姑との同居でストレスを感じている方へ 離婚しないで解決する方法

今回紹介するのは、姑との同居でストレスを溜めている方へ参考になる、離婚せずに問題を解決する方法です。

嫁姑問題というものは、いつの時代も非常に大変な問題になっています。

どちらにも、それぞれの生活や考え方がある為、完全解決するのはすごく難しいです。

しかし、大変な問題だとは言っても、この原因だけで離婚問題になるのは少しさみしい気がしますね。

そんな姑との同居でのストレスで、離婚問題にならないよう参考になる体験談を紹介させていただきます。

そして体験談の後に、離婚せずに問題を解決する方法を紹介していきます。

それではまずは、体験談の方をご覧ください。

姑と同居に近い形で住むことになりストレスが爆発した体験談

結婚して5年目になりますが、隣に住む姑についての悩みが尽きません。

結婚する前は数回しか会ったことがなかったのですが、主人の父親が亡くなったことでかなり憔悴しているようでした。

主人は弟がいますが、すでに結婚して家を出ていたし、これで主人も家を出てしまったら姑一人になってしまうので心配でした。

あと主人は長男なのでいずれは同居しなければならないと考えていた為、色々考えた結果主人の実家の敷地内に私たちの家を建てて住むことになりました。

その建築費用はすべて姑が出してくれたのですが、私たちの新居と母屋を廊下でつなげるのが条件でした。

主人と話し合って、つながっていた方が行き来しやすいだろうし建築費用も浮かせられるので姑に従いました。

今思うとそれがストレスの元になってしまったような気がします。姑は主人に気を使っているのか、主人と一緒にいるときにはすごく控えめなのに、私と二人のときは言いたいことをずばすば言うし、自分の言うことに同意を強要してきます。

例えば、ダイエットの話をしていると体重を聞いてきます。私は言いたくないので適当に話をそらすのですが、『ダイエットの話をしてるのに何で体重を言ってくれないの?!』などとよくわからないことを言ってくるのです。

最終的にはいつも私が折れて言うがままになります。

これを主人に愚痴っても、『話し相手がほしいんでしょ。適当に流しといたらいいよ。』と言われますが、毎日のことなので滅入ってきてしまいます。

あとは私が妊娠中にまだ安定期に入っていないときに平気で『友達の娘さんが流産しちゃったんですって。』と言ってきたことがありました。

自分も妊娠を経験しているのだから、どんな気持ちになるかわかってるはずなのに『何でそんな話をするのだろう』とすごく悲しくなったし、姑と話すのが嫌になりました。

私をイビっているのかと思ったりしましたが、そうではないのです。ただ思ったことを口に出してしまうたちのようです。

今回はデリカシーのない姑についての体験談でした。

私の姑は旦那とすごく仲がよかったらしいので、先立たれて寂しくてたまらないのだと主人は言います。

確かに話を聞いていると、どこに行くにも二人で出掛けていたようなので、そんな相手がいなくなってしまったのだからかわいそうだなと思います。

普段人と話すことが少なすぎて、相手の気持ちなんかお構いなしに話したいのかもしれません。

私は、立場上反論は出来ないので、余計に姑のストップがきかなくなっている可能性もあります。

主人と話し合った結果、カルチャー教室やジムに通うことをすすめてみたところ、楽しそうに通っています。やっぱり同年代の人と話をすることで気分転換にもなるしいい刺激になるのでしょう。

私に対するデリカシーのない発言は前に比べると少なくなりました。

まだ言われることもありますが、私も子育てで忙しくしているので気にしている暇がないのです。

お互い適度に忙しくしている方が、余計なことを言わなくてもいいので、うまくいくように思います。

まず今回の体験談で参考になる大事な部分は、二つあります。

一つ目は、相手の状況をしっかりと推察してその原因となる部分を取り除くようにしたこと。

そしてもう一つは、自分自身が気にしないで済むような状況を作った事です。

体験談では、気にしないで済むような状況を作ったのではなく、そういう状況になっただけですが、これは非常に大きいです。

一つ目の姑の置かれている状況をしっかり把握するという事ですが、人というものはその置かれた環境によって、周りの人から見える性格や行動はガラッと変わります。

仮に全く正反対の人であったとしても、置かれた環境によっては、ストレスなどで体験談のように厄介な姑になる可能性は十分にあるわけです。

そういう考えでいくとすれば、まず相手の事をしっかり考えるという事は非常に重要な事だと分かるはずです。

体験談のように、カルチャー教室やジムに通わせるというだけで、姑の言動は変わっていくこともあるわけです。

実際に悩んでいた問題からすると、これだけで解決の道筋が見えてくるのは、信じられないぐらいうれしい事だと思います。

要は、相手のストレスを理解しようとし、そのストレスを発散する場所を出来る限り考えるという事です。

この事には、相手のストレスを発散させるという効果だけでなく、結果的に自分自身が姑の事を理解しようとする、もしくは理解できるという意味合いでも大きくなります。

人と人に一番摩擦が起こるのは、相手の事が良く分かっていない状況ですから、相手の事を理解できてくるというのは、思っている以上に大きな事です。

そして二つ目ですが、今度は自分自身の事です。ゆっくりしたいな、姑と話したくないな、我慢したくないな、こういった事を考えれば考えるほど、その状況がストレスになっていきます。

簡単に言うならば考えすぎです。問題が問題なだけに、考えすぎということはないのですが、今回の考え過ぎとは、自分に不利になることしか生まない考えすぎです。

考えて解決する、もしくは楽になるような考えすぎならまだいいですが、自分にストレスしか生まないような考えすぎは、何の意味もありません。

そういう風に考えすぎるという状況を生まないように、自分自身も何かに没頭できるものを見つけるのが良い事だと思います。

簡単には見つからないかもしれませんが、見つけている間でも見つける事に没頭できる事がありますので、まずは何かそういうものを探してみましょう。

このように姑との関係、人と人との人間関係というものは、考え方やその時の行動で大きく状況は変わってきます。

その時その時の状況を見極める事を忘れずに、不満を募らせるのではなくより良い方向へと導けるように心がけてください。