今回紹介するのは、学校に通っている子供達のイジメについてのの体験談です。
小学校から高校卒業までは友人関係での悩みは多く、特に女の子については現在ではほとんどの子が友人関係の悩みを抱えているとも言われています。
この年齢のうちにできた友達は今後大人になってからも付き合っていく大切な存在になることも多いですし、反対にこの頃の悩みが原因で友人関係にトラウマを持ち、この先の人生を大きく左右してしまうこともあります。
もし自分が、もしくは子供が学校でいじめにあったら、長引けば長引くほど心の傷は深くなりますので、なるべく早い対策が必要となります。
今回の記事の対策を読んでもらえれば、必ず解決への道が開けるはずですので、イジメで悩んでいる方は是非ご覧ください。
それでは学校でのイジメへの対策でだいじなものを、まずは体験談をご覧いただいてから考えていきたいと思います。。
学校でイジメをうけて悩んだ体験談
私が初めて友人関係について悩んだのは中学校2年生の頃でした。
クラスの友達からある日突然仲間外れにされたのです。昨日まではみんな普通に仲良く話をしていたのに、挨拶をしても無視をされるし目すら合わせてくれなくなったのです。
授業の移動教室があるときも、みんなはすぐに教室から出て行ってしまい、私は後から一人で移動しました。
そして一人で教室に入る私を見て、みんながコソコソと何かを話すのです。本当に突然のことでびっくりしたし、原因を聞きたくても誰も私と話をしてくれないので黙って耐えるしかありませんでした。
そのうちにだんだんと辛くなってきて学校に行くのが嫌になりました。
私の異変に母が気付いてくれて、初めて今回のことについて他人に相談することができました。
母は驚き学校に連絡を入れました。担任の先生がクラスの生徒に聞き取りを行ってくれたそうですが、なぜ私が仲間外れになっているかということの原因は見つかりませんでした。
その後もただ耐えるしかなく、常に人の目や噂話を気にして過ごすようになりました。
しかし、解決の日は或る日突然やってくるのです。本当に突然、私が初めて仲間外れにされた日のように急にある朝からみんなが普通に接してくれるようになったのです。
当時はすごく嬉しかった気持ちもありましたが、あまりにも急な展開で夢でも見ているのかと思ったことを覚えています。
みんなと元通り仲良くなった後、さりげなく私が仲間外れにされた理由を聞いてみましたが、たいした理由はないというのが答えでした。
私は自分が被害者になるまでは全く気になりませんでしたが、それまでもこのように原因不明の「仲間外れゲーム」は行われていたことに気がつきました。
それは本当にゲームのようで簡単に始まるし、ターゲットも簡単に変わります。
私が思うこのゲームのターゲットからの回避策は、目立たないということです。
仲間外れにする理由がないと言っても、些細なことでも何か原因はあると思うからです。
少しでも人と違うことをすると噂になるし、良いことで目立ったとしてもそれが仲間外れの原因になることは十分にありえます。
少し悲しいようにも思いますが、私自身はこの解決策しか生み出せませんでした。
今回の体験談は、皆さんが誰でも一度は経験したことのあるような子供時代の友人関係の悩みでした。
この体験談のように理由がなくふとした瞬間に仲間外れが始まり、気がついたら終わっていたというケースもありますし、些細なことがきっかけで重大なイジメにまで発展してしまうケースもあると思います。
友人関係の悩み、ましてやイジメに関してはこうすれば絶対に大丈夫と言ったマニュアルはありません。
しかしイジメを受けた場合の対策、そして解決する方法は必ずあります。
まずイジメを受けている場合に一番大事な事は、そこがあなたの世界の全てではないという事を自覚しましょう。
そんな小さな世界ではなく、外には大きな世界が広がっています。
例えその小さな世界でのイジメがひどくなったり、本当に限界まできたとしても、そこから逃げ出してしまえば、外にはまだまだ新しい広い世界があります。
何もそんな小さな世界に閉じ込められる必要はまったくありません。
自分の命を絶ってしまう人もいますが、それほどの勇気があれば今の小さな世界から飛び出してしまう方が簡単な事です。
自分の中で当たり前の世界を作って、その中から逃げる事は出来ないという固定観念は捨ててしまいましょう。
何なら明日から学校に行かなくてもいいのです。親が何と言おうと、イジメを受けて行きたくないから絶対に行かないという気持ちを持っていいのです。
そういった、物事にはいろいろな方向から考えることが出来るんだという事をしっかり認識しましょう。
そうすれば、狭い世界で悩んでいた事もなんてことはなくなってくるはずです。学校でのイジメへの対策にはまずこういう柔軟な考えを持つことが必要なのです。
絶対に解決への道は開けてきます。気持ちを大きく持ちましょう。
一つ一つのイジメには複雑な人間関係が絡み合っています。
ですが、どんないじめにも言えるのは、被害者はこの経験をずっと忘れることができないし、加害者の方も自分自身に罪の意識があり、ふとした瞬間にこのことを思い出すということです。
どんな理由があれいじめは絶対にしてはいけません。
いじめの被害に悩んでいる人は、絶対に自分一人では悩まず誰かに相談しましょう。
先生や家族が信用できない人は、近くの児童相談センターを頼ってください。
電話1本で相談できる所もあります。自分の辛い気持ちを他人に話しましょう。
そしていじめをしてしまった、今しているという人は、自分の胸に手を当ててもう一度よく考えてください。