今回は介護職の方の体験談です。
介護職は重労働に加え低賃金、高ストレスと大変な職業ですよね。
もちろん人の役に立つ仕事がしたいと人気の職業ではありますが、悩みも多いと思います。
今回はそんな介護職で働き始めて大きな問題にぶつかってしまった方の体験談です。
介護職でストレスの限界がきた体験談
笑顔が不自然と学生時代から指摘されてきて改善しようと頑張ってきたものの一向に良くなる兆しも見えず、今は意識的にぶっちょう面してしまう始末です。
この特徴が介護士の仕事にとって致命的になると痛感させられたのは、学生時代にどの企業からも採用されずなりふり構わず採用試験を受けたうちの一社が経営している施設に配属された直後のことでした。
もともと介護の現場で働くことを夢見て学校に通っていましたし、必要な資格もいろいろと取得したので即戦力になるだろうと思っていました。
ところが、私の場合は表情が柔らかくないと言う理由で利用者やその家族からクレームが立て続けにきたのです。
たとえば、利用者にとって笑顔で接してもらえないと不安になってしまうと言うことが判明しました。
私としては淡々と必要な作業をこなしてさえいれば介護関係の労働者の義務を果たしているように考えていたのですが、どうやら大間違いだったようです。
それからは意識して柔らかい表情を作ることができるように頑張っていたものの、やはり根っからの特徴は一朝一夕に何とかなるものではありませんでした。
利用者の家族からも、表情から誠意が伝わってこないなどとひどい言葉をかけられたことがあります。
学生時代には優秀な成績だっただけに、社会の厳しさを痛感させられました。
そしていろいろと考えた結果として、私は退職するという決断を下しました。
施設の責任者からは、特に引き止められることはなかったです。
きっと、働き始めたころから私の扱いに困っていたのだろうと思います。
せっかく見つけた仕事を3ヶ月で辞めてしまうのは複雑な気持ちでしたが、合わないことを延々と続けるのは成長につながらないと思い退職願を提出しました。
現在ではアルバイト従業員として倉庫整理の仕事をしているのですが、無理をして笑顔を作らなくても良い点に感謝の念すら抱きます。
これこそが私の天職だったのではないかと感じるほどです。
仕事には向き不向きは必ずあります。もちろん仕事に慣れるまでそれが合ってるのか合っていないのか見極める必要はありますが、今回の場合は確実に合っていないと言えるのではないでしょうか?
愛想というものは多くの仕事で必要になるものですが、介護職に関してはそれがより多く求められるのでしょうね。
確かに家族の目は厳しそうですし、そこに対応する能力は大事そうですよね。
今の仕事が自分には絶対に合っていないと思った時には辞めるという選択肢もアリだとは思います。しかし何でもかんでも合わない辞めるとなってしまうとどんな仕事に就こうがうまく行くはずがありません。
今回の体験談では、倉庫整理の仕事に就きそれが天職だったんじゃないかと思えるほどなので、やっぱり介護職は合っていなかったと言えるでしょうね。
みなさんも仕事が合わないと感じた場合には本当に合わないのかをしっかり考えながら、かつ精神的に病んでしまう前に見極めを大事にしてください。