職場で孤立してつらい時の対処法を体験談から考える

今回紹介するのは、職場で孤立して大変辛い思いをした体験談です。

lonely

職場の雰囲気というものは、入社する前から決まっているので、入ってみたら自分が馴染めない雰囲気で悩んでいる方も多いと思います。

今回の体験談でも、そんな職場での孤立によってすごく辛い思いをしています。

そんな体験談をもとに、職場で孤立してしまった場合の対処法を考えていきたいと思います。

今は大変辛いでしょうが、これを読めばきっと明るい未来が見えてくるはずです。まずは体験談をご覧ください。

職場で孤立してしまった体験談

私は会社員生活18年になる30代の会社員です。

これまで3つの会社を経験していますが何処の会社でも人間関係で悩み続けて来ました。

それはまるで出口の無いトンネルをさ迷って歩いて来た会社員生活でした。

まず始めの会社では、自分の上司に嫌われたお陰で他の同僚からも嫌われ、苛められ、それを取り返すために仕事を頑張れば「あいつは新人の癖に生意気だ」と言われどうすればいいんだ?と言う常態に。

最後は鬱病でドクターストップとなり退社することになりました。
こんな中で職場の人間関係の事を色々と相談しても「お前が変わらなきゃ周りは変わらない」と、どの人にも言われ続けましたが、納得はいきませんでした。

鬱病も少し回復し、次の会社では、始めの内は特に人間関係で悩む事はありませんでしたが、職場でリーダーになってからはまたもや上司からの嫌がらせや苛め、そして自分のチームの中にいる上司のお気に入り社員からも嫌がらせをされる等の状況に。

この時は色々助けてくれる職場の人も居たので助かりました。
この時はその人間関係の解決策を様々な書物へ求めましたがこれも「自らが変わらなきゃ周りは変わらない」といったものが多く本当に自分に問題が有るのかと自分を追い詰めていったように思います。

そして現在の会社ですが、ここは外見は立派で安定している大企業ですが、人間関係はもう悪魔の巣窟そのものでした。

自分の同僚を疑わなければ自分の身を守れない、そして自分の身を守る為には誰かを売らなければ自分が生き延びれないというのが常識の所です。

人間関係に悩むなんて事は日常茶飯事すぎてその悩みそのものが何なのかさえ解らなくなるような環境で心は荒みに荒んで、依然患っていた鬱病が再発し悪化するまでになりながら今も生活の為働いています。

そしてその解決策をやはり相談や書物にもとめましたが結果は変わりませんでしたが、とある書物からそんな気持ちを和らげる言葉を見つけました。

一つは「会社をライナスの毛布にしてはいけない」と言うことと「辛いときに逃げられる場所を作っておくことが大切」と言うことでした。

(ライナスの毛布→何かに執着している状態のこと)

これを目にしたとき、目から鱗でした。
今まで何処か会社に依存していた自分があるなと気付いた事と会社の人間関係という小さなものにとらわれ過ぎたな、もっと広い視野を拡げれば会社なんかちっぽけに見えると思えるようになりました。

現在今のこの悪魔の様な会社を退社する準備をしています。

給料は下がるかも知れないけどスリムでスマートなそして人間関係に悩まない生活を目指し生きていこうと思います。

この考えに家族も賛同して貰えてます。以上が私の体験です。この体験が人間関係という鎖から解き放たれる一つの例になれば嬉しいです。

職場で孤立してしまう人にも、もちろん原因のある場合はありますが、それ以上に職場の雰囲気作りというものが出来ていない為、それが一番大きな原因となっています。

ようは、みんなそんな特殊な雰囲気の職場で頑張っているんだから、お前も頑張れよという意見が多いと思います。

しかし、張本人としては、この事が非常に難しく悩んでしまいますよね。どうしてそうなってしまうのでしょうか?

これは、実は非常に単純な話で、体験談にもある通り、視野が狭くなってしまっているのです。

これだけでは分かりづらいかもしれませんが、一度リセットして、そんなに悩むほどのものなのか?という考え方が大事です。

自分が通っている職場、それが入っているビル、そのビルが並んでいる町、その町が集まっている都市、そして国、世界。

自分が通っている職場が毎日通う場所なので、そこがあなたの生活の拠点になってしまっており、考え方さえもそうなってしまっているのです。

そんな小さな社会では、そういう輩もいることでしょう。しかしそんなことにいちいち執着してしまっては、自分の成長は見込めません。

こういった場合に一番大切なのは考え方になります。考え方さえ変えてしまえば、これまで全てだったことが、何でもない事にだって変えられます。

職場での女性の嫉妬について書いた記事では、気持ちの切り替え方について詳しく書かれています。

こういった考えの転換というものを身に付けていく事が非常に重要です。

例えば、今よりもっと仕事だけを頑張ったとしましょう。そうすれば、自分の社交性も増していくでしょうし、仕事の効率も上がってくると思います。

そうなれば、今の自分よりも成長している自分へとなるわけです。これだけだ素晴らしい事ではありませんか?

仮にその状態で、本当にひどい扱いを受けて孤立してしまったとしましょう。でも成長した自分を手に入れている訳ですから、そんな相手は無視できる精神状態でいられるはずです。

それ以上に、職場にもういられないような扱いを受けたとしても、成長した自分ならば、次の職場ではいまよりもっと仕事が出来るし、人との交流もうまくなっているはずです。

ですので、職場で孤立してしまって、とてもつらい思いをしたとしても、大きな社会での自分の成長というものさえしっかり見えていれば、同じ会社にずっといなかったとしても、成長はし続けます。

そして、成長するたびにそんな些細な事は気にならなくなっていきます。結局は仕事を頑張っている事が、社会でうまくやっていくことなのです。

今現在悩んでいる方は、本当に辛い思いをしていると思いますが、大きな社会という枠組みで、頑張っていける自分というものを手に入れられるように頑張ってください。

今回の記事を読んでいる方には、嫌な上司とストレスなく付き合っていく唯一の方法の記事も非常に参考になると思いますので、是非ご覧になり、ストレス軽減に役立ててください。