑問を持ち始めた転機

そんな状況に転機を迎えたのは、私の体調不良からでした。

以前から生理痛がとてもひどかったのですが、ますますひどくなり婦人科を訪ねると、子宮筋腫が大きくなっているので治療をしたほうがいい、また早く子どもを産んだほうがいいと病院の先生から言われました。

その言葉をきっかけに、仕事ばかりではなく今後の家庭生活のことをしっかりと考えなくてはと思ったのでした。

結局子宮筋腫は短期の手術で摘出し、現在は臨時職員として週に3日学校に勤め、空いた時間は主婦として術後の身体をのんびり休めています。

そしていつかは子どもが出来たらといいなと思い、仕事と家庭を両立させていけるように調整中です。

結婚しても子供がいらないと思っている人に知っておいてほしい事

体験者が考える子供がいらない理由

今振り返ると、結婚当初からとても忙しい生活を余儀なくされていたんだと感じます。

仕事にやりがいを感じてはいましたが、もう少し家庭とのバランスを考えた勤務も、もしかしたらできたのかも知れません。

当時は若かったこともあり、ステップアップするためにはがむしゃらに頑張らなくては、という思いが強くあり、体力的にも精神的にも無理をしていた時期がありました。

教員は結構孤独なもので、自分が頑張らなくてはと正義感を燃やして仕事に専念してしまうことがよくあります。

今思えば校長に勤務の事で相談したり、学年主任の先生に授業についての相談を投げかければよかったのかも知れません。

子宮筋腫になって手術をするまで自分に無理をしてきたという事に気づかなかったので、どこかで身体は悲鳴を上げていたに違いありません。

結婚後正職員ではなく、一時的に臨時職員になってワークライフバランスを取って過ごすのも手だったかなと思います。

欲張りな私がそこにはいたのかもですが、いざという時は周りが助けてくれることも多いので、時に周囲に頼っていくのも必要なスキルだなと実感しました。

子供がいらないと考えている人に一つだけ考えてほしい事

世の中には、様々な仕事で働いている人がおり、そして様々な考え方を持っており、子供がいらないという考え自体を否定するつもりは全くありません。

実際子供がいない方が、自分の人生をより楽しく遅れる人はたくさんいると思います。

人生一回きりですから、自分自身の充実した一生を考えるのは、ある意味当然だと思います。

しかし、今回の記事で伝えたいのは、そういった考え方ではありません。

体験者の様に、仕事の都合や今の充実度で子供がいらないと考えている方も多いかと思います。

そんな時に考えなければならない事が、今回伝えたい、あなたに考えてほしい事になります。

それは、子供がいらないと考えているあなたの今の考えではなく、将来までしっかり考えた上で答えを出してほしいという事です。

今回のような状況ならなおさら、よく将来の事まで考えてほしいと思います。

あなたは、夫婦としても一人の人間としても、子供がいなくても満足のいく人生を送れるかもしれません。

しかしそれはその時になってみないと分からない事ですし、今のあなたの考えが、あなたの人生において正しい考えとは限りません。

体験者の様に、病気になってしまい子供が作れないかもしれないという状況は誰にでも訪れる可能性のあるものです。

要は、子供は別にいらないという考えを重視するのではなく、病気などになって子供が作れない体になったとしても、あなた自身が何の後悔がないかどうかが大切な事です。

これは単純な事に聞こえるかもしれませんが、子供がいらないという考えと、病気になって子供が作れない体になってしまうというのは、相反する答えになってしまうのです。

子供が元々いらないと考えていたからと言って、病気になって子供が出来なくなるという状況は受け入れられない状況だという事です。

あなたがそうだとは言いませんが、今の状況では子供はいらないと考えている場合、子供が出来ない体になってしまった場合、後悔する方が少なくありません。

ですので、結婚しても子供は別にいらないと考えているあなたに考えてほしい事とは、今あなたが病気になったとして、子供を産むことができない体になっても後悔しないかどうかという事です。

自分の意志で子供を作らないという事と、子供が出来なくなってしまうという事は全く別物です。

女性のこういった病気は、あなたが思っている以上に身近なものですので、そうなった場合に後悔しないよう、病気をしていない今からそういう事を考えておきましょう。

結局一番伝えたかった事とは、何となく子供はいらないと考えていたとして、子供を産むことが出来ない体になった時に後悔してほしくないと思っているからです。

もちろん最初にも言いましたが、子供がいらない人生を選ぶ事ももちろん間違ってはいません。

ただ、どんな状況が来てもその結論がぶれないように、しっかりと考えておくことがあなたが後悔しなくて済む最善の方法だと思うという事です。

間違っても若さの至りで、子供はいらないという考えになってしまわないように、様々な可能性を考えて将来を決めるようにしてください。