嫁姑の同居でのストレスを無くす為の方法を体験談から学ぶ

今回紹介するのは、嫁姑の同居でのストレスを感じて悩んでいる方の体験談です。

嫁姑の同居は、昔から大きな悩みとして取り上げられていますが、現代でも非常に大きな問題として残っています。

嫁姑とのトラブルというものはつまり、旦那、旦那の両親との同居という状況で起こる問題ですので簡単に解決できない問題です。

しかしこの問題というのは、しっかりした対処をとれば意外と簡単に解決できる問題です。

今回は、嫁姑の同居で悩んだ体験談から、その対処法を紹介していきたいと思います。

嫁姑の同居で悩まされた体験談

今回紹介をするのは、義理の両親と同居をしておりストレスを多く抱えているSさんの体験談です。

事情により義理の両親との同居を選ぶしかなかったSさん。

元々他人なわけですから、料理の味つけ、掃除の仕方などが違っていても仕方ありませんが、何かにつけてSさんは義理の両親に叱られ、嫌味を言われています。

子供のことを考えて努力をしているSさんですが、心はボロボロです。
このような体験談から、義理の両親との同居について考えていきます。

同じ家で義理の両親、義理の祖母、夫、子と住んでいるSさんは、子供がまだ未就学児ですがフルタイムで仕事をしています。

家事と仕事、育児と毎日奮闘しているSさんですが、毎日義理の母と言い争いをしてしまいます。

今は単身家族で暮らす人も多いなか、Sさんは都合により義理の両親らと同居をしています。

単身家族の場合、義理の両親と同居していない分、いつも干渉されるというわけでは無い為落ち着く時間はありますが、Sさんの場合は落ち着く暇がありません。

朝ご飯も全員分作り、8時には子供を幼稚園へ送り仕事へ、17時に退社後子供を迎えに行き帰宅後すぐに夕食の準備に取り掛かります。

夕食終わりホッとする間もなく、風呂掃除、家族が全員入浴後、最後に自分が入ります。
いよいよ自分の時間ができると思う頃に、「遊びたい」と子供に言われ、少し遊んで寝かしつけようとします。

そのようなSさんと子供の大切な時間を奪うかのように、義理の母親から「灯油がない、買ってきて」「これをちょっと運んでほしい」などと用事を頼まれます。嫌々ながら用事を済ませ、いよいよ就寝。

このような日々が続いています。

料理を作っても、「具が大きすぎる」「洋食は食べたくないから、和食を作れ」「味が濃いから作り直し」と毎日何かしら、嫌味を言われます。

毎日、和食をメインに作り、子供用には洋食のレトルト食品を使ったりしています。

義理の両親は、自動車を運転し買い物や旅行を楽しみます。元気なお年寄りです。

Sさんはその自由な時間を自分のことをすることに使って欲しいと思うのですが、なかなか自分の部屋を掃除しない、洗濯もしない、家事全般はSさんに任せています。

家事をしてもらって、しかも嫌味を言うため、Sさんは相当のストレスと体の疲労を抱えています。

義理の両親に何度か自分のことは自分でして欲しいと言ったことがありますが、まったく聞く耳を持たず、Sさんが部屋の掃除をしないと部屋は汚部屋になるそうです。

夫はと言うと、仕事から帰宅しても疲れているため家事を手伝うことはあまりありません。
子供と遊んでくれるから、それだけで嬉しいとSさんは言っていますが、本当にそうでしょうか。

今回の体験談では、同居をしている義理の両親に悩まされる体験談でした。

単身家族で暮らす人には、無縁な悩みかと思いますが、義理の両親と同居をしている嫁の方々は自分の体が悲鳴を上げるほどの辛い悩みです。
この悩みを解決するために、どうすればよいのでしょうか。

まず、同居する全員で話し合いをするべきだと考えます。
嫁の状況、家の状況など情報を共有する。そうすることで、お互いの状況がお互いに理解できます。

家事を分担する、お互いに協力をすることの必要性をしっかりと話し合い、各々が充分に理解することで嫁の状況は変わってきます。

その為には、夫のサポートがとても必要になってきます。

義理の両親は夫の親なわけですから、嫁の立場よりも話が通りやすいこともあります。

夫が妻の話をしっかりと聞き、大変さを十分に理解してあげること、そして家族会議を開く必要性を感じることが大切です。

ストレスを多く抱えている嫁は、今頑張っていますが病気になってしまった場合、誰が家事をするのでしょうか。

嫁自身も自分がストレスを抱えていると理解をすることで、自分でストレスを発散する方法を見つけておく、病気予防をすることも大切です。

家族会議で話が進みそうにない場合、家事代行の人を雇うなどをする、仕事を減らしてみる、などをして様々な策を講じてみて下さい。

自分一人で何もかも抱えていますと、いつか自分が壊れてしまいます。
自分自身を大切にしてください。子供のためにも。

今回の体験談では、昔から言われている典型的な嫁姑の同居での悩みと言えるものだと思います。

この問題は人によっては、現代でもこのような事があるのかと思う方も多いと思います。

ではなぜ人によってこのように感じるのかという事から考えていきたいと思います。

現代では、女性の地位も確立されてきており、黙って我慢するという時代はとうに過ぎ去りつつあります。

そんな中で、我慢を貫き通してきた姑という存在が問題になっているのです。

嫁にやってきた身としては、そんな姑の言い分を無視する事は難しいと感じてしまうのです。

当事者としては、そんな環境の中反論する事は難しいのですが、それでも現代では反論する方も多いと思います。

でもそれでもこの嫁姑の問題が解決していないのは、伝え方に問題がある場合が多いです。

こういった状況に置かれた嫁が、反論するといった場合に多いのは、自分の不満だけを伝えてしまう事です。

不満をぶつけるだけで終わってしまっては、昔の時代と変わらず上から押し込まれてお終いになってしまいます。

それではどうすればいいのかというと、自分がこのままの状況でいさせられると、この状態は続けていけないという事をしっかりと伝える事が大事です。

ただ伝えるだけでなく、ちゃんと相手に伝わるように伝える事が大事になります。

つまりは、こんな環境ではこの場所に居続ける事は出来ないという事を、旦那にも姑にも伝えなければならないのです。

こういった状況が作られてしまった場合に、嫁としてよくあるのが、自分が使えないと思われるのが嫌だから無理とは言わない状況です。

そうしてしまう事によって、相手にも今の限界の状況は伝わりづらいですし、問題の解決にはなり得ません。

今と昔は、専業主婦と共働きという主流が異なるわけですから、この問題を混同するのは決して正しくありません。

共働きの状況で、昔の姑と同じように家事をこなすのは、現実的に不可能です。

しかし、旦那にしても、その家族にしてもこの問題をしっかり理解している人はいません。

旦那にも、姑にもその他の家族にも、この事をしっかりと伝える必要があります。

仮にこのままの状況が続けば、いずれは離婚という状態が必ず待っている訳ですから、この事は旦那と姑にはしっかりと伝える必要があります。

そしてこの事を伝える事によって、相手は必ず変化が現れるはずですから、伝えておいて損はありません。

この事を伝えても変化が無いようなら、それこそ離婚するしかありません。

あなたの置かれている状況は、現代では確実に普通ではありません。まずはあなた自身がその事を、もう一度しっかりと自覚し、そしてその事を旦那や姑に分からせる必要があります。

これを伝える事は、あなたが使えない嫁だと思われることは絶対にありません。現代では、旦那の給料が安いのがすべて悪いのです。

嫁がすべての家事を完璧にこなすことを望むのならば、旦那に頑張って給料を稼いでもらうしかありません。

しかし現代ではそれはすごく難しい状況になっているので、この事は家族全員でしっかり話し合う必要があるのです。

何度も言いますが、あなたに非はまったくありません。自分がやっている仕事や家事の量に自信を持って、決して言われるがまま無理する生活は止めてください。

あなたの人生はあなたと家族全員のものです。それだからこそ、家族全員でこれからの家族人生をしっかり話し合いましょう。