旦那が帰ってこない体験談からその対処法を考える

今回紹介するのは、旦那が仕事で忙しくなかなか家に帰ってこない体験談です。

新婚の方などは、せっかくの二人の新しい生活なのに、なかなか旦那が帰ってこず寂しい思いをしている方も多いと思います。

しかし遊んでばかりで帰ってこない旦那ならまだしも、仕事が忙しく帰ってこれないというのは、なかなか対処法というのは難しいですよね。

しかし寂しい状態を放っておけば、二人の関係にまで影響を及ぼし、最悪離婚という結果になってもおかしくありません。

それほど新婚の二人の生活というのは大事なものですね。

ではそんな状況でどうすればよいのかという問題を、体験談から考えていきたいと思います。

旦那が帰ってこなくて寂しい思いをした体験談

結婚当時、主人に依存や執着が強くなり、一時鬱状態手前にまでなった、私の体験談です。

主人とは、二年間の交際を経て結婚しました。
お付き合いしている頃は、とてもマメで常に連絡をとり、デートも週の半分くらいする。そんな関係でした。

しかし結婚してすぐに、主人の仕事が忙しくなったのです。忙しいのは有難い事だと言い聞かせながらの毎日でした。

帰りが夜中になる日々が続き、一緒に夕食をとる事もほとんどなくなり、当時私も仕事をしていた為、休日も別々な事が多かったのです。

会話もほとんどなく、帰ったら眠るだけ。そんな毎日が、孤独感いっぱいで寂しくて仕方ありませんでした。

夕食を作っていてもなかなか帰ってこず、寂しさと不安から、携帯に30分おきに電話をしたり、酷い時には会社にまで電話したりしていました。

そんな日々ですから、主人と喧嘩になる事もしばしばで、その度に主人から少しは友達と出かけたり、自分の時間を楽しめばいい。俺もこんな状態じゃ、キツイよ。と言われてしまいました。

主人にとっても、ストレスだったのでしょう。
しかし主人とのお付き合いで、友人とも疎遠になっていた為、なかなか連絡出来ずにいたのです。

思えば、お付き合いしていた時から主人に対しての依存と執着が強かったのかもしれません。
主人の帰りを一人で泣きながら待ち、疲れて帰ってきた主人にひたすら話しを聞いてもらう…。これではいけないと、さすがに思ったのです。

そして、様々な事に挑戦し無理矢理にでも趣味を作ろうと、決心したのです。
ジムに行ったり、料理教室に通ったり、バレーボールのサークルに入ったりしました。

初めは、なかなか馴染めず行くのが億劫な日もありましたが、次第に夢中になり自然と顔見知りが出来ていきました。

そして数人の友達ができ、食事に行ったり家に遊びにきたりするような関係になっていったのです。今では、主人にもジム通いを勧め、一緒に行ったりしています。

私が感じた事は、やはり一つの事に執着してしまうと、それがなくなった時に、立ち直る術がない。と言う事でした。

私は主人に対して執着し、その主人が居ないと自分を見失うようになってしまっていたのだと、気づきました。

そんな生活を続けていては、最終的に主人との関係も壊れ、本当に失ってしまうと感じたのです。私の場合他に目を向ける事で、世界が広がり良かったのだと感じました。

今回の体験談では、妻が大変寂しい思いをして、夫の仕事にまで影響するほどの状態でした。

ここまで来てしまうと、一歩間違えば喧嘩の元となり、それが原因で離婚にも発展しかねません。

しかし妻はそんな状態から見事気を紛らわすという方法を実践する事ができ、お互いにストレスの少ない生活を取り戻すことが出来ました。

こういった問題で一番大事な事がこの部分にあると思います。

新婚にしろ同棲にしろ、相手の仕事という言わばどうしようもない理由での、すれ違いから来る妻の寂しい思いというのは、旦那に執着しすぎている状況という事です。

何かに執着している状況というのは、それ以外のものが全く見えなくなってしまう状態になってしまいます。

そういう状態では、また余計に相手の事が気になり、そしてまた寂しい思いからそこしか見えなくなってしまうという悪循環に陥ります。

この状態というのは、それ以外の何かに目を向けるという方法しか解決法はありません。

執着してしまっている状況では、それ以外の事に目を向けるなんて難しいと思うかもしれませんが、何でもやってみれば意外と楽しく、そして思ったより気が紛れるものです。

違う方向に目を向けたからと言って、旦那に興味がなくなるわけではありませんので、趣味や友達との時間があるうえでの二人の生活があるからこそ共同生活とはうまく行くものなのです。

寂しい思いをするぐらい大事に思っている二人の生活なのですから、それを長く続かせるためにも、二人の生活以外の趣味や友達と過ごす時間を持つようにし、お互いに楽しい毎日を送れるように心がけてください。