家庭内別居か離婚を決意した妻の赤裸々な体験談

今回紹介するのは、家庭内別居か離婚を決意した妻の体験談です。

夫婦生活に悩み離婚を考えている方は多いと思いますが、そういう状態になると改善しようとする気持ちはなかなか出てきません。

問題はその本質を考えて改善することが大事なのだと思いますが、なかなかそう簡単にはいきませんよね。

体験談をもとにその状況に置かれた場合の対処法や離婚に至る経緯を考えていきたいと思います。

家庭内別居や離婚を考えた体験談

出会ったときにあまり怒りの感情を出したり、短気なところを見せたりしない夫の性格に惹かれて結婚しましたが、実は自分の興味がないことにはあまりにも無関心な態度を見せるので今では大嫌いになりました。

現在姑さんが体調不良のため、家事ができない状態で食事は隣に住む私が舅さんの分も含めて用意している状態です。

そしてほぼ同時期に普段は老人ホームに入所している夫の祖母が体調不良のために、病院に転院しました。

面会は普段は主に姑さんが行っていたのですが、姑さんが体調不良のため行くことは不可能だったので入院手続きも毎日の面会も私が行っているような状態です。

しかし、それらのことに対して夫は無関心です。姑さんの体調を気遣う様子もなく、かといって料理を作って持っているということを知っていても、何も感謝の気持ちを言うことはありません。

そして夫の祖母が入院した日に帰宅して言った第一声は、「お酒は買ってこなかったのか」ということでした。

普通ならば長年同居していた祖母について少しは何か容体を尋ねたりすると思うのですが、夫は祖母に対しても何も聞かず、入院から数日たった今日まで休日があったにもかかわらず一度も面会には行っていません。

今まで育児にほとんど関わることもなく、うすうす他人に関して無関心な様子を見てきましたが、今回ばかりは腹が立って私はある決意をしました。

現在はまだ子どもが小さくて働きに出ることは不可能ですが、子どもがある程度手がかからなくなったタイミングを見て本格的に働いて経済的に自立できたら家庭内別居にするか、最悪の場合離婚を選択しようと思っています。

今まで夫との関係に悩んできた女性が身の周りにたくさんいますが、聞いていてわかったことは男性は基本的な考えは改めることがないということです。

よって今後同様のことが起きても何も協力してもらえないだろうし、関心を持ってもらえないと思ったからです。

自分一人で何でも抱え込んでしまっては、私も必ずや心身に異常が出ることは間違いないのでせめて一緒にいるだけでイライラしてしまう夫の顔だけでも早いうちに見ないでおこうと思っています。

みなさんが置かれた状況と、今回の体験談を読んだ状況とではどのように関係を感じたでしょうか?

体験談と言っても所詮限られた文章の中で語られたものですから、自分よりマシだと思った方も多いのではないでしょうか?

実はこういう家庭内別居や離婚を考えている方の多くは、その本質を考えずにそういった事を考えてしまっています。

体験談の事もそうですが、あなたも実は解決できる問題なのではないかと考える事が重要となります。

こう言ったからと言って離婚するのは間違っていると言っている訳ではありません。

本当の意味で考えた結果家庭内別居や離婚をするのはしょうがないと思います。

ただ私が言いたいのは、家庭内別居や離婚はそんな簡単にするものではないという事です。

あなたが真剣に考えていないという意味ではありません。今ご自分が考えているのがすべてだと思う前にもう一度考えるのが重要だと言うことです。

子どもがいるのならば尚更ですが、家庭内別居や離婚というのはすごく大きな事なのです。

人間生きていると本当によくあることですが、自分が考えに考え抜いたつもりでいて実は考えが浅いという事はよくあることです。

どうせそこまでの決意を持っているのですから、今一度考えてみても絶対に損はありません。

今のその感情でいるとなかなか理解しがたい部分もあるかもしれませんが、相手が変わってくれて幸せな夫婦生活を送れるのならばそれが一番良いのではないでしょうか?

体験談にあるように男性は変わることは無いと言っていますが、それは男性の私から見れば本当の意味での話し合いがないのだと思います。

私は男性という立場ですが、いろいろな男の後輩の面倒を見てきました。

その視点から言うならば、言い方や行動を変えてみれば男でもビックリするほど変化する事があります。

男だからという視点で見ていては何も変化はありません。今よりもっと自分が考えてちゃんと話し合いをすれば相手も変わります。

このサイトで紹介している体験談でもそういう話はたくさんあります。

何度も言いますがあなたの意見を否定しているわけではなく、100%自分はちゃんと考えた末の考えだとしてももう一回考えてみるのが重要だと言いたいのです。

離婚という選択をしたとしてもそんなに後味の良いものではありません。

それならば今のうちに、もう一度考えをリセットして自分の事と相手の事をもう一度考えてその上で結論を出しても遅くはないはずです。

夫婦生活だけでなく社会生活において思い込み過ぎというのは良くあることですから、損はしないようにもう一度考えてみましょう。