ゴアテックスは宅配クリーニングで頼めるの?
実際にクリーニング店で断られることもあるゴアテックス。
洗濯表記や服の状態によっても変わってきますが、自信をもって受注してくれる店も多く存在します。
大切な一着ならば、より安心感の高い宅配クリーニングを選びたいですよね。
今回の記事では、ゴアテックスの実績が多い店や、高級なダウンでも安心して任せられる宅配クリーニング店を紹介していきます。
- どんな服を頼むのか?
- 何を重視するのか?
これによって頼むべき店も変わってきますので、ぜひあなたに最適な宅配クリーニング店に頼むようにしてください。
ゴアテックスにおすすめの宅配クリーニング
それではさっそくゴアテックスにおすすめの宅配クリーニング店を紹介していきたいと思います。
価格や実績をもとに厳選していますので、あなたの状況に一番合うものを選んでください。
実績重視ならネクシー
出典:https://nexcy.jp/
宅配クリーニングNexcy(ネクシー)ならゴアテックスの実績が多く信頼できます。
HPにもゴアテックスの場合のクリーニング法が記載されており、安心感も高いです。
多くのクリーニング店では、ゴアテックスについての記載もされていませんので、こういった部分も信頼感が大きいポイントです。
安さ重視ならクリーニングパンダ
出典:https://koshiba-cl.com/
ゴアテックスを宅配クリーニングにだしたいけど、できるだけ安い方が良いという人はクリーニングパンダ。
もちろん安さだけではありません。
クリーニングパンダでは、ゴアテックス専用の注文ページが用意されているため、安心して申し込むことができます。
クリーニングパンダの料金 | |
ゴアテックス製品(上or下) | 1,650円 |
ゴアテックス製品(つなぎ) | 2,310円 |
送料 | 2,500円 5,000円以上送料無料 |
お気に入りの一着ならHIRAISHIYA
出典:https://downjacket.pro/
お気に入りの一着や、高級ブランドの服を宅配クリーニングで頼むのならば、HIRAISHIYA一択です。
HIRAISHIYAは高級ダウンクリーニング専門店ですので、お気に入りの一着を丁寧にクリーニングしてくれます。
料金は高めですが、非常に丁寧で満足感の高いサービスです。
通常のクリーニングと異なるHIRAISHIYAのメリットは以下の3つになります。
- 他のクリーニングを圧倒する洗浄力効果
- ふっくらボリューム回復
- 最高品質の撥水加工
この3つのメリットは、お気に入りの一着を長く着続けるために非常に重要なポイントです。
劣化を極力最小限にしたい一着の場合には、HIRAISHIYAの利用をおすすめします。
HIRAISHIYAの料金 | |
ダウンジャケット | 8,250円 |
送料 | 440円~ 東北・関東・信越 送料無料 12,100円以上送料無料 |
ゴアテックスは適切な洗い方が重要
ゴアテックスの特性は、目に見えないレベルのたくさんの気孔が開いていて、これのおかげで、雨など外部からの水の侵入を防ぎながら、内部で溜まった湿気を中に閉じ込めずに、外へ通気する事が出来る点です。
登山などをしていると、次第にアウターの内部で汗が蒸発する事によって湿気で蒸れてきます。
この湿気が体を冷やしてしまう原因になる為、ゴアテックスに使われているゴアテックスメンブレンは撥水性と透湿性を両立させる事で、この問題を解消しています。
ゴアテックスには、いくつかのシリーズがあり、撥水性と透湿性といった基本的な機能を持ちながら、伸縮性を高めたり、耐久性を高めたりというように、機能を追加しています。
ゴアテックスの強みは、寿命が比較的長いという点です。
これは、想定される使い方や手入れをする事によって保たれます。
ゴアテックスの特性を出来るだけ長く保つ為には、ゴアテックス製品の洗濯の仕方が大切です。
適切な洗い方を行う事で、清潔に使い続けながら機能性をあまり失わずに済みます。
ゴアテックスを洗う頻度
ゴアテックス製品を洗う頻度は特に制限があるわけではありませんが、登山などをした後には洗うようにしておくと清潔さを保てます。
この製品の特徴である透湿性や撥水性は、洗濯の頻度で失われるのかという点が気になるところですが、洗わずに放置する事で、皮脂や泥などが付いたままにすると、これが劣化の原因に繋がる恐れがあります。
その為、ゴアテックス製品を洗う頻度は、登山などで使った後には必ず洗うようにしておいた方が、ゴアテックス製品を長持ちさせる事が出来ます。
ゴアテックスの正しい洗い方
ゴアテックスは、通常の洗濯機を使った洗い方で問題がありません。
しかし、気をつけるべき事は、ファスナーや引き手部分やフェイクファー、フード・ポケットに付いている飾り部分の素材が様々な物が使われている事があるので、衣服に付いているタグから洗濯方法を確認しておいた方が良いです。
洗剤の選び方ですが、ゴアテックスは無数の気孔が備わっている構造である為、芳香成分が配合されている洗剤や柔軟剤の使用は控えなければいけません。
これらの成分がゴアテックス製品の撥水性能を弱めてしまう原因になるからです。
また、粉末状の洗剤や固形石鹸も気孔を塞ぐ恐れがあるので、液体状の洗剤を使用するのが望ましいです。
洗濯機で洗う際には、弱アルカリ性の洗剤で標準モードで洗う事が出来ます。
あるいは、防水透湿性素材専用の洗剤が売られているので、このような洗剤を使えば、洗剤の種類で悩む事も無いでしょう。
洗濯機で洗う際に注意した方が良い事は、衣服に付いているファスナーやベルクロで生地や洗濯槽を傷つけてしまう可能性があるので、これらは閉じた状態で洗うようにします。
洗濯用のネットがあるのであれば、そのネットに入れて洗うと良いでしょう。
また、タオルのように絞らないようにしなければいけません。その理由は、絞る事で生地に不要な負荷がかかり、気孔が開いてしまう為に、ゴアテックスの特性が失われるからです。
ゴアテックスの撥水性を維持するケア方法
ゴアテックスの撥水性を保つには、洗濯機で洗い、乾燥機で乾燥するというのが良い方法です。
洗濯機でゴアテックス製品を洗ったら、吊干しや乾燥機の温風で乾燥させます。
乾燥してきたら、更に20分ほど乾燥機に入れると、ゴアテックスの耐久撥水加工が回復し、撥水性と耐久性を保てます。
乾燥機が無い場合は、乾燥したウェアに当て布を置いて、その上からスチームを使わずに低温でアイロンをかけていきます。
耐久撥水加工は、適切な温度で乾燥させていく事で機能を回復させる事が出来ますが、次第に機能を失ってくる事があります。
その時には、スプレー式の撥水加工剤やウォッシュイン式の撥水加工剤で加工し直す事で機能を取り戻す事が可能です。
ゴアテックスの正しい保管方法
ゴアテックスの機能を保持させるには、保管方法も大切です。
ゴアテックスのウェアは、風通しの良い乾燥した場所に保管します。
また、直射日光が当たる場所は避けます。
太陽の紫外線が生地を傷めてしまう原因になる為であり、更に退色の原因にもなります。
出来るだけ元の風合いや色合い、特性を保持させたいのであれば、直射日光による紫外線は避けなければいけません。
ゴアテックス製品には、ゴムなどの素材が使われている飾りなどがあります。
高温になる場所に保管をすると、これらの素材が劣化する原因になるので、結果的にウェアの使い勝手が失われてしまう事に繋がります。
ゴアテックス部分だけでなく、飾りの部分についても気にする必要があります。
しばらくウェアを使わないのであれば、クローゼットに入れておく事になります。
この時に注意する事は、クローゼット内に湿気が溜まらないようにしなければいけないという事です。
湿気を防止するには、乾燥剤を入れておくと良いです。
クローゼットに収納する時は、ウェアをハンガーにかけておきます。
クリーニングを利用するメリット
ゴアテックス製品は家庭で洗う事が出来ますが、洗い方を迷ってしまう事があったり、間違った方法で洗濯や収納をしてしまったりする事もあります。
そこで、確実に機能性を保持しながら、適切に洗濯するには、クリーニングを利用するのが便利です。
クリーニング店では、様々な素材の衣服の洗濯を実施している為、洗濯のノウハウが豊富です。
クリーニングサービスを使うメリットは、ゴアテックスのウェアに適切な方法で洗濯を行ってくれるので、安心して任せられる点です。
家で間違った方法で洗ってしまって、ウェアを台無しにするよりも、リスクを大幅に軽減出来る点でもクリーニング店でクリーニングをしてもらうのは、良い選択肢と言えます。
クリーニングサービスは、ゴアテックスの素材だけでなく、飾りに使われている素材についても考慮したクリーニングが行われます。
こういった細やかなケアは、家ではなかなか出来ません。
しっかりと汚れを落として、機能性を保つ為にもクリーニングの活用は有効です。