ダメな上司との付き合い方を学べる素晴らしい体験談

今回紹介するのは、働かずに話ばかりしている上司に困らされた体験談です。

一度話しかけると話が長く、そして肝心の仕事の話が進まないという上司に困らされている方も多いのではないでしょうか。

今回の体験談でもそんな上司にいつも困らされており、報告書の承認をもらうのも一苦労という状態でした。

そんな状況を見事解決した方法を是非ご覧ください。

会社は仕事をしにいくものだから、仕事さえ滞りなく遂行していればいい、基本的に感情の起伏は一定の振り幅で保ちたいと思っています。
しかし、人間だからこその難しさがあります。

例えば、上司の男性。
管理職は管理するものだからと、部下のもとを転々としつつ、端から見ていてもお喋りばかりしています。ご本人曰く、「部下とのコミュニケーション」だそうです。

家族が病気をした、帰省した時に飼い犬が母親を噛んだ、そう言った話を毎回2時間はしていきます。

技術職なので、受けた仕事は最終的に報告書という形で上司の承認印をもらわなければならないのですが、お喋りで2時間潰れると分かっているので、納期対応も大変になります。
そのお喋りの対応をきちんとしないと、途端に機嫌が悪くなり、「納期があるから、承認は明日でいいよな?」などと言い出します。

パワハラに近い感じで、上司のご機嫌次第で業務に支障が出ることもよくありました。

そんな中、上司の話を聞くのが面倒だとかの感情論はさておき、何とか業務を遂行する手はないかと考えました。

周りを観察すると、その上司が唯一報告書を優先して見ている女性が居ました。
その女性は、変な言い方ですが、空気を読まない方でした。

そしてその女性は少し離れた所から、「今日納期なので、報告書すぐ見てください」と大きめの声で話し掛けていました。

「これだ!」と思いました。
お喋り好き、人の目も気にする、そんな上司にサクサク承認させる方法は、ご機嫌を伺うのではなく、「部下が頼んでいるのに、何故すぐ報告書を見てやらないのか?」と他部署の人に思わせること。

これに気付いた時、上司の顔色を伺うのを一切止めました。
大きな声で、笑顔で言い放つことが、実は1番の良策でした。

びくびく気を遣って話し掛けていた時よりも、上司も快く報告書を見てくれるようになりました。

業務が円滑に捗れば、時間的・精神的な余裕も出て来るので、相変わらずの上司のお喋りも平常心で聞けるようになりました。

何年もモヤモヤしていたことでしたが、ひとつ気付いたことにより、すっかり解決してしまいました。

今回の体験談で大事なのは、長年モヤモヤしていた相手への気持ちがスッキリしたという事です。

困った上司は腐るほどいますが、そんな相手こそ振り回されてばかりだと余計にストレスが溜まってしまいます。

相手の気に食わない事を、絶対に自分が正しいと思って責めるのではなく、その程度の相手に相応しい対応をして、自分のストレスを溜まらないようにしなければなりません。

社会では上司だけでなく、不満に思う人物はたくさんいますので、それ全てにイライラしていたのでは、自分の身が持ちません。

その程度なんだとなるべく関わらないようにする。関わらなければならない状況だとしても、相手を程度の低い人間だと思って自分の正しいやり方を突き通す。

小学生を相手にしているような状況と同じですね。ムキになる方がおかしいのです。話が通じないのですから。

ちょっと大げさに書いたかもしれませんが、要はそのぐらいの気持ちでいかなければ自分にストレスが溜まりますので損しますよ。という事ですね。