言いたいことが言えないでストレスを感じる人に必要な具体的な方法

今回紹介するのは、言いたいことが言えないでストレスを感じている人に必要となる具体的な方法についてです。

学生にしても社会で働く人にとっても、言いたいことが言えないというのは、非常にストレスになりますし、円滑な生活を送ることが出来なくなります。

何かしらの精神的なトラブルやトラウマを抱えてしまい、こういった状態になる人が実は現代では多いようです。

この問題は、治せないからと諦めるような問題ではなく、治そうと思えば確実に治せるものです。

簡単に治すというのは難しいかもしれませんが、このままの状態で今後のあなた自身の人生をつらいものにするよりは、ここで頑張って克服して生きていく方が良いと思います。

繰り返しますが、あなたもきっとこの言いたいことが言えないという状況は変える事ができます。

それではそんな生きていくうえで足かせとなり得る、言いたいことが言えないという状況を打破するための方法を具体的に紹介していきたいと思います。

まずは、そんな状況を打破するために苦しみ悩んだ体験談をご覧いただき、その後あたなの状況を変えていく方法を紹介していきたいと思います。

人に言いたいことが言えなくなった状況を変えたあるきっかけ

現在24歳(♀)の私は、”友達”と呼べる人の数が少ない方だと思います。

仕事での悩み、自分自身の考え方の悩み等、本音を全て話せる人がいません。

学生時代、登下校を共にしたり、休み時間に必ず話す友達がいました。
ですが、毎日会って毎日話すと、どうしても近くなってしまいます。

時に友達を傷つけるようなことを言ってしまったり、わがままを言ってしまったりというようなことがありました。

気づくのはいつも、友達の悲しい顔を見たときでした。そのたびに私は後悔し、自分を責めました。

私の発したどんな言葉が、態度が、友達を傷つけてしまったのか、自問自答の日々でした。

その解決方法として、友達に何かを言う前に、心の中でブレーキをかけ、この言葉は伝えて大丈夫、これは言ってはいけないと、判断してから言葉にするように心がけました。

この、「言葉にする前に、心の中で発して良い言葉か確かめる」という行為を繰り返し私をどう変えたかというと、「伝えて良いことでも伝えられなくなった」ということです。

自制心を働かせることによって、必要以上に遠慮してしまうようになりました。

例えば、社会人になって休みの日にご飯や買い物に誘ったり、友達であれば普通の行為ができなくなりました。

相手から誘われて会って仕事等の悩みを相談されても、相手を傷つけてしまうんじゃないかと思ってしまい、無難なアドバイスしかできなくなりました。

ですが、そうすると次第にストレスが溜まっていくのを感じました。
心の中がもやもやし、あの時ああ言えばもっと相手のためになれたのではないか、と思う事が多くなりました。

そんな日々の中、付き合いの長い友達とたまたま一緒に仕事をする機会がありました。

仕事内容が2人でやらなければいけない事でしたが、友達は仕事に対してあまり積極性を見せず、私に一任している部分が多くありました。

その仕事の経験が私の方が長かったという事もあるとは思いますが、それでも一緒に仕事をしている感覚がなく、もっと協力してほしいのになという思いを抱えていました。

私は決心し、相手を傷つけないように、でも伝えたいことはしっかり伝えるということを意識して、友達に伝えました。

そしたら、友達は私の気持ちを汲み取ってくれて、「ごめんね、言ってくれてありがとう」と言ってくれました。

仕事にも積極的に取り組んでくれるようになりました。たしかに安易に思ったことを言うのは相手を傷つけてしまう事もあります。

ですが、それで本当に伝えなければいけないこと、伝えた方が良い事を抑えてしまうのは違うのだと気付きました。

どんな言葉でもその中に思いやりがあれば、必ず相手に伝わるのだという事に気付きました。

相手が友達でも、違うと思ったことはしっかり伝え、逆に私が友達から何かを言われたら、今回の友達のように、そこに愛情を感じたら感謝と謝罪の言葉を必ずに伝えようと思いました。

大切なのは友達の”数”ではなく、友達と”お互いどこまで伝えあえるか”だと思います。伝えあえてこそ、”本当の友達”だと、気付くことが出来ました。

今回の記事を読んであなたはどう感じたでしょうか?

そんな簡単には変われないと感じた方もいると思います。

このように文章で読むと、他人事のようにドラマや漫画の様に感じてしまい、自分の事と重ねて考えられなくなってしまいます。

しかし、これはどこかで誰かが体験したものであり、言いたいことが言えないという自分を変えた事実になります。

そしてこの体験談には、言いたいことが言えない状況でストレスを溜めてしまっているあなたに必要な事が、たくさん書かれています。

その大事な事とは、必要な事を為になる形で考えるという事です。

あなたも言いたいことが言えないでストレスを溜めているなら、経験している事と思いますが、その事を後で後悔したりこうすればよかったなどと考えたりしていると思います。

この後から考える事を、今後の自分の人生の為になる形でしっかり考えていくという事です。

冒頭でも述べましたが、これは言うほど簡単には出来る事ではありません。

しかし、これを続ければ必ずあなたも言いたいことが言えるようになって、ストレスを溜める毎日ともさよなら出来るはずなのです。

ですから決して読み飛ばさずに、しっかり今後の人生へと役立てるようにしてください。

後から考える後悔というものは、あなたの人生に絶対にプラスになっていきます。

大事なのは、後悔したこと、こうすればよかったと思った事を次にしっかりと形にすることです。

いきなり形にはできないかもしれませんが、繰り返し後悔したり考えたりすることで、いつかきっと表現できるようになります。

そして体験談の様に失敗する事もあります。それらをすべてひっくるめてあなたの人生に役立てていかなければなりません。

失敗したとしても、それを次また同じことをしない。言えなかった事で後悔したことも、次は言えるように頑張る。

言い方を間違えた時も、次は冷静に言葉を選んで話す。そして悪い言い方をしたことを謝る。

こういった事を根気強く続けていくしか方法はありません。世の中には、こういった言いたいことが言えないという状況を諦めて、ストレスを溜め続ける人もいます。

そうやってずっと苦しみ続ける人に比べれば、ここで踏ん張って自分を変えていこうとしているあなたの人生の方が、今後ずっと楽になりますし、輝くはずです。

いつかきっとではなく、明日からでもこの心構えを忘れずに、一日の自分の悪かったことや、どう言えば良かったか等をちゃんと考えるようにしてください。

それがあなたを変えてくれる事になりますし、明るい未来を作っていくことにもなります。

世界はきっと変わってきます。この記事を読んで本気になった事で、あなたの人生にプラスになります。

焦る必要はないですが、一つずつでも前に進めるように行動していくようにしてください。