今回紹介するのは、夫の生活音や職場での周りの音が気になって悩んだ体験談です。
音の大きさのリミッターというものは、その人その人によって違いますので、共同生活の中では悩んでいる方も多いかと思います。
この音に敏感というのは病気なのか、それとも気にしすぎなのか自分ではなかなか判断しづらいですよね。
今回の体験談を通して、音に敏感な方の生活がスムーズにいくための対処法や考え方などを考えていきたいと思います。
それではまずは体験談をご覧ください。
旦那の生活音や職場の周囲の音に悩んだ体験談
私が普段悩んでいることは、現在二世帯住宅に住んでいて、旦那と旦那の両親と4人で1つの家に住んでいますが、自分の部屋がなく常に誰かと生活しなくてはならないということです。
旦那とは基本的に共働きですが、夜になるとリビングで大きな音を出してゲームをしたり、書斎(この部屋は旦那が仕事をするために使われるメインの部屋です)で、大音量で音楽を流しているため、生活音がどうしても気になってしまい、寝る時間が遅くなってしまうことがあります。
わたしがそれを対処するためにやっていることは、まず優しく指摘をすること。
例えば今日は頭が痛いから早く寝たいと伝えるや勉強するのに音が気になるということ。
あとは相手から「ヘッドホンをすればいい」と言われて家にいるときにヘッドホンを使用することが増えました。
音楽を聴きながら家事をすれば気はまぎれますし、逆に集中をすることもできます。
しかし二世帯住宅なので旦那の両親はうるさくないのかな、と思い聞いてみましたが案外気にならないみたいなので良かったです。
他にも会社での雑音や話し声がどうしてもうるさく感じてしまい、業務に集中できないのが最近の悩みでしたが、会社の上司に相談をしたら静かな席に移動させてもらう事ができて、ヘッドホンを付ける許可もでました。
一人で悩まないで誰かに相談することにより仕事の効率が上がったので、今までずっと悩んでいた時間が無駄だった気がします。
そしてこれからはなるべく、雑音や生活音に徐々になれることにより、どんな業務にも対応できるようになればいいなと感じています。
そして、私と同じ悩みを持つ人にも対処法やアドバイスしてあげられたらいいなと思うし、どんなことにも必ず解決する方法があるので最後まであきらめないようにしたいです。
そして自分が不満があるからといって他人や家族になるべく迷惑をかけないようにして、不快な思いをさせないようにしたいです。
私は旦那や職場の人間関係でこれからも気持ちよく接する事ができればいいなと感じています。
共同生活をするうえで、相手の発する音というものに不快を感じたことはみなさんある事かと思います。
ではそれをどのように解決するかが重要になってくるのですが、不快に思った事を最初は我慢しますよね。
それを我慢して、限界がきたら相手に伝えるという人が多いかと思います。
これって実はあまり良い方法ではありません。何故なら、最初は我慢していて、その後何度か我慢するうちにストレスが蓄積されていくからです。
ストレスが蓄積されるに伴って、相手への怒りの度合いも比例して上がって行きます。
すると相手に伝える時には怒り度が強すぎて、そのままただのトラブルへと繋がってしまうからです。
冒頭で、音の感じ方は人それぞれだと申し上げましたが、人それぞれなのではなくて、気になるタイミングなのです。
集中したいときや、静かにくつろぎたいときにその音に最初に気付いてしまうわけです。
人というものは一度気になると、その後もその音にだけ執着してしまいます。するとストレスが蓄積されてしまうわけですね。
この事を考えると、おのずと解決法は導き出せるはずです。
その解決法には二種類あります。一つ目は、体験談にもありますが、相手に伝えるということです。
ここで勘違いして欲しくないのですが、相手に伝えるからと言って相手に改善してもらうわけではありません。
もちろん相手が改善してくれたら一番いいのですが、なかなかそんな簡単には行きません。でもストレスが溜まって、怒り度が上がった状態で相手に言うよりは冷静に言えますので、この時よりは改善してくれる可能性は高くなります。
そして相手に伝えるという事によって、治せる部分なのか治せない部分なのかを判断する事ができます。
要はこういう問題は、相手が改善するか、自分が諦めるしかないのですから、改善してくれないなら自分の気を紛らわせるしかないということです。
これが二つ目の改善策である、諦めるですね。ただ諦めるといってもストレスを溜めないような諦め方をする必要があります。
ここが一番重要なのですが、ストレスが溜まってから爆発して相手に伝え、トラブルになってから諦めるのと、この最初の時点で諦めるのとでは、自分のストレス度が格段に変わってくるという事です。
一番大事なのは、自分へのストレスですから、そこを溜めないような行動をとるのが大切です。
相手に改善してもらうにしても、自分が諦めるのどちらにしても、気になった最初の時点で冷静な自分で相手に伝える必要があります。
そうして、もし改善してもらえそうだったら、次同じ問題が起こった時も言いやすいですし、相手も聞き入れやすくなります。
諦めるにしても、自分へのストレスが少なくて済むという事です。
世の中には、完璧な解決法というものが無いものがたくさんあり、これもその一つだと思いますが、生きていくうえで自分自身へのストレスを溜めないようにするのが大事になります。
何でも解決できる訳ではないんだというスタンスが一番大事になりますので、みなさんそういうスタンスを大事にして、ご自分にストレスが掛からない生活を送ってください。