今回紹介するのは、隣人との騒音トラブルについての体験談です。
騒音トラブルは、ご近所トラブルの代表とも言えるものですが、これがなかなかやっかいな問題になっています。
今回の隣人との騒音トラブルでは、体験者はどのような解決法を導き出したのでしょうか?
それではさっそく体験談をご覧下さい。
隣人との騒音トラブル体験談
ご近所トラブルと聞いて思い出すのが、私が以前住んでいたアパートで、隣の部屋に住んでいた隣人との話です。
私の隣には、夜のお仕事をしているであろう男性が住んでいました。
なぜそれが分かるのかというと、生活スタイルや活動時間が全く合わなかったからです。
彼は夕方に家を出て、朝方に帰ってきます。時には夜中に帰ってきて、朝方まで騒いでいる声が聞こえて来たりします。
私も時には深夜に帰ってきたり、朝方から活動したりすることもあるので、時々であれば問題ないと思えるのですが、毎日のようにこの生活を隣でやられてしまうと、とても困ってしまいます。
彼は日常的に、帰ってきた朝方に家事を行います。掃除や洗濯の音が朝の4時とか5時に聞こえてきます。私はまだ寝ている時間なので、これはとても困りました。
その音で何度も起こされましたし、自分の生活リズムを崩されてしまい、体調を崩したこともありました。
しかし、それは相手も同じだったようで、私が朝の7時や8時くらいから洗濯や掃除、部屋の片付けを始めると、「ドンッ」という壁を叩く音が聞こえてくることがありました。
初めは気のせいかとも思ったのですが、また私が音を出し始めると、同じように壁を叩く音が聞こえたので、隣人からの「うるさい」というメッセージだということに気づきました。
私も同じように自分の生活リズムを乱されているのに、どうして自分ばかり言われなきゃいけないのかと、正直思いました。そう思ったのですが、相手は男の人でしたし、少し怖いイメージのある人だったので、こちらからは何も言うことはできませんでした。
壁越しではありますが、一度注意をされてしまうと、こちらが気を使って生活をしなくてはいけないような気になってしまいました。そのため、朝はなるべく音をたてないようにし、家事は夕方以降にするようにしました。
でも、隣人の生活スタイルはなにも変わりません。私ばかりが一方的に気を使いながら生活をしていました。
私が感じるストレスは、前よりもさらにひどくなり、夜も眠れない日が多くなりました。
さすがにこれ以上この生活はできないと思い、引っ越したことで、この問題は解決しましたが、これが持ち家だったらと考えるとゾッとします。
もし家の購入をするときは、近所の人の雰囲気もしっかりと確認してから購入しようと強く思った出来事でした。
こういった体験をされている方も多いのはないでしょうか?
騒音の問題だけではなく、相手からは言われるけど自分は我慢しているという状況は多いと思います。
しかし生活リズムというものは人それぞれですので一概に向こうばかりが悪いとは言えません。
向こうにとっては寝る時間である朝方などに隣から生活音が聞こえてきてそれがストレスになっていたと思います。
向こうは向こうなりにちゃんと働いて帰ってきてからの睡眠なので、それが邪魔されたら大変な思いをしますね。
向こうも最初は夜に生活音を出すのを気にしていたのかもしれません。でも隣も自分が寝る時にはうるさいので、自分も気にしないようにしようとしちゃったのかもしれませね。
そう考えると一度問題が起きてしまうと、問題の方向は解決からはどんどん離れて行ってしまいます。
問題が大きくなる前に、お互いが気を使うことが大事になりますね。
とはいえ、若い人だったりしたらそんな事気にしない人もいるでしょうから、そういった場合には解決は難しくなります。
お互いが生活リズムが正反対だという事を相手に伝える事ができたら少しは解決の方へ向かうかもしれませんね。
自分も相手の生活リズムを尊重して気を付け、相手もそこに気を使いましょう。となればいいですが。
話し合いができれば一番いいですが、話し合いさえも無理な場合には体験者の様に引っ越すという選択しかないかもしれません。
隣人との騒音トラブルに悩んでいる方は参考にしてみてください。