借金をする妻と離婚まで考えた体験談から対処法を考える

今回紹介するのは、浪費家の妻が借金を繰り返し離婚まで考えた体験談です。

女性のお金使いというものは、一度スイッチが入ってしまうと際限なく使ってしまうという事態を招きやすいです。

大事なのは、初期段階での解決ですが、気付いた時にはすでにとんでもない状況になっている事が多いので、今回はそんな状態からの対処法を考えたいと思います。

それではまずは妻の借金に悩まされた体験談からご覧ください。

借金をする妻と離婚まで考えた体験談

私達、夫婦は同じ年の50代の夫婦です。
子供2人と孫1人の一般的な家族です。

友達の紹介で出会って交際期間は約1年で結婚しました。
結婚当初、私は給料が良く県内でも大手の会社に勤務していました。

この頃は特に何も問題はありませんでしたが、事情があって退職した頃から妻の態度が変わって来ました。

初めは気づきませんでしたが収入の割には買う物が増えて行ってました。
しまいには妻自身が自己破産などした有様です。

それを機に妻は介護の資格を取得して給料が私を越えたくらいからおかしくなって来ました。

お金使いも更に荒くなりました。私には1円もくれません。

ある日お金の使い方が荒い事を指摘すると 自分のお金だから使うのは私の自由と返事が返って来ました。

私には生活費や支払いが足りないと昼間も働き夜もアルバイトを強要して来ました。
妻の口から出る言葉と言えばお金のことばかり。

しかし自分はコンサートに行ったり友達と飛行機で旅行に行ったり思う存分楽しんでいます。

妻が自分に使ったお金は年間数百万を越えていると思います。
勿論貯金などはありません。

以前私が怪我をして入院した時、数百万の保険金が入ったのもいつの間にか全部使っていました。

見かねて離婚を切り出すとしばらくは大人しくなりますが、ほとぼりが冷めるとまた同じ事を繰り返す毎日です。
仕方なく昼間も働き、夜もアルバイトをしている状況です。

2度目の口論に時、もう一度離婚を切り出すと現在は大人しくなっています。
ですがたまにぼそっと愚痴を言う時もあります。

現在、私は妻をパートナーと思わずただの同居人としか思っていません。
何を言っても聞く耳を持たない妻に愛想も尽きてしまいました。

妻に好きな事をさせてお金さえ入れておけば家庭内は何も争いは起きない事がわかりました。

その代わり私も自由にさせて貰っています。
家庭内でも私から発言はほとんどしなくて妻かたの発言に対して同意したりして穏便に済ませる事が良いと思います。

なかなか浪費家の妻に悩む問題としては大きな話だったんじゃないかと思います。

冒頭でも言いましたが、金使いが荒いと感じた最初の時点でしっかりと話し合いをしておけばここまで大きな問題にはなりにくいです。

こういった問題で一番重要なのは、その問題が当たり前の様になってしまった事です。

借金だけに関わらず、共同生活というものは、それが当たり前になってしまうと、それをしている張本人は悪気なくやってしまう事が多くあります。

2人だけという関係の中で、当たり前という状況が作られていきますので、相手に不満に思うことが見つかったら、その時に言わなければそれが続くうちに相手の中では当たり前となってしまいます。

借金という問題がこの枠組みに入るとは思わない方もいるかと思いますが、例えば借金が5万から10万、そして30万になったとします。

増えていくときには罪悪感ももちろんあるのですが、30万になってから生活を続けているとそれは当たり前の生活になって行きます。

そしてしばらくすれば、当たり前の世界になっており、もちろん罪悪感も消えていますので、さらにそこから借金が増えていくのです。

借金という大きな問題だからこそ、旦那側としては、ちゃんと事の大きさは分かっているだろうと思っているのでしょうが、当人はもうすでにそこまでの問題だと思っていないのです。

これまでの話でだいたいの事は分かってきたと思いますが、借金をしている妻に好き放題させてはいけません。

この状態はもう一種の病気のような状態ですので、しっかりと話して相手に事の重大さを感じさせる必要があります。

ちなみにこの話し合いは、相手に借金の事を責めて、浪費を止めろというぐらいの話し合いではダメです。

借金をするという事がどういう事なのか、借金で首が回らなくなった状態がどういう悲劇を生むのかというのをしっかりと自覚させるまで、借金が怖いと思うまで話し合いをしなければなりません。

借金とは大変難しい問題ですが、放っておいたとしてもいずれ自分の方にもしわ寄せがくる可能性がありますので、きちんとした話し合いでしっかり解決できるように心がけましょう。