父親にストレスを感じている方に大切な事とは?体験談から考える

今回紹介するのは、父親にストレスを感じている人に大切な事についてです。

父親というものは、立場上嫌われたり、ストレスになるという方も多いと思います。

どのような父親がそうなるのか、またなぜ父親は嫌われやすいのかを紹介していきたいと思います。

最初に紹介するのは、頑固な父親に日々ストレスを感じながらも、家族だからと我慢して生活を続けている方の体験談です。

体験談からは、あなたの置かれている状況と少し違った状況だからこそ見えるものも出てくると思います。

生きていくうえでの悩みというものは、自分ひとりの考えが先行してしまい、全体が見えなくなってしまう事も多いですので、まずはこの体験談を第3者という公平な立場でご覧ください。

その後に、父親にストレスを感じる方に大切な事を初会していきたいと思います。

頑固な父親に日々ストレスを感じている体験談

いつも家族のことで問題となっています。

親子は年齢は当然離れているのですが、今30代の私はもうすぐ70歳になる父と60代の母がいました。

母は今病気がちで困難なこともありますが、その関係もあっていつも父は家にいるはめになりました。

テレビも一台しかなくて、見ようとしても父が場所を占領しているので、なかなか見る機会もありません。

そしてストレスはたまっていく一方になりました。

父は頑固で昔は料理をし始めると、「お前は料理が下手だから野菜のお金がもったいない」と言い、料理を勉強させてくれませんでした。

むしろ私は女性なのに料理がしたいという時にさせてくれず、最近料理のことを聞くと、あまり今やる気が起きない時に料理していいよと言われ参っています。

親子なのに他人のような扱いもされるし、父といると本当にストレスがたまる一方で困っています。

耳も今ほとんど悪いし、眼も悪くて私だけ頭の回転が速いので、何かこうだと分かっているつもりで言っても、私以外はどういうこととか、世間は関係ないとか、ちんぷんかんぷんのことを言い出します。

父の頭の回転の遅さにもついていけず、昔は父に体罰されたこともあったので、すごく父が好きではないです。

それでも一応親子だと思っているので何か話しています。

母は同じ女性なので分かっている部分もあり、おしとやかで理解力もありますが、父はまったくありません。

分かろうともしないと口に出したこともあります。

今なんでも協力や、相談しながらやっていくものだと思いますが、その根源を父が分かっていないというか、自分の考え方がひねくれているというか本当に困っています。

そして父の物忘れにも参っています。いつもそんな生活を続けています。

いつもどうにかならないのかなと考えてしまいます。

でもストレスがたまるので友達と会話したりしています。そうすると少し落ち着いてゆったり出来るので、今の居場所はそこかなと思っています。

根本的な対処法としては、父がもう少しマイナス思考をやめてくれたら、私も落ち着けると思います。

父はいつも人のことを必ず否定するので、友達になりたくても友達を作れず困っていた時期もありました。

なるべく父とは別行動をしているのが対処法ですが、車に乗ったときはいつもマイナス思考で困っています。

自分はプラス思考になりたいのに、マイナスばかり言われると腹が立ちます。

一人で散歩したり自分の部屋になるべくいたりもします。ときには友達と出かけたりもします。そうすると心が安定します。

最近門限があまりなくなってきたのでそれが幸いかなとは思っています。

行き先を言えば必ず出かけさせてくれるのでそれはいいことだなと思っています。今少しでも働けるようになってきているので、交通費とかも何かあってもそれで少しまかなえるようにもなりました。

父がもう少し頑固を治すことが一番ですが、頑固すぎるところが多くて困っているのが現状です。

やりたいと思ったときにやらしてくれないのに、今になって何もやらないと言われるのは困ります。

体験談から学べる事

今回の体験談を客観的に見てみてどう感じられたでしょうか?

この方は、日々同じように父親と過ごしているため、不満は募るばかりで、体験談で語られている事も一方的な事ばかりだったと思います。

何かに不満を持っている人というのは、実はこのように一方的な不満ばかりを考えている事が多いものです。

これは家族の悩みだけに留まらず、社会生活においての不満に関しても同じです。

読んでみてみなさんも感じた事と思いますが、こういう悩みには客観的な考えが不可欠になるのです。

まずは相手の事を理解しようとする努力が必要です。

それが出来るようになったならば、相手の気持ちをしっかりと理解できるように話を聞くこと。

そして相手には相手の立場があるんだと理解していくことが大事になります。

父親というものは、立場上一家の大黒柱という事になります。これは大なり小なり、どんな家族でもそうだと思います。

その立場上、家族の事を守っていかなければなりません。守っていくためには、家族の嫌がる事も言わなければなりません。

そして父親も人間ですから、そんな家族の生活の中でも間違う事だってあります。

その間違いを言った父親本人が後悔する事もありますし、言われた家族が引きずることもあります。

そうやってずっと一緒に過ごしてきた家族が、いつも仲よくというのは不可能な事なのです。

父親にストレスを感じている方は、自分の意見ばかりを尊重するのではなく、これまでのような父親の立場も理解する必要があります。

体験談のように、相手にこういうところを治してほしい、とかこれが無ければと求めるばかりでは、これまで大黒柱として動いていた父親が上手に変わっていけるわけがありません。

全ての事を水に流してというわけではなく、結果的にあなたのストレスを軽くするためには、父親もあなたも変わっていくのが一番の近道なのです。

その為には、相手の立場をよく理解し、その上で相手が変わってくれるような環境つくりが必要になってきます。

人に変わってもらうのは難しいですが、自分が変わるのも非常に難しいものです。

それでも相手に変わってほしいと、本気で望むのならば、あなた自身から変わっていき、環境に変化を付けていくことが大事な事です。

簡単に出来る事ではありませんが、結局はあなた自身のストレスを軽減させるためのものでもあるので、この状況がずっと続くよりはと頑張ってみるのも良いのではないでしょうか。