ゴアテックスは宅配クリーニングと自宅で洗濯するのどっちがいい?

ゴアテックスは宅配クリーニングに頼むのと、自宅で洗濯するのどっちがいいのか?

結論から言うならば、どちらも必要です。

 

日常的に自宅で洗濯しながら、最低でも1シーズンに1回は宅配クリーニングに頼むのが理想です。

 

そこで今回の記事では、以下の2つのポイントについて詳しく解説していきたいと思います。

  • ゴアテックスにおすすめの宅配クリーニング
  • 自宅でゴアテックスを洗う方法

この2つのポイントをしっかり把握しておかなければ、大切なゴアテックスが着られなくなる可能性もあります。

 

適切なケア方法をしっかり把握して、長く着続けられるようにしてください。

ゴアテックスは洗濯やクリーニングすることが非常に重要

ゴアテックスに施されている撥水加工は、生地の表面張力を下げることで水を弾くものです。

生地の一番外側に、非常に薄く耐久性の高い加工がされています。

 

撥水加工が良い状態であれば、生地についた水は丸い水滴となって転がり落ちます。

しかし、耐久性の高いゴアテックスでも、撥水加工が摩耗したり汚れがついたりすると、撥水機能が低下してしまいます。

水が水滴にならずに生地に浸透し、冷たく湿ったように感じることもあります。

 

摩耗したり汚れが付いても、ほとんどの場合は加工自体は生地に残っています。

そのため、洗濯で汚れを落としたり乾燥させたりするなどの定期的なお手入れをすることにより、撥水性を回復させ、機能を最大限に発揮することが可能です。

 

ゴアテックスは耐久性の高い製品ですが、さらに長く快適な状態で使うためには、適切なお手入れが必要なのです。

それは、使う人の満足感を上げるだけでなく、地球環境のライフサイクル負荷を低減させることにもつながります。

クリーニングのメリット

ゴアテックスを洗わずに使っていると、透湿性能や撥水性能が落ちてウエア内部が蒸れたり水が染み込んでしまうことがあります。

撥水機能が低下したウエアで山登りをすることは危険です。

生地の表面が濡れたり、内部が汗で蒸れたりすると、低体温症になる恐れがあります。

 

一方、きちんと汚れを落として撥水機能が回復しているゴアテックスであれば、表面が濡れることも内部が蒸れることもなく、安全に登山をすることができます。

 

命を守るのに重要なウエアが最大限の機能を発揮するために、自宅で洗濯するだけでなく、クリーニングに出すことが大切です。

 

今回紹介したように、ゴアテックスが汚れても洗濯機で洗うことができます。

しかし、家庭の洗濯機や洗剤では落としきれない汚れが、どうしても蓄積していきます。

クリーニングであれば、特殊素材の繊維の隙間までしっかりと汚れを落とすことが可能です。

また、クリーニングでは、ポケットの中などにもしっかり温風を当てることができます。

素材に適した温度で長時間熱を加えることができるので、自分でアイロンをかけたり乾燥機にかけるよりも、より撥水機能を回復させることが可能になります。

ゴアテックスにおすすめの宅配クリーニング

それではさっそくゴアテックスにおすすめの宅配クリーニング店を紹介していきたいと思います。

価格や実績をもとに厳選していますので、あなたの状況に一番合うものを選んでください。

実績重視ならネクシー

ゴアテックスの宅配クリーニングならNexcy

出典:https://nexcy.jp/

宅配クリーニングNexcy(ネクシー)ならゴアテックスの実績が多く信頼できます。

HPにもゴアテックスの場合のクリーニング法が記載されており、安心感も高いです。

多くのクリーニング店では、ゴアテックスについての記載もされていませんので、こういった部分も信頼感が大きいポイントです。

ゴアテックスの実績多数
\ 経験豊富な宅配クリーニング /

Nexcy公式サイト

安さ重視ならクリーニングパンダ

クリーニングパンダ

出典:https://koshiba-cl.com/

ゴアテックスを宅配クリーニングにだしたいけど、できるだけ安い方が良いという人はクリーニングパンダ。

もちろん安さだけではありません。

クリーニングパンダでは、ゴアテックス専用の注文ページが用意されているため、安心して申し込むことができます。

クリーニングパンダの料金
ゴアテックス製品(上or下)1,650円
ゴアテックス製品(つなぎ)2,310円
送料2,500円

5,000円以上送料無料

無料会員登録で
1500円分のポイントゲット!

クリーニングパンダ公式サイト

お気に入りの一着ならHIRAISHIYA

ダウンクリーニングHIRAISHIYA

出典:https://downjacket.pro/

お気に入りの一着や、高級ブランドの服を宅配クリーニングで頼むのならば、HIRAISHIYA一択です。

HIRAISHIYAは高級ダウンクリーニング専門店ですので、お気に入りの一着を丁寧にクリーニングしてくれます。

料金は高めですが、非常に丁寧で満足感の高いサービスです。

 

通常のクリーニングと異なるHIRAISHIYAのメリットは以下の3つになります。

  • 他のクリーニングを圧倒する洗浄力効果
  • ふっくらボリューム回復
  • 最高品質の撥水加工

この3つのメリットは、お気に入りの一着を長く着続けるために非常に重要なポイントです。

劣化を極力最小限にしたい一着の場合には、HIRAISHIYAの利用をおすすめします。

HIRAISHIYAの料金
ダウンジャケット8,250円
送料440円~

東北・関東・信越 送料無料

12,100円以上送料無料

高級ダウン専門店
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ゴアテックスを洗う適切な頻度

ゴアテックスの撥水加工は、永久に続くものではありません。

摩耗に加え、汚れや洗剤、防虫剤などが付着することにより撥水性が低下します。

撥水性を回復させ、長く快適に使い続けるために、ほとんどの場合は家庭で洗濯することができます。

汚れやキャンプファイヤーの煙、調理臭などの付着物を取り除くため、頻繁に洗った方が良いです。

また、汗を多くかいた時、撥水効果が落ちてきた時、着用するシーズンが終わった時にも洗濯しましょう。

適度な頻度で正しいお手入れができれば、ゴアテックスを長持ちさせることができます。

ゴアテックス自宅での洗い方

まず、製品に付いている洗濯表示や注意事項を確認し、内容に従うようにします。

ファスナーを開けたまま洗ってしまうと素材を痛めてしまったり、ファスナーが壊れてしまうこともあるので、すべてのファスナーとポケットを閉じます。

緩んだフラップやストラップもしっかりと留めます。

洗剤は、特別なものは必要なく、衣料用液体洗剤を少なめに使用します。

粉末洗剤は溶け残りが出ることがあるので避けます。

石鹸も、化学反応により新たな汚れができてしまうことがあるので、使用できません。

柔軟剤入りの洗剤も避けます。

柔軟剤によって防水と透湿性の効果が落ちてしまうからです。

また、漂白剤やシミ抜き剤も使用できません。

ネットに入れ、洗濯機で洗濯します。

40℃以下のぬるま湯で洗うことで、汚れが落ちやすくなります。

洗濯機に水温調整機能が付いている場合は利用すると良いです。

洗剤を生地に残さないように、2回以上しっかりとすすぎを行い、短い時間で軽く脱水をします。

撥水加工のケア方法

洗って十分にすすいだ後、軽く脱水をしたら、日陰の吊干しで乾かします。

生地の撥水性が落ちてきている場合は、洗濯・乾燥後に熱を加えることで撥水性が回復します。

乾燥機を使う場合は、完全に乾いた後に20分ほど温風乾燥をします。

撥水加工が落ちてしまうことがあるので、濡れた状態で乾燥機にかけることはできません。

アイロンをかけることでも、撥水加工がされた素材が復活します。

自然乾燥した後、必ず当て布をしてアイロンをかけます。温度は低温です。

スチームは使いません。

ゴアテックスの正しい保管方法

しばらく使わない時は、洗濯で汚れを落とし、乾燥させたきれいな状態で保管します。

汚れがついたまま保管すると、撥水性や透湿性が落ちてしまうことがあります。

 

ウェアを購入すると、スタッフバッグが付属している場合がありますが、スタッフバッグは山などに持っていく際にコンパクトにまとめるためのものです。

長く入れておくと折りジワなどから生地が傷んだり、ファスナーなどが変形してしまうことがあるので、保管の際には使用しないようにしましょう。

ハンガーに吊り下げるか、軽く畳んだ状態にします。

生地を痛めたり退色する原因にもなるので、直射日光が当たる場所での保管は避けます。

直射日光が当たらなくても、車のトランクなどの高温になる場所も不適切です。

撥水加工の劣化につながったり、ゴムや部品類が痛むことがあるからです。

最適なのは、湿気がこもらず風通しの良い場所です。

湿気が多い場所はカビが発生することもあるので、クローゼットの中にしまう場合は、防虫剤や乾燥剤を入れておくと良いです。

ゴアテックスは宅配クリーニングか洗濯か?まとめ

このようにゴアテックスは、こまめに洗濯しながら定期的にクリーニングしてもらうのが最適なケア方法です。

お気に入りの一着ならばなおさら適度にクリーニングを頼むようにしましょう。

 

意外と料金も高くありませんので、定期的に宅配クリーニングを利用するのも全然アリです。

さぼってしまうと性能や耐久性が落ちてしまいますので、必ずケアする意識を持ち続けてください。