アパートの隣人がうるさい時の対策を体験談から学ぶ

今回紹介するのは、アパートの隣人がうるさい事で悩まされた体験談です。

アパートというのは共同生活の場ですから、隣人がうるさいと非常にストレスになってしまいます。

かといって直接苦情を言ったりすると、トラブルに発展する可能性もありますので、容易には行動できません。

今回はそんなアパートでの騒音問題について、体験談をもとに考えていきたいと思います。

体験談でも、いろいろな対策をしていますので、まずは体験談をご覧ください。

アパートの隣人に悩まされた体験談

集合住宅では居室が接しているので、時に音に関して不快な思いを受けてしまうことがあります。

何年か前にはニュースで大きな音を外に向けて長時間流し続けるといった、常識的には考えられない行動をとる人の存在を知らされたこともあります。

今、私は隣の住人の騒音が悩みのタネになっています。
私か先方かどちらかが不在ならその間は問題ないのですが、私が在宅中にしばしば隣の音に困らせられてしまうことがあるのです。

大きな音を自分の所で発生させ続けている当の本人は何故平気なのか不思議です。
騒音を出す人は常識の枠にはまらないということを私は実際に感じています。

私の住んでいるアパートは1フロアーに2室の建物と3室の建物の組み合わせで、私は1フロアー2室の方に住まわせてもらっています。
隣の住人は外見だけで判断すると日本人ではないように見受けられる人物です。

さて、音というのがどういうものかというと目立つものとして2つあります。

1つ目は玄関ドアの開閉です。
ドアを何回も力一杯に打ち付けるようにして閉めるのです。
その度に大きな音が鳴ります。

普通に閉めればそうそう大きな音は鳴りません。
それを、全力を使っているかのように、しかも2~3回連続して閉めては戻しまた閉めるを繰り返すのです。

出かける時も帰宅した時も同じです。
どういった仕事をなさっているかはわかりませんが、夜23時から翌1時くらいに戻ってくることが多いようです。

ちょっとこちらがウトウトしているとか、テレビなどを見てリラックスしている時間帯に急にバン!バン!と音が響いてきます。

2つ目は細かい振動を伴う音です。
何が原因なのかはっきりとはわかりませんが、脱水機ががたついて回っているような、船の機関部のような、そんな音が聞こえ、振動を感じることがあります。

朝の6時くらいにそれがあることが多いのです。
器具を使用して人力で出しているのではなく、機械によるものと思われます。
1時間くらいずっと継続することがあります。

ここまでのこと、信じられないとか、作り話だとか、そう思われるかも知れません。
たしかに、私自身も信じられないのです。

音なり振動なり、その発生源となっている当の本人の方が私よりも大きい音・振動を感じているはずです。

これを毎日出しているのに何もダメージを受けていないのかと、驚くというか本当に信じられないのです。

もう少しその人について書きます。
その人のポストはいつも一杯で、オーバーフローしてチラシなりが外に飛び出してることがあります。

たまに本人なのか誰かわかりませんが空っぽになることがありますが、外に面したポストの為にチラシ入れも頻繁に行われていてすぐに満杯になります。

また、こんなこともありました。
ある時私がアパートに帰るとその人が部屋に入ろうとしていました。

私に気付いてちょっと慌てた感じに見えましたが、その次の動作に「え?!」と思ったのです。

ちょうど横方向から見えているので、部屋の中はもちろん視認できないのですが、玄関内側に1歩踏み入れた足が明らかに着地していない高さにある段階で2歩目の動作が起こりました。

つまり、玄関の地上レベルに何か置いてあるのです。
そこに1歩目の足を乗せてから玄関へと入っていったのです。

偏った見方かも知れませんが、中はいわゆる「ゴミ屋敷」状態なのかなと、そう思ってしまいました。

この隣人のことについてはもちろんアパートの管理会社に相談しました。

管理会社の対応としては、相談後すぐにこのような苦情が住人から寄せられたので注意してくださいといった内容の文書を全戸に配布するというものです。

それを2回程やっていただきましたが、改善することはありません。

1回目に相談した時から退去させてほしいという意思表示を私はあらわしてはいました。

とうとう3回目に何とかならないのかと連絡しましたが、管理会社としては注意を促すことはしても住人同士のトラブルは当人同士で解決してもらいたいということでした。

文字がたくさん書いてある文書が全戸配布されました。
その文書に書いてあることを私は、管理会社は、注意喚起はするが、住人同士のことは住人同士で、あとは法的に解決していただきたい、そう解釈しています。

法的手段に出るというのが解決方法の1つでしょうが、私は踏み切れません。

何故なら、仮に裁判とかになって私が勝利を得たとしても、身体的に深刻なダメージを受けることは御免だからです。

個人的攻撃を受けて取り返しのつかない状態に陥ってしまえば、私が平穏に生活する権利を第三者が公的に認めたとしてもそんなのは意味がありません。

逆恨みは常識外ですが、悪い結果を受ければ常識外だとかそんな考えなんて価値は無いのです。
何せ隣にいる人間が相手ですから。

私でなくとも大多数の人が、この隣人は異常だと思える環境で生活していると思うはずです。
それをずっと続けているのは、もう常識の枠にははめられない人なのです。

私は隣人とできるだけ出くわさないようにしています。
通路で会っても、会釈程度はします。

さわらぬ神に祟りなしで過ごしています。
できれば管理会社が強権発動して隣人を退去に導いてほしかったのですが、そんな考えは甘かったようです。

私には引っ越す術がありますが、それも悔しいなと思います。
どうして迷惑を受けている私の方が引っ越さなければいけないのか、そういうことです。

家賃がとても格安なので何とか住み続けたいのですが、そんな格安の住居だからこういう事態に遭遇するのかなとも思っています。

高架下に住んでいるようなものと思って諦めるか、新しい住まい、それも問題ない隣人のいる住まいへと移るしかないようです。

体験談では、結局完全な対策というのは出来ていませんでしたね。

この問題もそうですが、社会には、完全には対策する事ができない問題というものが、多く存在します。

では、このアパートの隣人の騒音問題は、何も出来る事がないかと言えば、そういうわけではありません。

体験談の中でも書かれていましたが、管理会社にまず言うというのは、非常に重要なことになります。

そして、この騒音に対して他の住人がどう感じているか、というのも知ることが大事になります。

自分だけでなく、他の住人もその部屋をうるさいと感じているならば、その意見もまとめて管理会社に伝える事が大事になります。

そして体験談の様に、管理会社がそれでも動かないというならば、管理責任を問うという形で文章を提出すると効果的です。

管理会社にはもちろん管理する事が仕事ですので、その責任を追及するわけです。

管理会社も大事にはしたくないはずですので、ここまですれば大半は動いてくれるはずです。

そしてそれでも管理会社が動いてくれない場合についてですが、これは残念ながらどうしようもありません。

我慢できないならば引っ越すしかないいう事ですね。それだけストレスが溜まる場所ならば、引っ越した方が絶対に良い生活が送れます。

現在は敷金なども、借りる側としては以前よりずいぶん良くなっていますので、思い切って引っ越しを考える事も必要なことではないでしょうか。