今回紹介するのは、子育てでイライラいしている人に知ってほしい、子育てにおいて一番大切な事です。
あなただけでなく、子育てでは誰でもイライラする事があります。しかし、そのイライラにとらわれ過ぎると、益々あなたのイライラは増していき、子育てにも影響していきます。
あなたにとって、自分の子育てはどう思うでしょうか?そして周りの人の子育てをどう思うでしょうか?
どちらも良い意見も出れば、悪い意見も出てくると思います。でも一般的に見れば、どの意見も正しいも間違っているもないかもしれません。
子育てとはそれだけ形が無く、そして正しい子育てなんてものは存在しません。
ただ一つ必ず考えておかなければならない事は存在します。この事を考えておかなければ、あなたの子育てはすべて間違っていたとなってしまっても大袈裟ではなくなります。
そんな子育てでイライラしてしまう方に知って欲しい、非常に大切な事を今回は紹介していきます。
まずは、同じような悩みを持っていた方の体験談をご覧いただき、その後大切な事について紹介していきます。
体験談の方も、非常に参考になるものになっていますので、必ずご覧ください。
子育てにイライラしていた体験談

子育てをしない旦那にイライラ
私は今、生後10ヶ月の赤ちゃんを子育て中です。
子供が生まれた瞬間はとても嬉しく、とても号泣したのを覚えています。生命の素晴らしさを感じました。
子供は出産予定日より、約1ヶ月ほど早く生まれてしまいました。
出産自体に問題は全くなかったのですが、生まれて数時間経った時に子供が呼吸をうまくできなくて、度々息を止めてしまうと助産師さんに言われました。
私は小さな産婦人科で産んだので、救急車で市立病院に子供だけ搬送されました。
普通は生まれてすぐ母親の元には赤ちゃんがいるものだと思っていたので、逆にとてつもないストレスを感じました、
会えたとしても、ほんの30分程度で、毎日子供が心配でした。産後というのもあり旦那にしょっちゅう八つ当たりをしていたのを覚えています。
子供が2週間ほどで退院した後も、夜泣き、睡眠不足、しかも外に出られない。ストレスは溜まっていく一方です。
子供は可愛くて仕方ないのですが、旦那に毎日のようにイライラしていました。
少し遊ぶだけで、オムツもろくに変えられない、当時はこんな奴とはやく離婚したいと思っていました。
1番ストレスがひどかったのは、子供が4ヶ月ぐらいの時です。
私は、子供が産まれてから、一度も子供を預けて羽を伸ばす事が出来なかったので、どこにもぶつけようのないイライラを毎日毎日感じていました。
旦那に、自分の気持ちを伝えても、相槌も打ってくれないし本当に聞いているのかもわからない感じでした。
限界が来た時にとった行動
毎日泣いていました。自分でもどうすればいいのかわからないくらいになっていました。
そんなある日子供を怒鳴り散らしてしまいました。
子供は初めてわたしの怒鳴り声をきいて大号泣です。
その泣いてる子供の顔を見て私はなんてひどい事をしてしまったんだろうと後悔しました。
そしてもうこれ以上溜め込むと私だけでなく、子供にもストレスを与えてしまうと思い、私の母親にお願いして、気分転換に美容院とまつげエクステに行って来ました。
1人で出掛けた時の楽さ、でもどこか寂しいかんじ、はやく子供に会いたいと思いました。
こうやって1人の時間を作る事によって、リフレッシュして、子供の事を思い、改めて1人でよく考えることができ、自分がどれだけ幸せかがわかるのだなと思います。
育児は絶対1人ではできません。
子育てで一番大切な事

体験者の考える大切な事
今考えるともっと早くから母親や旦那に、少し預けて、1人の時間を作ればよかったな。と思います、
子供を預ける=だめな親と考えていました。
こう思ってしまうのは周りの“母親”という存在の受け取り方、考え方が育児放棄や、虐待を招いてしまっているのだと思います。
周りの目が厳しすぎるから、みんな完璧な母親でいなきゃいけないと思い、頑張りすぎて我慢の限界がきてしまい逆に子供を傷つけてしまうのではないのかなと思います。
育児は本当に1人では出来ないな。とすごく思います。
今も1ヶ月に一回あるかないかくらいで、母親に預けて、1人の時間を数時間作るようにしています。
リフレッシュはとても大事です。赤ちゃんと過ごす時間もとても大事ですが、逆に本当に大事にしたいと思っているなら、自分のストレス発散をまず大事にした方がいいです。
今私はとても毎日充実しています。
ダイエットしたり、料理をがんばったり、お菓子作りをしたり、勉強に挑戦してみたり、もちろん自分の趣味をやるのは子供が昼寝していたりテレビに夢中になっている時です。
1番は子供と接する時間です。自分が幸せって思わなきゃ、子供も幸せを感じられません。
母親が元気なのが1番だと今では思います。
子育てでイライラしない方法
子育てをするということは誰でも必ず、今までに感じた事のない感情や、経験などをします。
そんな中でイライラを溜めないように子育てをするというのは、ほぼ100%無理な事です。
子育てではなかったとしても、初めてやることを完璧にこなすというのはかなり難しい事になります。
しかし、体験談にもあるように、いざ子育てを始めると完璧にしなければいけないという責任感が襲ってきます。
子の責任感を間違った方向に捕えて、子育てに支障をきたす人は非常に多いです。ですが、子育てに支障をきたすと言っても、これはそんなに気にすることではありません。
子育てで間違いを起こすことも、その後の選択も間違えてしまい子育てに支障をきたすことも、ある意味当然の事なのです。
子育てをするうえで、親の育て方と言うのは、子供に多大な影響を与えてしまいます。それは間違いない事なのですが、だからといってこれぐらいの事を気にしていては、逆にまともな子育てを出来なくなってしまいます。
子が親を育てるとよく言いますが、この言葉のとおりだと思います。子育てをするうえで間違いや勘違いなどは誰にでもある事です。
10人子供を育ててきた人だとしても間違いを起こしてしまうのが子育てです。
それでも立派に子供を育てられるのは、子供自身の育つ力によるものですし、何よりこんなに悩んでいるあなたの親心がそうしてくれるのです。
子育てで一番大切なのは、子を思うあなたの気持ちです。この記事を読んでいるという事は、あなたはその心に溢れているという事です。
ただそれだけで、子供は真っ直ぐ立派に育って行ってくれます。変に完璧にしなければいけないとか、親のちょっとした行動が子供に悪影響を与えてしまうという心が、逆に子供に悪影響を与えてしまいます。
これだけは断言できます。子育てに一番必要なのは、あなたの子供を愛する真っ直ぐな気持ちです。
その真っ直ぐな気持ちをなるべく曲げないように伝えていくことが、子育てで一番大切な事なのです。
完璧じゃなく、失敗する事もあります。その失敗を含めて子供は成長していくのです。
逆に完璧な子育てを出来たとしても、そんな緊迫した子育てでは、望んでいるような子供にはならないかもしれません。
体験者の言うとおり、母親も息抜きできる時に息抜きしなければ、良い子育ては絶対にできません。
そして、その事をストレートに旦那や親に言う事も大切です。
この大変な状況を感じ取って手伝ってくれよ!と思う気持ちそのものがあなたにイライラを与えてしまいます。
そしてそのストレスが、子育てに悪影響を与えてしまいます。手伝ってほしい気持ちがあるのならば、素直に言葉に出しましょう。
遠回しな言い方ではなく、息抜きしたいから時間をくれ!と正直に言いましょう。
そうやって正直な気持ちを旦那に伝える、溜めこんだ気持ちを作らない、というのが母親のイライラを溜めない一番の方法です。
こちらの記事でも紹介していますが、ちょっとしたことで子育てに対する考えは大きく変わってきます。
育児が辛いと感じているあなたに今必要な事とは?体験談から学ぶ
こういった考え方を見直してみることも重要なことになります。
これだけ悩んでいるあなたの子育ては絶対に間違っていません。あとは、子供の為にもあなたのイライラが溜まらない子育てをもうちょっと考えてあげるようにしてください。