田舎の近所付き合いの面倒に巻き込まれる前に回避した体験談

今回紹介するのは、田舎のご近所付き合いについてです。

田舎の近所付き合い
田舎の近所付き合い

都会と違って田舎の近所付き合いというものは、びっくりするぐらい深いものです。

そんな田舎の近所付き合いで面倒に巻き込まれてしまうと、距離感が近いだけに面倒の事も大きくなります。

体験談はそんな面倒に巻き込まれるのを回避した内容になっています。田舎の近所付き合いに困惑している方は是非参考にしてください。

近所付き合いに悩まされた体験談

近所のおばあちゃんとの付き合い

私は42歳の時、仕事を退職したのを機に、親元から離れ一人暮らしを始めました。

引っ越して8ヶ月が経った頃、近所に住む80歳の一人暮らし女性と、挨拶を交わすようになり、家の回りの階段のあたりで会った時に、一言二言会話をするようになりました。

自分の身の上話や、今までのことなどを話したりしているうちに、徐々にその人と仲良くなっていきました。

私が、生協で食べるものを買っていることを知ったその女性は、「私も生協のものを頼みたいから一緒に頼んでくれる?」と言ってこられました。

ご近所の方と良い関係を築きたいと思っていた私は、 断る理由も特になく、「いいですよ」と返事をしました。

すると、その女性は私の家に1週間に1度来るようになり、長い時には10時間ぐらい私の家にいて、今まで以上に家族のことや自分の事などいろいろなな話をするようになりました。

その人は、親切な方で、来る度に自分の作った料理などを持ってきてくれるようになりました。

いろんな話の中には、もちろん、同じ近所の方の悪口もありました。「あの人は根性が悪いわ」とか「あの人はうその多い人よ」 など、近所の人の悪口を私に話してくれるのですが、 私はあまり関わり合いになりたくないので、話を聞くだけにして、一緒になって悪口を言わないように気をつけていました。

人の悪口を言うのは女の特徴のようなところがあるので、ある程度は仕方ないと思っていました。

近所付き合いに嫌気がさした出来事

ところが、仲良くなって1年3ヶ月が過ぎた頃、 その人は私に「あなたにも言いたいことはたくさんあるけどあなたが世間知らずだから言わないだけよ」とポロリと本音をもらしました。

それを聞いた私は、やはり少し距離を置いて付き合った方が良いと思うようになりました。

それに加えて、私はその女性が生協で頼んだ商品のお金を預かっていたのですが、 預かったお金は毎回きちんと自分の口座に預け入れなければいけなくて、銀行のATMが近くにないので、お金を預け入れるためだけに、2時間かけて外出をしなくてはならなくなり、不便を感じるようになりました。

そのことを生協の配達員の方に話すと、生協の方は「ご近所の女性にも会員になってもらうよう話す」と言ってくれたので、それが良いと私も思っていました。

ところが、近所の女性は「生協の会員になるのは、絶対に嫌だ」と言って拒み、「今まで通り私と一緒に注文したい」と言ったのです。

私は、それを聞いて、自分が利用されてるような気持ちになり、一気にその女性のことが嫌になりました。

それで、生協はもうやめることにしました。 そのことを近所の女性に話すと、最初はやはり納得がいかないような顔をされていて、 少し怒ったような顔をされていました。

ですが、その時、私は、この人とは距離をとった方が絶対いいと思ったので、「生協は値段が高いからやめたんよ」とやんわり断り、やっと了解してもらいました。

近所付き合いのコツ

体験者の考える近所付き合いのコツ

私がその経験を通して思ったのは、ご近所の方とはやはりあまり親しくなりすぎないようにして、一定の距離を保つのが良いということです。

それと、人の悪口、特に同じ近所の方の悪口は、話を聞くだけにして、絶対に同調して一緒に言わないようにすることが、とても大切だと思います。

一緒になって悪口を言うと その人が他の近所の人に「あの子が○さんの悪口を言ってたよ」と言われてしまうからです。

以上のことを気をつけるようになってから、私はご近所トラブルなく、ご近所の方と良い付き合いができるようになりました。

近所付き合いで大切な事

ご近所付き合いでは、あまり深く関わらず一線を置いて付き合った方が良いとよく言われますがきっとこういうことからそう言われるのでしょうね。

近所付き合いというものは、相手が嫌な人とかではなくとても親切な人だったとしてもトラブルは起こりえます。

隣の家から入ってくる落ち葉に悩む人もいれば、毎日家にやってくる隣人に悩まされる人もいます。

これらは、自分が、そして相手が嫌な人だから起こるトラブルではありません。

結局はそんなことは関係なしで起こり得るからご近所トラブルは大変なんですね。

そんな様々なトラブルを解決するのは大変難しいですが、今回のトラブルは一定の距離を保って付き合う。ただそれだけで解決できそうですね。

仮にそれで隣人のおばあさんが文句を言いだしたとしても、おばあさんは元々そういう人ですので気にしない様にするしか方法はありません。

無駄な事に力を入れるとまたストレスが溜まるだけですので、そこはもう放っておくしかありません。

付き合いが深くなりすぎると急にどんなトラブルに巻き込まれるか分かりませんのでみなさんも是非参考にしてみてください。

今回のような事で悩んでいる方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。
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