隣人がDVにあっている時にあなたがやるべきこと

今回紹介するのは、アパートにおける隣人のDVで悩んでいる方に参考になる体験談と対処法の紹介です。

騒音
騒音

アパートでの隣人などのDVについての悩みは意外と多いものです。

そしていざ自分がその立場に立たされると、様子をうかがった方がいいのか、通報した方がいいのか悩んでしまい、なかなか踏み出せずにいる方も多いと思います。

一番大切なのは、自分自身が巻き込まれないようにすることですが、隣人という事で、自分の生活にも支障を来しますので、何とか解決したいところです。

そんな隣人のDVについての対処法を考えるべく、まずは同じような悩みを持った方の体験談をご覧いただきます。

その後に、そんな状況での対処法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

アパートの隣人がDV被害にあっていた体験談

隣人の騒音

私のアパートの部屋の隣りは数年前からしばらく空き室の状態が続いていました。そしてようやくある夫婦が住むようになりました。

それは30代後半くらいのカップルでした。第一印象は夫婦とも愛嬌がよく、挨拶もきちんとされるので「いいご夫婦が越して来られて良かったね」などと夫と話していました。

ところが越して来られて1年ほどたったときに、その夫婦の仲が悪くなったのです。

私がそれに気づいたのは隣から怒鳴る声が聞こえてきたときです。「仕事くらいきちんとしてよ!」と奥さんの声が聞こえました。

するとしばらくしてドスンドスンと音が聞こえてきました。そして「痛ーい!やめて!」という声が聞こえてきました。それを聞いて私は胸がどきどきしました。

ご主人が奥さんに暴力をふるっているのだと思ったからです。

ほんの隣でDVがあっているなんて怖くてたまりませんでした。

その後もDVと思われる行為はエスカレートして、夜中までドスンドスンという音や奥さんの悲鳴が聞こえるようになりました。

そうなると隣に住んでいる私たちばかりでなく、小さいアパートですから全体に音や悲鳴が聞こえます。それで、うるさくて眠れないとアパートの住民たちから苦情がでるようになりました。

隣人のDVへの対処法

体験者の対処法

あまりにもひどいので不動産に言って注意してもらいました。その際「私の名前は出さないようにしてください」と念を押しました。

もし「隣の○○さんが、うるさいといっているので静かにしてください」というように言われたら、仕返しされるかもしれないと思ったからです。

それでお願いしたとおり、不動産の方は私の名前は伏せて「アパートの住民から苦情が出ているので静かに生活してください」と注意してくださったようです。

そしたらその後数日間は静かになりました。

しかし一週間もたたないうちにまたDVが始まって、夜中、音や悲鳴がうるさくなってきました。

そのため今度は警察に通報しました。そのころは明らかにDVだとわかっていたので「隣で奥さんがDVを受けているようです」と伝えました。

今回ばかりは警察沙汰になったため夫婦も懲りたようで、結局アパートを出て行きました。こうしてようやくアパートのトラブルも解決したというわけです。

これからもし、またこういうことがあったら、まずは不動産に言って解決してもらおうと思います。それでも解決しなければ今回のように警察に知らせたほうがいいかもしれないと思っています。

隣人のDVへの対処で大切な事

シンプルな解決法でしたが、問題が問題だけにこういうシンプルな解決法が一番良いと思います。

隣人といっても所詮は他人ですから深入りしすぎると自分もトラブルに巻き込まれてしまいます。

アパートという状況においては不動産を挟むという第一選択は絶対に必要です。

あとDVという問題は、隣人という立場で慣れてしまうと分からなくなりますが、立派な犯罪ですので警察に通報する事も躊躇してはいけません。

しかも共同生活の場ですのでみんなの事を考えても必要な事だと思います。

私が昔住んでいたアパートでも似たような事があり、私は直接隣ではなくよくわからない状況だったのですけど、直接の隣人が通報して結局は引っ越していきました。

問題の本質を考えると通報して引っ越して解決というわけではないですが、こういう事を繰り返していればDVをしている本人も変化が出てくるはずです。

大事なのはそれが習慣になっている本人に気付かせてあげる事ですね。

みなさんも近所でも同じような問題が起こっているのならば、自分のためにも、そしてDVを起こしている本人や被害者のためにも通報は積極的に行ってください。

今回の様なアパートの騒音で悩んでいる方は、下記の記事もぜひ参考にしてください。
アパートの隣人がうるさい時の対策を体験談から学ぶ