今回紹介するのは、会社での部署異動願いを叶えた体験談です。
異動させられることはよくあっても、異動願いが叶わないと言う人も多いと思います。
今回の体験談では、移動したいと言う気持ちを諦めずに見事異動願いを叶えたものなので、異動したいと思っている方は是非参考にしてください。
異動願いを叶えた方法
工場勤務で入社以来生産技術の仕事をしてきているので、平日の残業は覚悟していましたが休日出勤が多いことはなかなかなれませんでした。
設備を担当していたので平日はラインが稼働しているため、設備の搬入はどうしても休日になるのでカレンダー通り休むことができない業務が続いていました。
独身時代は残業代が多く稼げるので歓迎していましたが、家族を持つと休日に遊びにいくことができないので我慢してもらうしかなかったです。
さらに生産工場は国内にいくつかあるので休日だけではなく、新しいラインを立ち上げるために1か月ぐらい出張することも珍しくなかったです。
ひどい時は半年ほど出張にいくこともありほとんど出向状態になることもありました。この時は夜もなかなか眠れなくなり疲労が抜けにくくなっていました。
ビジネスホテルに滞在していましたが、電話で呼び出されることもあり精神的にも一番きつい状態でした。
この仕事がひと段落したときに、さすがにこれ以上働き続けると体を壊す予感がしたので上司に仕事を変えてくれるように暗に頼んでいましたが音沙汰なしでした。
当時は社内公募というシステムがあり、他に希望する職場があれば上司に知られずに応募することができたので何度もトライしましたが、受かりませんでした。
そこで本来なら許されないのですが、上司の上司である部長に相談したところ、部門内の異動は認めてもらえることになりました。
その時期にローテーション制度が始まっていたこともあり割とすんなり異動できたので助かりました。
新しい職場は試作部門で新製品が設計されると事前にモデルを確認し、ものを作る前に検証する活動が主でしたので他の工場への出張もなく、休日出勤もない職場でしたので体の疲れがすぐに取れてきました。
設備と異なりあまり納期にも追われないので自分のペースでできるところも良かったです。
元の職場では国内だけではなく海外に生産移転したこともあり海外出張や転勤もしているみたいなので正直今の職場に移れてほっとしているところです。
大変な職場ほど異動願いは認めてもらえない事が多いですので、本当に異動願いを叶えたいなら今回のようにちょっと無理をする事も必要かもしれませんね。
無理をしたからといって異動願いが叶うわけではありませんが、やれることは全てやっておきたいですね。