今回紹介するのは、夫の女友達と仲よくなっても、何一つ良い事は無いと言える話です。
夫にとって女友達をどう感じているかは、女性にとっては分かりようがありませんし、確認のしようもありません。
かといって夫に女友達との関係を断つように言っても、なかなかうまくはいかないと思います。
そんな状況に悩んでいる人に、今回は夫の女友達と仲よくしていた場合にどうなるかについて紹介したいと思います。
今現在は、その女友達と仲よくするなんて考えてもいないかもしれませんが、相手も結婚して家族ぐるみの付き合いをする可能性もあります。
そうなった場合に、今の感情のままでは、うまく行くはずもありませんし、我慢して付き合うのも無理があると思います。
今回は、そんな状況に置かれながら夫の女友達家族と仲よくしていた体験談をもとに、今後の対処法を紹介していきます。
無理して付き合っている方も、付き合うつもりが無い方も、今現在は仲よくしている方も、全ての人に覚えておいてほしい大切な事ですので、是非じっくりとご覧ください。
まずは体験談を紹介しますが、他人の体験談を客観的に見る事によって、今の自分の良い部分も悪い部分も、新らしい見方が出来るようになりますので、体験談も是非じっくりとご覧ください。
女友達と家族ぐるみの付き合いで悩んだ体験談

女友達との関係
私には1つ年上の、女性の友人がいます。
私よりも5年以上早く結婚をして、娘も生まれたということもあってか、彼女は私の妻を格下のように扱っていました。
幼少の頃から仲の良い幼馴染だった彼女に、私はあまり邪険な態度を取りたくはありませんでした。
ですが身重の妻が、彼女の自宅を訪れた際に料理の手伝いを強要されたという話を聞いて、彼女に対する態度を少し変えることにしました。
私に息子が生まれたことをきっかけに、自分と同じように娘と仲良くさせたいと、我が家に何度も訪れたいと言われました。
しかし妻のストレスになることを怖れた私は、彼女の訪問を再三断っていました。
最終的に、一度訪問を許すことにはしたのですが、その際も彼女は時間を気にせず居座り続け、正直少し迷惑だったなと感じてしまいました。
かつては仲が良かったこともあって、私も最初は関係を断つことをしたくはありませんでした。
ですが無意識なのか意識的になのか、姉御風を吹かせて上からものを言う彼女に、私も段々と嫌な気持ちを覚えました。
女友達との関係を考える
最終的に、私は彼女との時間を限りなく少なくすることを選びました。
誘われても、なにかと理由をつけて訪問を断り、妻も息子も会わずに済むように予定を調整しました。
もちろん、彼女からは今も色々と誘いや挨拶が来ます。ですがそれらをすべて受けていては、妻の心が持ちません。
息子の事だけでも手いっぱいになっているうえに、姑のような人が押し掛けて来ては、妻の休む時間が無くなってしまいます。
結局、私の取った解決の手段は、彼女を自分の生活から切り離すという選択でした。
彼女の事を人間として嫌いになったわけでもなく、今までの中の良かった時間が消えてしまったわけでもありません。
いつかお互いに冷静になって、かつてのようにただの友人として話し合える。
そんな日がきっとまた戻ると信じて、今はこちらからは何も要求しないことに決めました。
きっと、相手は良かれと思う好意から、様々な誘いを私に掛けてくれています。
それがわかるからこそ、私は彼女との間に時間を設けることにしたのです。
性別も年齢も関係なく、好意から出た行動というのは、迷惑に思っていてもなかなか相手には伝えられません。
時間がそれを解決してくれるまで、互いに距離を置くこともまた、重要なことなのでしょう。
女友達との付き合い方

女友達との付き合い方
現在も、彼女とは一定の距離を保ったまま過ごしています。
ですがLINEやTwitterのような、直接ではない場でならば交流もしています。
今考えれば、会う回数を減らしていくのに反比例させて、ネット上での繋がりに移行させれば良かったのかも知れません。
どうしてもお祝いなどを贈りたい際には、今なら郵送という手段も難しくはありません。
互いの誕生日などに、簡単なプレゼントを贈り合う。
それだけでも関係性は保たれますし、距離が広がり過ぎることもありません。
良い関係を保ちながら、必要以上には相手には干渉しない。
直接に会っている時間が苦痛となるのであれば、一度関係を変えてみるのも良いかも知れません。
たとえば相手の顔を見るのも苦痛になってしまったのであれば、顔を見ないで話せることは、一種の安心材料とも言えます。
相手を完全に嫌いになってしまう前に、相手の行動すべてが苦手になってしまう前に。
相手との距離の保ち方を工夫してみるのも、新しい解決法になってくれるのかも知れません。
夫と女友達
女性にとって夫の女友達とは、嫉妬を生み、受け入れられてもその関係性に悩み、夫中心の付き合いでしかない、と良い事はひとつもありません。
今現在夫の女友達との関係を不満に思っている人はもちろん、それをはっきりと拒否できない人、そして今現在頑張って付き合っている人すべてにこの事は当てはまります。
仮に本当に仲良く出来ているとしても、夫中心の付き合いである以上、ちょっとしたきっかけで、その関係に大きくヒビが入ってしまう可能性は大いにあります。
あなたが今どんな状況であるにせよ、自分先行の付き合いでない限りは、仲よくなれたとしてもそれが今後ずっと続くという事は考えずらい事です。
一番大切なのは、夫にそれを分かってもらう事です。
今回の体験談で一番参考になるのもこの部分で、いくらあなたが夫の女友達と仲よく慣れたとしても、体験談の様に今後夫婦の関係を脅かす可能性は大いにあります。
今回の体験談では、その重大さを夫が理解してくれることで、問題解決への道を見つける事が出来ました。
しかしそんな夫ばかりでは無いとおもいますので、その場合には夫にそのリスクをしっかりと理解してもらう事が重要になります。
簡単には伝えられない事ですが、女性が考えているよりも男は女性関係というものを軽く考える傾向があります。
その点をあなた自身もしっかりと理解して、夫が決して何となく女友達との関係を続けていくことだけは注意していく必要があります。
今回の体験談でも、奥さん側から特に口うるさくしている訳ではないのに、夫はそれに感づいていました。
実はこの部分が非常に重要なのですが、気に食わないから辞めてという姿勢でいると余計に夫は頑固になってしまいます。
難しいかもしれませんが、不満を前面に出さずに、夫にその不満を気付かせることが非常に有効な手段になります。
今回の問題だけでなく、夫婦関係というもの全般に言えることですが、不満を相手に100%ぶつけるのではなく、相手がそれにやっと気づく程度に不満を表した方が効果的な場合というものが非常に多く存在します。
止めろ止めろと言われれば、それに反抗してしまうのが人間というものです。
あくまで謙虚に低姿勢に、夫に不満を伝える事によって、相手もやっと改善しようという姿勢が出てきます。
この事を参考にして、夫の女友達というものを軽く容認せず、かつさりげなくしっかりと夫に関係断絶を伝えられる様にすることが重要になります。
難しく感じるかもしれませんが、放っておけばなかなか解決できない展開へと発展する可能性もある、非常に重大なもんだいですので、是非これまでの事を参考にして頂き、問題解決への一番の方法を選択できるように心がけてください。