夫婦喧嘩が多く離婚を考えたが仲直りすることができた体験談!

今回紹介するのは、旦那との生活に苦痛を感じるぐらい冷え切ってしまった方の体験談です。

夫婦生活は、二人の仲が悪くなっても子供がいるとなかなか簡単にはリセットできません。

家族という枠組みになったわけですから、子供の事を中心に考えて離婚を躊躇している人も多いのではないでしょうか。

そんな生活を我慢するぐらいならもう一度仲よくなれるようにと考えるのはなかなか大変なので、そういう人は少ないのではないでしょうか。

しかし今回の体験談では、そんな状況から再び仲よくなれるように努力したものです。

是非参考にしてみてください。

私たち夫婦は、結婚9年目。子供たちも小学生となり、側からみたら平凡ではありますが、幸せな家族だったと思います。しかし、次第に些細なケンカや意見の違いが増えていきました。子供の為に、離婚はしない。そう決めて耐える日々が続き、主人と二人の時間は苦痛で仕方ないものでした。

このままではいけない。子供の前で円満を装おっても、いずれはバレてしまう。そう思い始めていました。

何が原因と言うわけではなかったように思いますが、すれ違い始めた原因を考えてみたりもしました。結局、これと言った原因はわからないままですが、お互いに自分の事ばかり考え、相手の気持ちになって考える。と言う事をしなくなっていたと言う事と、一緒に過ごしたり、会話したりと言う時間が減っていたと言う事に気付きました。

共働きで、主人は夜勤もあった為すれ違いの生活でした。お互い仕事で疲れている為、ついついイライラしたり、自分だけが頑張っている…と言う気になっていたのです。私から、変わってみよう。ある時そう決心しました。

どんなに仕事で疲れていてもきちんと家事をこなし、疲れて帰宅した主人に笑顔で「お帰りなさい。お疲れさまでした。」と言う。もちろん無理するのは、逆にストレスになる為、出来ない時には素直に謝る。とりあえず、これだけを意識してみたのです。

最初は少し努力も必要でしたが慣れてくると、意外と簡単でした。そして、疲れていても頑張って作った食事を家族が喜んで食べてくれる。そんな何気ない事を喜べる自分になってきました。すると不思議な事に、主人も休みの日には食事を作ってくれたり、私が疲れているだろうからと気遣い、洗い物をしてくれるようになりました。そんな時は、素直に感謝の気持ちを伝えるようにしたのです。

そんな風に少しずつではありますが、夫婦間の空気が変わってきた為、家族でのお出かけもとても楽しくなってきました。会話も増え、最近は何でも話せるようになりました。

夫婦とは、一度気持ちがすれ違ってしまっても、お互いが相手の事を思い、感謝の気持ちを持つ事が出来れば修復は可能なんだと、身を持って実感している最中です。

もちろん、これからも何度となく危機が訪れるかも知れませんが、今の気持ちを忘れずに幸せに暮らしていきたいと願っています。

そして、相手を思い感謝を忘れない。と言う事は、夫婦関係だけではなく、全ての人に対しても当てはまる事なのだと、主人から教えてもらった。そんな気がしています。

夫婦不仲になると相手の事が生理的に無理という錯覚に陥ったりしますが、今回の体験談ではそんな状況からも見事小さなことの積み重ねでまた仲よくなる事ができました。

社会や友人などとの人間関係でも一緒ですが、もう無理だと思っている相手でも初歩的な小さな努力をすることでまた仲よくなれることはよくあります。

離婚を決意しているなら話は別ですが、子供の為に離婚は躊躇しており、どうせこのままの生活が続くのならばこういう努力は必ず必要だと思います。

毎日嫌な思いをして生活するより、お互いの事をもう一度尊重して気楽な生活を取り戻してみてください。